- 日本での対応エリア
- 実質料金
- 速度制限の有無
- データ容量
- 海外での対応エリア・速度
- 持ち運びのしやすさ

Contents
海外利用できるポケットWiFiを選ぶときの6つのポイント

海外でも利用できるポケットWiFiを選ぶには、6つのポイントに着目しましょう!
- 日本での対応エリア
- 実質料金
- 速度制限の有無
- データ容量
- 海外での対応エリア・速度
- 持ち運びのしやすさ
具体的に説明していきます。
【海外利用できるポケットWiFiの選び方1】
日本での対応エリア
海外利用ができるポケットWiFiでも、日本で使うことの方が多いですよね。そのため、最初に確認すべきなのは、日本での対応エリアです。
契約回線によって通信できるエリアは異なります。そのため、最初に見るべきなのは幅広いエリアに対応している回線を使っているかどうかです。
悩む方は、クラウドSIMを使っているものが良いでしょう。クラウドSIMは、複数の回線からそのときに最も繋がりやすい業者を自動で選んでくれる仕組みをもったもの。いろいろな通信業者の電波を一台で使えるので、非常に繋がりやすくなっています。


【海外利用できるポケットWiFiの選び方2】実質料金
料金もしっかり比較しましょう。海外利用料金は、日割りになっていたりあらかじめオプション選択しなければならなかったりと、会社ごとに仕組みが異なります。
また、日本国内での利用料金、海外利用の料金だけ見るのでは不十分です。
- 端末料金や事務手数料
- 初期費用
- 解約料の有無
といった隠れた費用も比較して、契約期間全体で安く収まるものを選ぶのがおすすめです。
【海外利用できるポケットWiFiの選び方3】
速度制限の有無
速度と速度制限の有無も確認すべきポイント。制限のきつさには会社によって差があります。
少しでも制限のゆるいものを選べばそもそも引っかからなかったり、速度が遅くなっているのがほとんど気にならないことも。使いやすい環境を保つために、ぜひ先に条件を確認しましょう。
注意したいのが、無制限プランでも短期の速度制限を設けているものがあること。よくある速度制限の条件は以下のとおりです。
- 月間容量を使い切った
- 直近3日で10GB以上通信した
- 1日の制限容量を使い切った
無制限プランといいながら、1日あたりの制限容量があったり、短期での利用量の上限を設けたりしていることもあります。また、利用者が多すぎて速度がでていないポケットWiFiもあるので、口コミもチェックするようにしましょう。
【海外利用できるポケットWiFiの選び方4】データ容量
1ヶ月で利用するデータ容量も考えましょう。
使用量がわからないからと言って、とりあえず無制限プランにするのは考えもの。というのも、「大容量プランに加入しているのにも関わらず、実際の使用量は少ない」という方が多いからです。
また、海外プラン利用時の制限容量にも差があります。
- 1日500MBまで
- 1GBまで高速通信、それ以上は低速利用可
ものによって大きく条件が異なるので、しっかり確認しましょう。

【海外利用できるポケットWiFiの選び方5】
海外での対応エリア・速度
ポケットWiFiにより、対応している国は異なります。出張などでよく行く国が決まっている場合は問題ありませんが、不特定の場合は対応エリアの多いものを選びましょう。
また、高速通信できる容量がかなり小さく、すぐ制限にかかるものもあります。
海外での利用方法を考えた上で、自分にあったものを選んでください。
【海外利用できるポケットWiFiの選び方6】
持ち運びのしやすさ
海外に持っていくポケットWiFiは小さくて軽いものがいいですね。
特に、ポケットWiFiは機内持ち込みしなければいけないので、軽さが重要です。持ち物の重量制限があるからこそ、しっかりこだわりましょう。
海外利用におすすめのポケットWiFi5選

それでは、海外利用におすすめのポケットWiFiを5つ厳選して紹介します。
- FUJI Wifi
- Y!mobile
- ZEUS WiFi
- どんなときもWiFi
- めっちゃWiFI
海外での利便性に加え、日本でも使いやすいものを選びました。ぜひあなたにピッタリのものを探してみてください。
【日本での利用を重視したい方向け】FUJI Wifi

対応国 | 世界93ヵ国 |
海外利用料金 | 1日500MB:980円(税別) |
日本での利用料金 | 1,980円〜 |
短期速度制限 | なし |
回線 | トリプルキャリア |
基本的に日本で利用したいけど、年一回の海外旅行で自分のポケットWiFiを持っていきたいな…という希望を叶えるのがFUJI Wifi。
プランが多く、25GBならば月額1,980円(おまとめ払い利用時)から利用できます。また、契約期間の縛りがないため、いつでも解約できるところも魅力です。
最近、長期契約を結んだあとに利用者が増えて、繋がらなくなった……というプロバイダが増えています。そのため、長期契約をしないでよいのはかなり大きなメリット。回線自体もトリプルキャリア対応なので、どこでも繋がりやすくなっています。
デメリットは、海外利用できる容量が少ないこと。とはいえ、レストランを探したりMAPを見る分には問題ありません。旅先でYouTubeをみたり、仕事のデータをやり取りしたりする場合は心許ないので、ホテルのものを使うようにしましょう。
【海外利用がとにかく安い】Y!mobile

対応国 | 世界100ヵ国 |
海外利用料金 | 1日90円(免税) |
日本での利用料金 | 3,980円 |
短期速度制限 | なし |
回線 | Softbank |
海外に行く機会が多い方なら、なんといってもY!mobileがお得。なんと、1日あたり90円で海外利用できるようになってしまいます。ここまで安く使えるところは他にありません。
しかも、海外でも月7GBまで使えます。毎月3〜5日ほど出張に行く方であれば、ちょうどよい容量ですよね!
難点は、日本での利用料金が高いこと。月間7GBしか使えず3,980円かかるので、ヘビーユーザーには向きません。動画はほとんどみない方で、海外に行く機会が多いのであればイチオシです。
【必要な分だけ課金できるのでムダがない】ZEUS WiFi

対応国 | 世界106ヵ国 |
海外利用料金 | 300MB:161円〜(免税) |
日本での利用料金 | 2,980円〜 |
短期速度制限 | なし |
回線 | トリプルキャリア |
海外に旅行も出張もするので、毎回必要なデータ容量も違うという方におすすめなのがZEUS WiFi。ポケットWiFiには珍しく、海外プランが充実しているのが特徴です。
1日300MB使えるプランから30日3GBまで選べるので、海外では現地のSIMカードを買っていた方も納得できるでしょう。データを使い切っても追加購入できるので、現地で困ることがありません。
容量無制限で2,980円〜とお安めですが、途中で料金が値上がりするので要注意。7ヶ月目からは3,280円になり、更新月以外の解約では違約金がかかります。
長く使う予定で、海外でもフレキシブルに利用したいならZEUS WiFiにしておけば後悔しないでしょう。
【今後の復活に期待】どんなときもWiFi

対応国 | 世界140ヵ国 |
海外利用料金 | 1GB:1,280円〜(非課税) |
日本での利用料金 | 3,480円〜 |
短期速度制限 | なし |
回線 | トリプルキャリア |
トリプルキャリアのさきがけになったどんなときもWiFi。クラウドSIMが少なかった頃にキャンペーンを実施し、かなり話題になりました。
対応国が多いので、いろいろな国に旅行に行く方にぴったりです。海外でも1日1GB使えるので、観光名所の写真をリアルタイムでInstagramにあげても大丈夫!
今まではイチオシのポケットWiFiでしたが、ユーザーが増えすぎてつながらなくなってしまい、現在は新規申込みを止めています。回線は対策中のようなので、今後に期待の会社です。
【他社を意識した安価な料金体系】めっちゃWiFi

対応国 | 世界100ヵ国以上 |
海外利用料金 | 1GB:850円〜(非課税) |
日本での利用料金 | 3,480円〜 |
短期速度制限 | なし |
回線 | トリプルキャリア |
めっちゃWiFiも世界100か国以上で使えるポケットWiFiです。めっちゃWiFiは他社を意識した料金体系になっており、海外で1GB利用できるなかでは安めになっています。
リリースしてから接続に関する評判も上々。ただし、2020年6月現在、時間帯によっては接続がやや不安定になっているという情報も。今後も要チェックで、再度回線が安定したら一押しできるプロバイダです。
海外利用できるポケットWiFiのメリット

海外利用もできるポケットWiFiを選ぶメリットを紹介します。旅行用にポケットWiFiをレンタルするのに比べたよい点は、大きく分けると3つ。
- 使った日だけ支払えばいい
- いつもの端末を使える
- 国際ローミングより安い
順番に解説します。
【海外利用できるポケットWiFiのメリット1】
使った日だけ支払えばいい
レンタルWiFiは、海外で使用していない日も関係なく料金が請求されます。一方で、普段契約しているポケットWiFiを海外で利用する場合、実際に接続した日数だけしか支払う必要がありません。
滞在国によっては、カフェやレストランのWiFiが充実していて、ポケットWiFiを使わなくて済むこともあります。
「空港からホテルの移動日だけ利用したい」「ホテルの電波が悪かったときのために一応持っていこうかな」という方は、利用日だけ支払いできるポケットWiFiが便利です。
【海外利用できるポケットWiFiのメリット2】
いつもの端末を使える
海外利用できるタイプのポケットWiFiは、慣れている端末をそのまま使えるメリットもあります。
普段使っていない端末を持っていき、接続不良になると焦りますよね。その場に電波がなければ、対策を調べることもできません。
いつもどおりのものであれば、特に困ることなく使えます。
【海外利用できるポケットWiFiのメリット3】
国際ローミングより安い
ポケットWiFiの海外利用プランを使えば、国際ローミングより安く使えることが多いです。
海外で携帯電話を通信するならば「国際ローミング」を使うこともできます。国際ローミングはSIMを入れ替えなくてよいため、普段のケータイを持っていくだけで海外通信できるのが魅力。一方で、高額請求になりがちです。
携帯電話の定額プランは、ほとんどの場合、海外利用には使えません。別料金扱いになり、使った分だけ請求されるため、割高です。
ポケットWiFiの海外利用プランならば、国際ローミングより利用できる容量が多く、料金も安めなので安心できますね。
なお国際ローミングのやり方はこちらの記事で詳しく解説しています。

ポケットWiFiを海外利用するときの4つの注意点

普段のポケットWiFiを海外利用するときは、4つの点に気をつけましょう。
- 非対応の国もある
- つかわないときは電源を切る
- 海外での使用容量を確認する
- ポケットWiFiは機内持ち込みする
【海外利用の注意点1】非対応の国もある
ポケットWiFiはすべての国に対応しているわけではありません。会社ごとに対応国が異なるので、事前に確認しましょう。
行ってからつながらず、焦るのを防げます。
【海外利用の注意点2】つかわないときは電源を切る
ポケットWiFiを使わないときは電源を切っておきましょう。電池切れはもちろん、バックグラウンドでアプリが更新されるのを防げます。
また、陸路で国境をまたぐ場合は要注意。利用した国ごとに料金がかかるプランもあるからです。特にヨーロッパのシェンゲン協定国内は入国審査なしで移動できるので、やりがちな失敗。
たとえば、オーストリアのウィーンからハンガリーのブダペストに移動するときでは、一瞬スロバキアに入るルートもあります。ここで電波を繋ぎっぱなしにすると、1日で3か国分の料金が請求されるケースも。
電波が必要ないときは、電源を切っておく方が安心ですね。
【海外利用の注意点3】海外での使用容量を確認する
海外に持っていく前に、かならず容量確認をしましょう。日本では無制限プランでも、海外利用は制限がついているからです。
会社によって異なりますが、利用できるのは500MB〜1GB程度。油断して映画のダウンロードや動画視聴をするとすぐに使い切ってしまいます。
「移動中に使いすぎて、レストランを探したいのに電波がない…」なんて失敗をしないように、改めて制限を確認しておくことをおすすめします。
【海外利用の注意点4】ポケットWiFiは機内持ち込みする
海外にポケットWiFiを持っていくときは、機内持ち込みして下さい。
預け入れ荷物にいれてしまうと、破損する可能性があります。また、万が一ロストバゲージしたときに、ポケットWiFiがなくなるリスクも出てきますね。
なお、ポケットWiFiは持ち込みできますが、機内では使えません。機内でネットを使う方法は、別記事で解説しています。

海外利用できるポケットWiFiを選ぶべき人は?

ここまで、海外でも利用できるポケットWiFiの特徴や注意点を紹介しました。ズバリ、使うべきなのは下記のどれかに当てはまる人です。
- 一回の滞在期間が短い
- 英語に自信がない
- 現地で使わない日もある
- 普段のポケットWiFiを使いたい
一回の滞在期間が2週間をこえる長期の場合は、現地でSIMを契約したほうが安上がり。ただし、短期滞在者や、英語に自信がなくて不安がある方はポケットWiFiのほうが便利です。
また、レンタルWiFIとの違いは、利用しなかった日に料金を支払う必要がないこと。特にWiFiが充実している国に行く場合は非常に便利です。
主要地域のWiFi情報は、下記の記事でそれぞれまとめたのでぜひ参考にしてください!








