ポケットWiFiの豆知識

中国旅行にはポケットWiFiがおすすめ!現地のセキュリティ事情も解説!【SNSが使えない?】

旅行や出張で中国に行く際、気になるのがネットへの接続方法。中国はネットの規制が特に厳しい国です。日本や他の国々と同じようにネットが利用できると考えないほうがよいでしょう。

もし、中国で規制に悩まされることなくネットを利用したいのであれば、ポケットWiFiがオススメです!

今回の記事では、中国で快適にネットを利用してもらうため、以下の項目を紹介しています。

  • 中国のWiFi事情
  • 中国に持っていくポケットWiFiの選び方
  • 中国でポケットWiFiを利用するときの注意点
  • オススメのポケットWiFi

この記事を読んでもらえば、中国でのネット利用に困らなくなります。簡単に読めるので是非参考にしてみてください!

Contents

中国のWiFi事情

中国のWiFi事情

まずは中国のWiFi事情がどうなっているのか、把握していきましょう。

1.北京の公共WIFIは充実していない!準備していくのがおすすめ

中国の北京は残念ながら公共WiFiが充実していません。徐々に整備されつつあるものの、他の都市と比べると整備が進んでないです。

北京は中国のなかで特に大きな都市のひとつ。WiFi環境が整っていないのは不便ですよね。

もし北京を訪れる予定の方は、ポケットWiFi等を事前に用意しておくのがよいです。

2.上海は公共WIFIが増えている!カフェやショッピングセンターで利用可能

北京に対して上海は公共のWiFiが充実しています。中国国内で一番整備されている都市ですね。

飲食店であればほぼ確実にWiFiの利用が可能です。上海の外出先でネットを利用したくなったら、カフェやショッピングセンターを訪れてみましょう。パスワードがかけられている場合は店員さんに尋ねればOKです。

なぜ上海がこれだけ整備されているのかというと、政府と携帯会社が連携して公共のWiFi設置を進めているからです。

上海でネット環境に困ることは、ほぼないでしょう。ただし、次で説明する規制に注意してください。

3.FreeWiFiの規制に注意

中国でWiFiを利用する際、最も厄介なのがネットの規制です。中国はネットの規制が世界でトップレベルに厳しい国。

ホテルやカフェ、空港などでFreeWiFiが提供されているものの、利用したいサービスを十分に利用できないかもしれません。ホテルやカフェなどのFreeWiFiを利用すれば問題ないだろうと安易に考えていると後悔することに。

たとえば、TwitterやLINEなどのSNSサービスは規制対象です。そのままではアクセス禁止になりつながりません。

また、FreeWiFiの利用には中国で使用されている携帯電話番号が必要になる場合があります。中国はWiFiを利用できるスポット自体はあるものの、規制の厳しさから満足にネットが利用できないかもしれないですね。

中国に持っていくポケットWiFiの選び方

中国に持っていくポケットWiFiの選び方

上記で解説したとおり、中国はネットの規制が厳しく、国内のWiFiを利用しても満足にサービスを利用できないでしょう。

もし規制を回避したいのであればポケットWiFiを利用すればOKです。中国のネット規制に影響を受けないプランを提供している会社があるため、心配いりません。

そこで、ここからは中国に持っていくポケットWiFiの選び方を解説します。

具体的には以下の4点に気を付けて選びましょう。

  1. ネット規制を回避できるか否か【VPNは可能か】
  2. 容量は適切かどうか
  3. 通信速度&つながりやすさはどうか

それぞれ詳細を解説します。

【中国向けのポケットWiFi選び方1】ネット規制を回避できるか否か【VPNは可能か】

ポケットWiFiを選ぶときはVPNが設定ができるかどうかを確認してください。これができればネット規制を回避できます。

VPNとは仮想ネットワークと呼ばれる技術です。VPNを利用することで他国のサーバーを経由し、中国の規制にかかることなくネットを利用できます。レンタルするタイプのポケットWiFiであれば、すでにVPNの設定がされてあるので安心です。

中国で快適にネットを利用したいのであれば、VPN機能のついているポケットWiFiを選びましょう。

【中国向けのポケットWiFi選び方2】適切な容量かどうか

ポケットWiFiは、適切な容量のものを契約しましょう。

海外向けに提供されているレンタルWiFiは滞在期間と使用する容量によって料金が変わります。必要以上の容量を契約してしまうと最終的な金額にかなりの差がでるので、適切な容量選択は重要です。

規制がかかっているとはいえ、ネットは利用できます。ホテルにはほぼ確実に無料のWiFiが設置されているはずです。簡単な情報収集ならポケットWiFiは必要ありません。

また案内人がいる場合、出先で情報収集する機会はかなり減るのではないでしょうか。ポケットWiFiを利用する前にどのくらい使用するか把握しておくべきですね。

どのくらい使用するのか、イメージがわかないという方は以下の表を参考にしてみてください。

用途 1回の通信容量 1GBでできる回数 1日換算(1ヶ月=30日として)
Webページの閲覧 約800kb 約1,240回 約41回
メール送信 約2.5MB/通 約400通 約13回
LINEメッセージ 約4kb 約25,000回 約833回
LINE音声通話 約1MB/分 約1,000分 約33分
YouTube視聴(1080pHD) 約30MB/分 約33分 約1.1分
マップ検索・ナビ 約7.5MB/分 約133分 約4.4分
Instagram閲覧 約10MB/分 約100分 約3.3分
詳しい情報はこちらの記事でも解説しています。
https://pokedai.com/wifi-1gb/

【中国向けのポケットWiFi選び方4】通信速度&つながりやすさ

通信速度&つながりやすさも大事なポイントです。

中国に限らず、海外渡航者向けに提供されているポケットWiFiは3G回線に対応している端末と4G-LTE回線に対応している端末があります。
3Gは旧世代の回線なので接続のスピードが遅いです。ただ、ちょっとネットを利用するだけなら、3Gでも問題ないですし3G対応端末のほうが安く提供されています。4Gと比べて倍くらい変わる会社も。
快適にネットを利用したいなら、4G-LTE回線に対応している端末を利用しましょう。

中国でポケットWiFiを使うときの注意事項

中国でポケットWiFiを使うときの注意事項

ここからは、中国でポケットWiFiを利用する際の注意事項について解説していきます。

以下の5点に気を付けることで、トラブルなくポケットWiFiが利用できるはずです。

  1. ポケットWiFiは機内持ち込みにする
  2. 携帯のデータローミングはオフにする
  3. ポケットWiFiを使わないときは電源オフ
  4. バッテリーがどのくらい持つか把握しておく
  5. 規制回避ができないポケットWiFiでは使えないアプリがある

それぞれ以下で確認していきましょう。

【中国でポケットWiFiを使う際の注意点1】ポケットWiFiは機内持ち込みする

ポケットWiFiは預け荷物ではなく、飛行機内に持ち込むようにしましょう。

トランクの中に入れておくと破損したり、紛失したりするリスクが高まります。実際に電子機器などのデリケートな製品が破損されてしまったというケースも多数報告されているので要注意です。

インターネットに接続できるかどうかは、海外で快適に過ごすうえで重要な要素ですよね。
ちゃんと自己管理を徹底して、トラブルが起きないようにしましょう。

その他、飛行機に乗るときの注意点はこちらの記事でくわしくまとめています。

>>ポケットWiFiは機内持ち込みできる?飛行機でネットは使えるの?

【中国でポケットWiFiを使う際の注意点2】携帯のデータローミングはオフにする

携帯にある「データローミング」機能はオフにしてください。

データローミングとは、現地の通信会社のネットワークを自動で利用する機能です。ところがデータローミングを行うと、日本の料金プランが反映されないため、かなり高額な料金を請求されてしまいます。

過去には100万円を超える請求が来た方もいるので、注意が必要です。

データローミング機能はオンだと自動で接続されてしまうので、必ずオフにした状態でポケットWiFiを使いましょう。

【中国でポケットWiFiを使う際の注意点3】ポケットWiFiを使わないときは電源を切っておく

ポケットWiFiを使わないときは電源を切っておきましょう。

バッテリーの節約もありますが、意図しない通信によって余計なデータ消費を防ぐ目的もあります。街中にあるFreeWiFiをうまく利用すれば、ポケットWiFiの起動回数を減らしつつネットが利用できます。

データ消費が減れば、契約する容量は少なくて済みますから結果的にネットの利用料を安く抑えることにつながります。簡単にできるので是非抑えておきたいテクニックですね。

【中国でポケットWiFiを使う際の注意点4】バッテリーがどのくらい持つか確認しておく

中国でポケットWiFiを使う際の注意点その4は、バッテリーがどのくらい持つか確認しておくことです。

ポケットWiFiのレンタルサービスで提供される端末は使いまわしです。バッテリーの寿命は一般的に1年半~2年の間といわれており、寿命が近くなるにつれ、充電できる容量が少なくなっていきます。

利用経験者の中からはバッテリーが1日と持たないといった声も。旅先でポケットWiFiが使えなくなると困りますよね。レンタルバッテリーをオプションとして提供している会社も多いので、バッテリーのレンタルはオススメします。
もしくは充電用のモバイルバッテリーを所持しておくのもよいですね。基本的に、端末は使いまわしなので寿命が短い可能性を想定しておきましょう。

【中国でポケットWiFiを使う際の注意点5】規制回避プランに入らない場合使えないサービスがある

規制回避プランに入らない場合使えないサービスがあることを覚えておきましょう。

さきほどの述べた通り、中国はネットの規制が厳しいです。規制を回避するには規制回避ができるポケットWiFiをつかう必要があります。

中国でかけられているネットの規制を、俗称で金盾(きんじゅん)と呼び、以下のようなサービスが利用できません。

  • LINE
  • Twitter
  • Instaram
  • Facebook
  • Youtube
  • Googleが提供するサービス全般
  • Yahoo! など

日本人であれば、普段利用する機会が多いサービスばかりではないでしょうか。規制されては困る方も多いですよね。またGoogleとYahoo!が利用できないので検索すらままなりません。

規制を回避しないと利用できないサービスがたくさんあることは頭にいれておきましょう。

中国で使えるレンタルポケットWiFiおすすめ5選

中国で使えるレンタルポケットWiFiおすすめ5選

ここからは、中国で使えるレンタルポケットWiFiのオススメを5つ紹介します。

  1. FUJI Wifi
  2. jetfi
  3. イモトのWiFi
  4. グローバルWiFi
  5. Wi-Ho!

詳細は以下をご覧ください。

【中国でオススメのポケットWiFi1】FUJI Wifi

中国での利用にオススメのポケットWiFiその1はFUJI Wifiです。基本情報は以下のとおり。

料金 基本月額料金+980円※使った日のみ加算される
手数料 0円
容量 500MB/日
3G・4G 4G

FUJI Wifiの特徴は、使い勝手のよさが挙げられます。FUJI Wifiは国内で使用可能なポケットWiFi。海外で利用する場合は、そのまま持っていくだけです。特に面倒な手続きや設定は必要ありません。

また、使い勝手のよさとして使った日だけ別途料金が発生する点も挙げられますね。午前0時から24時間以内に電源を入れなければ利用料金はかかりません。

他のポケットWiFiだと、レンタル期間で料金を算出します。使っても使わなくてレンタル期間で料金を算出するので損をしてしまう可能性も。

対してFUJI Wifiであれば、中国でネットをそんなに利用しなかったという場合にも対応できますよ。FUJI Wifiは中国含め93か国に対応しており。アジアは17か国です。アジアを周遊する人も問題ありません。

注意点としては、海外で利用できる基本プランはクラウドプランと表記されているものだけです。

また、申し込みから受け取りまで最短でも2営業日かかるので、申し込みはお早めに。国内でも利用できるので、気に入ったのであればそのままレンタルしてもOKです。

海外対応の基本プラン

100ギガクラウドプラン 月額3480円
快適クラウドプラン 月額3980円

【中国でオススメのポケットWiFi2】jetfi

中国でオススメのポケットWiFiその2はjetfiです。基本情報は以下のとおり。

料金 1280円
手数料 返却パック650円
宅配受け取り600円※コンビニ&自宅
容量 500MBのみ※VPN利用時
3G・4G 両方

jetfiには「中国専用回線」というものが用意されています。上記で紹介したVPNが利用できるということですね。中国のネット規制にとらわれずにネットが利用できます。

端末はコンビニや空港、自宅で端末の受け取り可能なので入手しやすいです。万が一の場合でも24時間、渡航先から会社に問い合わせ可能な点もありがたいですね。

注意点としては、端末のお届けが必ず出発日の前日になるという点。オプションを利用すれば変更も可能ですが、前日だとちょっと不都合な人もいるでしょう。

また、申し込みの期限が他の会社と比べて早い点も注意が必要です。国ごとに申し込みの期限がことなります。

jetfiは、中国専用回線の他にもアジアプランやグローバルプラン、無制限プランなどがあるので気になった方は、是非公式サイトをご覧ください。

【中国でオススメのポケットWiFi3】イモトのWiFi

イモトのWiFi

中国でオススメのポケットWiFiその3は、イモトのWiFiです。基本情報は以下のとおり。

料金 1480円~2280円
手数料 受渡手数料:500円
容量 500MB~1GB
3G・4G 両方

イモトのWiFiも中国プレミアム回線」を利用すれば、中国のネット規制にかかりません。難しい設定は不要で、普段ネットに接続する要領で接続するだけですね。

帰国した際の返却も、空港にある専用のBOXに入れるだけなので楽です。

またアジア周遊プランもあるので中国以外の国も訪れたい方はオススメですね。容量、料金に関する詳細は以下のとおりです。

容量 料金 プラン 回線
500MB/日 1480円/日 1か国渡航プラン 4G
1GB/日 1780円/日 1か国渡航プラン 4G
無制限 2280円/日 1か国渡航プラン 4G
400MB/日 1880円/日 アジア周遊プラン 3G
500MB/日 1580円/日 アジア周遊プラン 4G
1GB/日 2080円/日 アジア周遊プラン 4G

【中国でオススメのポケットWiFi4】グローバルWiFi

グローバルWiFi

中国でオススメのポケットWiFiその4はグローバルWiFiです。基本情報は以下のとおり。

料金 870円~2470円
手数料 受渡手数料 500円
容量 300MB~1.1GBもしくは無制限
3G・4G 両方あり

グローバルWiFiも、他の会社と同様にVPNに対応しています。面倒な設定は不要です。

返却は空港内に設置されたBOXから返却可能ですよ。ただし、帰国した当日に返却する必要があるため、忘れないように注意しましょう。

こちらのポケットWiFiは中国全域で問題なく使用可能とのこと。中国国内転々としたい方は特にオススメですね!

容量 料金 回線
300MB/日 870円/日 3G
600MB/日 1170円/日 3G
300MB/日 1270円/日 3G
600MB/日 1570円/日 3G
300MB/日 1170円/日 4G
600MB/日 1370円/日 4G
1.1GB 1570円/日 4G
300MB/日 1570円/日 4G
600MB/日 1770円/日 4G
1.1GB 1970円/日 4G
無制限 2470円/日 4G

【中国でオススメのポケットWiFi5】Wi-Ho!

ワイホー

中国でオススメのポケットWiFiその5はWi-Ho!です。基本情報は以下のとおり。

料金 680円~1780円※VPN利用時+300円
手数料 出発時前日以降の申し込み 550円
容量 300MB~1GBもしくは無制限
3G・4G 4G

Wi-Ho!は通常のプランに300円の追加オプションを付けることでVPNが利用可能。アジア周遊プランや世界周遊プランなどがある。公式サイトのQ&Aが充実しているのでほとんどの疑問はそこで解決できるはずです。

中国のみの利用

容量 料金 回線
300MB 680円/日 4G
500MB 980円/日 4G
1GB 1180円/日 4G
無制限 1780円/日 4G

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