ポケットWiFiが故障?調子が悪いときのトラブル対処と初期化方法を徹底解説!

ポケットWiFiの豆知識

ポケットWiFiの調子が悪くてお困りですか?

そんな時は、まず故障なのかどうかを確かめたいですよね。修理に出さず、自分で何とかできるなら、そうしたいものです。

そこで本記事では、ポケットWiFiの不具合について、以下の点をご紹介します。

  • ポケットWiFiの故障かな?と思ったらやるべきこと
  • ポケットWiFi以外のチェック箇所はどこ?
  • ポケットWiFiの初期化の方法は?
  • ポケットWiFiが故障した場合はどうする?

記事を読むと、上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ、ご覧くださいね。

  1. ポケットWiFiが故障?調子が悪いときにまず試すべきこと
    1. 【ポケットWiFiが故障?やるべきこと1】電源が入らない・画面が表示されない時
      1. SIMカードの抜き差し
      2. 電池パック(バッテリー)の抜き差し・汚れの拭き取り
      3. 電池パック(バッテリー)の交換
    2. 【ポケットWiFiが故障?やるべきこと2】ネットに繋がらない・通信速度が遅い時
      1. ポケットWiFiの対応エリアの確認
      2. エリア障害・通信障害の確認
      3. 通信速度制限の終了待機・通信容量の追加購入
      4. 通信モード(周波数)の変更
      5. ポケットWiFiの置き場所の変更
  2. ポケットWiFiの調子が悪いときは初期化もオススメ!方法・手順を解説
    1. 【ポケットWiFiの初期化の方法1】リセットボタンによる初期化
    2. 【ポケットWiFiの初期化の方法2】設定ツールによる初期化
    3. 【ポケットWiFiの初期化の注意点】
  3. ポケットWiFiに故障が見つからない場合は接続機器も疑うべき
    1. 【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント1】接続機器を再起動
    2. 【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント2】ウィルスソフトの過干渉
    3. 【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント3】接続機器側のWiFi設定
    4. 【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント4】接続機器の故障
  4. ポケットWiFI故障時の修理や対応方法を解説!
    1. 【ポケットWiFi故障時の対応方法1】修理の依頼
      1. 1年以内はメーカー保証にて対応
      2. 有料の安心サポート保証にて対応
      3. 実費精算・端末代金支払い
    2. 【ポケットWiFi故障時の対応方法2】ポケットWiFiの解約
    3. 【ポケットWiFi故障時の対応方法3】端末のみ購入(白ロム)

ポケットWiFiが故障?調子が悪いときにまず試すべきこと

ポケットWiFi(モバイルWiFiルーター)の調子が悪く「故障かな?」と思ったら、まずやるべきことがあります。

以下の不具合の症状別に、解決策を紹介していきますね。

<ポケットWiFiの不具合・症状>

  • 電源が入らない
  • 電源が勝手に切れる
  • 充電されない
  • 液晶画面が表示されない
  • タッチパネルの反応が悪い
  • インターネットに繋がらない
  • 通信速度が遅い

【ポケットWiFiが故障?やるべきこと1】電源が入らない・画面が表示されない時

電源が入らないなど、以下の不具合の時にやるべきこと・解決方法は、下記のとおりです。

<不具合・症状>

  • 電源が入らない
  • 電源が勝手に切れる
  • 充電されない
  • 液晶画面が表示されない
  • タッチパネルの反応が悪い

<やるべきこと・解決方法>

  • SIMカードの抜き差し
  • 電池パック(バッテリー)の抜き差し・汚れの拭き取り
  • 電池パック(バッテリー)の交換

SIMカードの抜き差し

SIMカードに一時的な不具合が発生することがあります。

その場合、SIMカードを抜き差しすることで、改善が可能。SIMカードの装着方法は、各ポケットWiFi端末の取扱説明書で確認できます。

電池パック(バッテリー)の抜き差し・汚れの拭き取り

電池パックの接触不良により、不具合が発生する場合もあります。なので、電池パックを抜き差ししてみましょう。

その際に、乾いた布などで電池パックの汚れも拭き取ってください。

電池パック(バッテリー)の交換

電池パックにも寿命があるので、長年使っていると、徐々に消耗してきます。そのため、充電してもすぐにバッテリーが減ってしまうのです。

この場合、電池パックを交換しましょう。取り外し可能な機種の場合は、電池パック単体でも購入可能。

取り外せない機種の場合は、店頭で電池交換を依頼します。

【ポケットWiFiが故障?やるべきこと2】ネットに繋がらない・通信速度が遅い時

インターネットに繋がらないなど、以下の不具合の時にやるべきこと・解決方法は、下記のとおりです。

<不具合の症状>

  • インターネットに繋がらない
  • 圏外になる
  • 通信速度が遅い

<やるべきこと・解決方法>

  • ポケットWiFiの対応エリアの確認
  • エリア障害・通信障害の確認
  • 通信速度制限の終了待機・通信容量の追加購入
  • 通信モード(周波数)の変更
  • ポケットWiFiの置き場所の変更

ポケットWiFiの対応エリアの確認

インターネットに繋がらない時は、契約しているポケットWiFiの対応エリア外にいる場合があります。プロバイダの公式サイトなどで、サービスエリアを確認してみましょう。

エリア障害・通信障害の確認

何らかの事情により、通信障害が発生していることもあります。プロバイダの公式サイトなどで、確認してみてくださいね。

通信速度制限の終了待機・通信容量の追加購入

データ通信容量の上限を超えたことで、速度制限を受けている場合があります。通信容量や制限後の速度は、契約プランによりますが、主に以下の2種類です。

制限を受ける条件 制限期間 制限後の通信速度
1.月間通信容量の上限を超える(月間通信量7GB) 月末まで 最大128kbps
2.3日間で10GBの上限を超える 翌日2時頃まで 最大1Mbps

速度制限を受けている場合は、制限期間が終わるまで、待たなければなりません。

もしくは、プロバイダや契約プランによっては、通信容量の追加購入も可能です。購入すると、速度制限が解除されます。

通信モード(周波数)の変更

ポケットWiFiの電波が悪いために、繋がらないこともあります。この場合、端末によっては、通信モード(周波数)を2.4GHzから5.0GHzに切り替えることが可能。

5.0GHzの周波数の特徴は、以下のとおりです。

メリット デメリット
  • WiFi専用の周波数
  • 家電の電磁波と干渉しない
  • 通信状況が安定しやすい
  • 壁や障害物に弱い

2.4GHzより5.0GHzの方が安定しますが、障害物には弱いので、通信状況を見ながら設定してみましょう。切り替え可能な機種の場合は、特別な手続きをせず、簡単に設定変更できますよ。

以下は、FUJI Wifiの「FS030W」の変更手順です。

<2.4GHzから5.0GHzへの変更手順(FS030W)>

  1. 設定ツールにログイン
  2. プライマリ無線LAN設定
  3. 周波数帯域幅にて変更

参考元:【FS030W】周波数帯域幅を変更したい|FUJI Wifi

ポケットWiFiの置き場所の変更

ポケットWiFiの電波は、壁や障害物に影響されます。そのため、通信が不安定な時は、電波の届きやすい位置に、ポケットWiFiを移動させましょう。

建物内にいる場合、一般的に、電波が届きやすい場所は窓際です。 ただし、建物構造や周囲の状態によっても異なります。

通信状況を確認しながら、置き場所を決めると良いですね。

ポケットWiFiの調子が悪いときは初期化もオススメ!方法・手順を解説

前述の「まずやるべきこと」をやっても直らない場合は、ポケットWiFiの初期化を行ってみましょう。初期化のやり方には、大きく分けて下記の2種類があります。

  1. リセットボタンによる初期化
  2. 設定ツールによる初期化

それぞれの方法について、FUJI Wifiの端末「FS030W」を例に、説明していきますね。

【ポケットWiFiの初期化の方法1】リセットボタンによる初期化

リセットボタンによる、ポケットWiFi(モバイルWiFiルーター)の初期化の手順は、次のとおりです。

  1. ポケットWiFiの電源を入れる
  2. 端末裏面のリセットボタンを5秒以上長押し
  3. 初期化完了

以上で、初期化は完了です。

【ポケットWiFiの初期化の方法2】設定ツールによる初期化

下記は、設定ツールによる、ポケットWiFiの初期化の手順です。

  1. ポケットWiFiと機器(パソコン等)を無線接続する
  2. 機器(パソコン等)のWebブラウザを開く
  3. ログイン画面にアクセスする(http://192.168.100.1/)
  4. パスワードを入力・ログインする
  5. メニュー内の「システム設定」を選択
  6. 「工場出荷設定」を選択
  7. 「初期化」をクリック
  8. ポケットWiFiが自動的に再起動する
  9. 初期化完了

以上で、初期化が完了しました。

※上記のログインURLは、ポケットWiFi「FS030W」の場合のURLです。
※パスワードは、ポケットWiFi購入時の書類をご確認ください。(初期設定:admin)

参考元:工場出荷設定(初期化)|FUJISOFT FS030W

【ポケットWiFiの初期化の注意点】

初期化をしても、SIMカードの情報はリセットされないので、ご安心ください。

ただし、ポケットWiFi本体のプロファイル情報は、リセットされる場合があります。必要な場合は、事前に内容を控えておきましょう。

ポケットWiFiに故障が見つからない場合は接続機器も疑うべき

前述した対処法を行っても異常が直らない場合は、接続機器(PC・スマホ・タブレット等)が原因の可能性もあります。

接続機器に原因があるかどうかを確認する方法は、次のとおりです。

<接続機器が原因かどうかの確認方法>

  • 【方法】ポケットWiFiを他の機器に接続してみる
    • 【結果1】他の機器で正常に動く→最初の接続機器に問題がある
    • 【結果2】他の機器でも調子が悪い→ポケットWiFiに問題がある

上記を確認した結果、接続機器側に問題があった場合、以下の4つを確認してみましょう。

<接続機器側のチェックポイント>

  1. 接続機器(PC・スマホ・タブレット等)を再起動する
  2. セキュリティソフト(ウィルスソフト)の過干渉がないか
  3. 接続機器側でWiFiの接続設定を間違えていないか
  4. 接続機器に故障・異常はないか

それぞれのチェックポイントについて、説明していきますね。

【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント1】接続機器を再起動

最初に行うべきことは、接続機器(PC・スマホ・タブレット等)の再起動です。

電源を入れ直した後、もう1度WiFiに接続してみてください。原因不明の一時的な不具合は、再起動で直ることが多々あります。

【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント2】ウィルスソフトの過干渉

PCやスマホのセキュリティソフト(ウィルスソフト)の干渉が原因で、接続できない場合もあります。

通常、機器側でWiFiの接続設定をする際、近くにあるWiFiが自動で表示されますよね。ところが、そこにポケットWiFiが表示されないこともあります。

その場合、一時的にウィルスソフトをオフにしてみましょう。それでWiFiが表示されたら、セキュリティソフトの過干渉が原因だとわかります。

【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント3】接続機器側のWiFi設定

接続機器側(PC・スマホ・タブレット等)で、WiFiの設定を間違えていないかどうかも、確認しましょう。

近くにあるWiFiがすべて表示されるため、誤って別のWiFiを選択している可能性もあります。接続するポケットWiFiのSSIDを、もう1度見直してみてくださいね。

【ポケットWiFiに故障がない時のチェックポイント4】接続機器の故障

再起動やWiFi設定の見直しをしてもつながらない場合、その接続機器自体に不具合が生じている可能性もあります。販売店やメーカーに問い合わせしてみましょう。

ポケットWiFI故障時の修理や対応方法を解説!

ポケットWiFiが故障した場合、選択肢は主に次の3つです。

  1. 修理を依頼する
  2. ポケットWiFiを解約する
  3. ポケットWiFi端末のみ購入する(白ロム)

それぞれの方法について、以下で説明していきますね。

【ポケットWiFi故障時の対応方法1】修理の依頼

修理に出す場合、ポケットWiFiを契約したプロバイダへ依頼します。依頼後の手順は、各会社により異なるため、指示に従いましょう。

修理工場で修理が行われるため、完了して手元に戻ってくるまでの数日間、ポケットWiFiを使えなくなる点は注意しておきましょう。

修理代金の支払いについては、下記3つのいずれかに該当することが多いです。

<修理代金の支払いについて>

  1. 1年以内はメーカー保証にて対応
  2. 有料の安心サポート保証にて対応
  3. 実費精算・端末代金支払い

1年以内はメーカー保証にて対応

契約から1年以内であれば、通常はメーカー保証にて修理が可能です。ただし、水没や故意による破損は、保証対象外となる場合が多いですね。

どこまでが保証範囲に入るかは、各プロバイダの公式サイトや契約時の書類にて、ご確認ください。

有料の安心サポート保証にて対応

メーカー保証以外に、有料で加入する安心サポートという保証もあります。ほとんどのプロバイダで用意されているオプションです。

ただし、安心サポートで水没等も保証されるかどうかは、プロバイダによって異なります。保証範囲を事前に確認しておくと安心できますね。

実費精算・端末代金支払い

メーカー保証も安心サポートも適用にならない時は、実費精算で修理代金を払うこととなります。場合によっては、解約違約金と同じくらいの金額がかかるケースもあり。

金額次第で、修理するかどうかを考えても良いですね。

端末交換についてはこちらの記事でも解説しています。
ポケットWiFI端末・バッテリーの交換方法を解説!かかる費用や交換時期・寿命を延ばす方法も紹介

読む  【サービス改善中】限界突破Wi-Fiは今後に期待のサービス!口コミ評判を検証

【ポケットWiFi故障時の対応方法2】ポケットWiFiの解約

契約しているポケットWiFiが、レンタルではなく端末購入タイプの場合、解約時に端末返却の義務はありません。なので、修理をしないで解約するという選択肢もあります。

また、購入から年数が経っている場合、端末も古くなっています。新機種はどんどん発売されているので、新たに契約し直すのも良いですね。

その場合に注意が必要なのは、解約手数料です。2年縛りなどの場合、更新月以外に解約すると、解約手数料がかかります。

【ポケットWiFi故障時の対応方法3】端末のみ購入(白ロム)

SIMカードが使える状態の場合、ポケットWiFi端末のみ(白ロム)を購入する方法もあります。白ロムとは、SIMカードが入っていない機器のことです。

端末のみを中古で購入し、SIMカードを入れて使用することが可能。修理するよりは安く抑えられる場合が多いですよ。

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