旅行や仕事、留学でヨーロッパを訪れる方も多いのではないでしょうか?その際気になるのが、ネット環境ですよね。
写真や動画をSNSにアップしたい、仕事で必要なデータを送受信したいと思ったときにネットに接続できないと困ります。
- ヨーロッパのWiFi事情
- ヨーロッパに持っていくポケットWiFiの選び方
- ヨーロッパでポケットWiFiを使うときの注意事項
- オススメのレンタルポケットWiFi
Contents
ヨーロッパのWiFi事情
ヨーロッパを訪れたことがない方だと、どのようにネットに接続するのが適切なのか分からないですよね。まずはヨーロッパのWiFi事情がどうなっているのかを解説します。
ヨーロッパのWiFi事情は以下の4点を抑えておけばOKです。
- カフェや商業施設にはFreeWiFiがある!街歩きはポケットWIFiがベスト
- 国ごとにWiFiの整備度合いが異なる
- ポケットWiFiは国をまたいで使えるものが多い
- 現地のプリペイドSIMは国をまたぐと使えないものがある
1.カフェや商業施設にはFreeWIFIあり!街歩きはポケットWiFiがベスト
ヨーロッパはカフェや商業施設などにはFreeWiFiが設置されていて使いやすいです。FreeWiFiとは無料でWiFiを利用できるスポットのこと。
国によっては日本よりも多くのWiFiスポットが設置されています。出先でちょっと調べ物をしたい場合などで困ることはないでしょう。
ただし、あくまでFreeWiFiが利用できるエリア内であれば困らないという話。街を歩きながらネットを使用することは難しいです。マップを見ながら観光したい方も多いですよね。
もしエリアにかかわらずネットを利用したいのであれば、ポケットWiFIがオススメです。ポケットWiFiを使用すればいつでもどこでもネットに接続できます。
2.国ごとにWiFiの整備度合いが異なる
ヨーロッパは、国ごとにWiFiの整備度合いが異なります。つまり、ネットに接続しやすい国と接続しにくい国があるということです。
例えばドイツなどはネットに対する規制が厳しく、他国と比べると整備が遅れているのが現状。
また、整備が整っていたとしてもWiFIが利用できる時間が決まっている国があったり、セキュリティ面に不安が残る国があったりします。
ヨーロッパはFreeWiFIが充実していると述べましたが、セキュリティや安定したネット接続を考えるとポケットWiFiを所持しておいたほうがよいですね。
ヨーロッパは陸続きですが、国ごとにネットの繋がりやすさが大きく異なると覚えておきましょう。
3.ポケットWiFiは国をまたいでも使えるモノが多い!
国が変わるたびに、ネット接続のためにいちいち手続きを行うのは面倒ですよね。ヨーロッパで使用可能なポケットWiFiは、ヨーロッパ周遊に対応しているものが多く存在するので手間が省けます。
4.現地プリペイドSIMは国をまたぐと使えないものもあるので注意
ヨーロッパでは現地SIMを安く買える国もありますが、現地プリペイドSIMは国をまたぐと使えないものもあるので注意しましょう。
プリペイドSIMとは、買い切りで使用できるSIMカードのこと。現地のプリペイドSIMをスマホなどの機器にセットすれば使うことでもネットは利用できます。
しかしプリペイドSIMは国をまたぐと使えなくなってしまうものも。長期契約のSIMはEU全土対応するように法整備が進みましたが、プリペイドSIMは例外です。
国をまたげるSIMは基本的に値段も高め。安くお得に利用したいのであれば、ポケットWiFiがベストです。
ポケットWiFIは国が変わっても料金は変わらず、問題なく利用できるものが多いです。
ヨーロッパに持っていくポケットWiFiの選び方
ここからは、ヨーロッパに持っていくポケットWiFiをどのようにして選べばよいのかを解説します。
以下の3点に気を付けて選べば、大きな失敗はしないでしょう。
- 滞在する国に対応しているかどうか
- 契約する容量は適切かどうか
- 通信速度や繋がりやすさはどうか
詳細は以下をご覧ください。
【ヨーロッパ向けのポケットWiFi選び方1】滞在する国に対応しているかどうか
ヨーロッパに持っていくポケットWiFiを選び方その1は、滞在する国にポケットWiFiが対応しているかどうかです。
ヨーロッパを訪れる方の多くは、ヨーロッパを周遊したいと考えているのではないでしょうか。訪れたい国と、利用したいポケットWiFiの対応国を照らし合わせて利用できるかどうか事前に確認しておきましょう。
仮に対応していない国でたまたまネットが利用できたとしても、追加料金が発生してしまう場合があります。
各ポケットWiFiの公式ページで対応している国は明示されていますし、ヨーロッパ周遊に向けたプランを提供している会社も多いですよ。
トラブルを避けるためにも、利用前に対応している国を確認しておきましょう。
【ヨーロッパ向けのポケットWiFi選び方2】契約する容量は適切かどうか
ヨーロッパ向けのポケットWiFi選び方その2は、契約する容量が適切であるかどうか確認しておきましょう。
海外向けに提供されているポケットWiFiの利用は料金は、使用する期間+使用する容量によって料金が決まっています。
つまり、無駄に大きな容量での契約は避けたほうがよいということです。ヨーロッパはFreeWiFiのスポットが多く存在します。可能な限り容量を節約する方向で考えれば契約する容量を小さくできますよね。
案内人がいる場合、出先での情報収集はあまり必要ありません。ポケットWiFIをレンタルする前に、適切な容量をもういちど考えてみましょう。
以下の表は1GBでできることをまとめたものです。容量決定の参考にしてみてください。
用途 | 1回の通信容量 | 1GBでできる回数 | 1日換算(1ヶ月=30日として) |
Webページの閲覧 | 約800kb | 約1,240回 | 約41回 |
メール送信 | 約2.5MB/通 | 約400通 | 約13回 |
LINEメッセージ | 約4kb | 約25,000回 | 約833回 |
LINE音声通話 | 約1MB/分 | 約1,000分 | 約33分 |
YouTube視聴(1080pHD) | 約30MB/分 | 約33分 | 約1.1分 |
マップ検索・ナビ | 約7.5MB/分 | 約133分 | 約4.4分 |
Instagram閲覧 | 約10MB/分 | 約100分 | 約3.3分 |
【ヨーロッパ向けのポケットWiFi選び方3】通信速度&つながりやすさ
通信速度とつながりやすさを確認しておきましょう。
ヨーロッパでポケットWiFiを使うときの注意事項
ここからは、ヨーロッパでポケットWiFiを利用する際に注意しておきたい点を解説します。具体的には以下の4つです。
- ポケットWiFiは機内持ち込みにしよう
- 携帯のデータローミングはオフにしよう
- ポケットWiFiを使ってないときは電源を切ろう
- ポケットWiFiのバッテリーの持ち具合を把握しておこう
詳細は以下をご覧ください。
【ヨーロッパでポケットWiFiを使う際の注意点1】ポケットWiFiは機内持ち込みしよう
飛行機に乗るとき、ポケットWiFiは機内持ち込みにしてください。
ポケットWiFiにはリチウム電池が使用されているため、機器は預け入れが出来ません。
出国直前になって荷物を取り出す羽目にならないように、持ち込む荷物の中にポケットWiFiを収納しましょう。
【ヨーロッパでポケットWiFiを使う際の注意点2】携帯のデータローミングはオフにしよう
携帯のデータローミングをオフにしておきましょう。データローミングをオフにしておかないと知らないうちに高額請求されてしまうなんてことも。
ローミングとは、各携帯会社が提供するサービス。海外で携帯をネットに接続する方法の1つです。実はローミングの利用には別途料金が発生してしまうんですね。
最近のスマホは、自動でアプリのアップロードや更新を行ってしまう場合があります。知らないうちにローミングによってデータ通信を行っており、高額請求が発生してしまった。なんてトラブルも多く起きています。
出国前にローミングをオフにして、ネットはポケットWiFiを経由するようにしましょう。
【ヨーロッパでポケットWiFiを使う際の注意点3】ポケットWiFiを使わないときは電源を切っておこう
ポケットWiFiを使わないときは電源を切っておきましょう。
電源をオフにしておけば余計なデータ消費を防げます。しらないうちにアプリが通信を行うこともあるので、こまめに電源を切るようにしましょう。
現地のFreeWiFiと組み合わせれば、そこまで難しいことでもありませんよね。1日に使用できる容量は決まっているので、節約しながら利用しましょう。
【ヨーロッパでポケットWiFiを使う際の注意点4】バッテリーの持ち具合を把握しておこう
バッテリーの持ち具合を把握して準備しましょう。
なぜなら、レンタルのポケットWiFIは使いまわしなのでバッテリーが消耗している可能性があるからですね。
バッテリーが消耗していれば、すぐに充電がなくなってしまいます。旅先でポケットWiFiが使えなくなると困りますよね。
対策としては、レンタルバッテリーを借りたり、モバイルバッテリーで充電するなどが挙げられますね。オプションにて貸し出しを行っている会社も多いです。
ヨーロッパで使えるレンタルポケットWiFiおすすめ5選
ここからは、ヨーロッパで使えるレンタルポケットWiFiのオススメを5つ紹介します。
- FUJI Wifi
- jetfi
- イモトのWiFi
- グローバルWiFi
- Wi-Ho!
詳細は以下をご覧ください。
【ヨーロッパで使えるポケットWiFi1】FUJI Wifi
ヨーロッパでの利用にオススメのポケットWiFiその1はFUJI Wifiです。基本情報は以下のとおり。
料金 | 基本月額料金+980円※使った日のみ加算される |
手数料 | 0円 |
容量 | 500MB/日 |
3G・4G | 4G |
FUJI Wifiは国内でも国外でも利用できるので使い勝手がよいです。ヨーロッパで利用する場合、面倒な手続き不要でそのまま持っていくだけです。
使った日だけ別途料金が発生する仕組みになっていて、午前0時から24時間以内に電源を入れなければ利用料金はかかりません。
つまり、ポケットWiFiを持って行ったけど、現地のWiFiで事足りた場合などに柔軟に対応できます。
他のポケットWiFiだと、レンタル期間で料金を算出しますよね。使用の有無は関係ありません。結果、必要以上のプランを契約してしまって損をする可能性もあります。
海外で利用できる基本プランはクラウドプランと表記されているものなので、間違って他のプランを契約しないように注意しましょう。
申し込みから受け取りまで最短でも2営業日かかります。海外で利用したいのであれば、あらかじめ申し込みを行っておきましょう。
以下は、海外で使用できる基本プランです。海外での利用時は1日あたり500MBになるので注意しましょう。
海外対応の基本プラン
100ギガクラウドプラン | 月額3480円 |
快適クラウドプラン | 月額3980円 |
【ヨーロッパで使えるポケットWiFi2】jetfi
ヨーロッパで使えるポケットWiFiその2はjetfiです。基本情報は以下のとおり。
料金 | 980円~1580円※グローバルプラン |
手数料 | 返却パック650円 宅配受け取り600円※コンビニ&自宅 |
容量 | 350MB~1GB |
3G・4G | 両方 |
ヨーロッパ周遊のみに特化したプランはありませんが、グローバルプランで代用可能です。他にもアジアプランや、無制限プランなどがあります。
jetfiの特徴としては、通常のプランの他の長期滞留者向けのプランも用意されていること。滞在期間が長くなればなるほど、お得に利用できます。
端末の受け取りは、コンビニや空港、自宅で可能です。
ただし、端末のお届けが必ず出発日の前日になるので受け取り場所には注意しましょう。。オプションを利用すれば一応変更も可能です。
以下では、グローバルプランの料金をまとめています。
グローバルプラン(通常)
容量 | 料金 |
350MB | 980円/日 |
500MB | 1280円/日 |
1GB | 1580円/日 |
グローバルプラン(長期)
期間(500MB) | 料金 |
30日間 | 15550円(516円/日) |
60日間 | 29000円(483円/日) |
90日間 | 40500円(450円/日) |
【ヨーロッパで使えるポケットWiFi3】イモトのWiFi
ヨーロッパで使えるポケットWiFiその3は、イモトのWiFiです。基本情報は以下のとおり。
料金 | 1280円~2580円 |
手数料 | 受渡手数料:500円 |
容量 | 500MB~1GBもしくは無制限 |
3G・4G | 両方 |
イモトのWiFiにはヨーロッパ周遊向けのプランが用意されています。また、無制限プランが用意されているため、ヨーロッパでがっつりネットを利用したい方向けですね。
公式サイトの申し込みフォームから簡単に手続きが行えます。出先で困ったことがあっても日本人によるサポートが受けられるので安心ですね。
ヨーロッパ周遊プラン
容量 | 料金 | 回線 |
500MB/日 | 1880円/日 | 4G |
1GB/日 | 2080円/日 | 4G |
無制限 | 2580円/日 | 4G |
500MB/日 | 1280円/日 | 3G |
500MBプランにのみ早割りがある。
- 30日前→10%オフ
- 45日前→15%オフ
- 60日前→20%オフ
500MBプランを安く利用したいのであれば早めの手続きがお得です。
ちなみに、ヨーロッパ1か国でのプランも国別に用意されており、周遊プランよりも200円~300円程度安くなります。具体的な料金については公式サイトにて検索可能です。
【ヨーロッパで使えるポケットWiFi4】グローバルWiFi
ヨーロッパで使えるポケットWiFiその4は、グローバルWiFiです。基本情報は以下のとおり。
料金 | 1380円~2780円 |
手数料 | 受渡手数料 500円 |
容量 | 300MB~1.1GBもしくは無制限 |
3G・4G | 両方 |
グローバルWiFiもヨーロッパ周遊プラン+無制限プランが用意されています。周遊プランを利用しない方は、、公式サイトの料金シュミレータから料金を算出してください。
端末の返却は、空港に設置された専用のBOXから可能です。ただし、帰国した当日に返却する必要があり指定された日までに返却しないと延長料金がかかります。
周遊プランの料金は以下を参考にしてください。
周遊プラン
容量 | 料金 | 回線 |
300MB/日 | 1380円 | 3G |
600MB/日 | 1480円 | 3G |
300MB/日 | 1680円 | 4G |
600MB/日 | 1880円 | 4G |
1.1GB | 2080円 | 4G |
無制限 | 2780円 | 4G |
【ヨーロッパで使えるポケットWiFi5】Wi-Ho!
ヨーロッパで使えるポケットWiFiその5はWi-Ho!です。基本情報は以下のとおり。
料金 | 1180円~2680円 |
手数料 | 商品手配手数料 550円 |
容量 | 300MB~1GBもしくは無制限 |
3G・4G | 両方 |
Wi-Ho!もヨーロッパ周遊プランと無制限プランが用意されています。保障やオプションも充実しているのでこちらも安心して利用しやすいですね。
対応している国は公式ホームページにて確認可能です。公式サイトのQ&Aが充実しており、出国前に疑問点を解決できるので是非公式ホームページを確認してみてください!
容量 | 料金 | 回線 |
300MB | 1180円 | 4G/3G |
500MB | 1480円 | 4G/3G |
1GB | 1680円 | 4G/3G |
無制限 | 2680円 | 4G/3G |