新たなポケットWiFiプロパイダとして注目を集めているWiFiO(ワイファイオー)。使い勝手や評判が気になって調べているという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、WiFiOのメリットやデメリット、実際に利用している方の評判などを解説します。
WiFiOの特徴は、以下のとおりです。
- 料金は他の業者より高め
- 契約期間が長い
- オプションに強制加入させられる
- 全体的に契約するメリットは無い
結論から言うと、WiFiOは値段もプランも中途半端で、全くおすすめできないポケットWiFiです。
これからWiFiOの契約を考えている方は、記事をチェックしておかないとすぐに解約してしまうかもしれません。ぜひ確認したうえでじっくりと検討してみてください。
Contents
WiFiO(ワイファイオー)を契約前に絶対知るべき5つのデメリット
こちらでは、WiFiOのデメリットを5つ紹介します。
- 料金が高めの設定
- 無制限と書かれているが500GBまで
- 契約期間が2年と長い
- 保障プランに強制加入させられる
- 支払い方法がクレジットカードのみ
それぞれくわしく解説します。
【WiFiOのデメリット1】
料金が高めの設定
WiFiOの料金は、他のポケットWiFiに比べても高めです。
プロパイダ名 | 容量 | 月額料金 |
WiFiO無制限プラン | 無制限 | 3ヶ月めまで3,480円 それ以降3,980円 |
WiFiO100GBプラン | 100GB | 3,680円 |
FUJI Wifi | 無制限 100GB |
3,480円 2,780円 |
どんなときもWiFi | 無制限 | 3,480円 |
NEXT mobile | 無制限 | 3,100円 |
WiFiOは最初の3ヶ月こそ安い料金設定ですが、それ以降は無制限プランの中でも高めに設定されています。
さらに初月に500円のオプションに強制加入させられるなど、値段面でのメリットがありません。
WiFiOの料金は、他のポケットWiFiに大きく劣る結果となっています。
【WiFiOのデメリット2】
無制限と書かれているが500GBまで
WiFiOには無制限プランが存在しますが、厳密には500GBまでと定められています。
日常的に使う分には、500GBでも十分無制限だという認識のようです。
他のプロパイダは無制限と書かれているとしっかり500GB以上でも利用できるので、この表現には疑問を感じます。
表現があまり良くないため、信頼性が低いです。
【WiFiOのデメリット3】
契約期間が2年と長い
WiFiOは、契約期間が2年と長いです。
25ヶ月目に解約をしない限り、高額な違約金が発生します。特に1年未満だと19,000円もかかってしまうので、注意が必要です。
最近は縛りなしのポケットWiFiが多くでている中、値段も高めなのに2年縛りがあるというのはデメリットといえます。
【WiFiOのデメリット4】
保障プランに強制加入させられる
WiFiOでは、保障プランに強制加入させられます。
月額500円で、端末弁償金が無料になるというものです。
保障に加入すると安心ではありますが、ただでさえ高めの料金設定の中、500円も値上がりするほどの価値はありません。
強制加入なので、自分で解約を申し出ないといけない点もマイナスポイントです。
【WiFiOのデメリット5】
支払い方法がクレジットカードのみ
WiFiOでは、支払い方法がクレジットカードしかありません。
つまりクレジットカードを持っていない方は契約ができないので、他のポケットWiFi業者を選ぶ必要があります。
デビットカードや口座振替・コンビニ払いができるポケットWiFiも多い中、支払い方法が1つしか無いのはデメリットです。
なお、クレジットカードなしで契約できるポケットWiFiについては、以下の記事をご確認ください。
>>wimaxはデビットカードで支払いできない!?クレジットカードなしで契約できるのはどれ?
WiFiO(ワイファイオー)の2つのメリット
こちらでは、WiFiOのメリットについて紹介します。
- 100GBプランは契約縛りがない
- 日毎の制限がない
とは言っても現状はまったくおすすめできないポケットWiFiであり、他のプロパイダを選んだほうがお得です。
一応メリットだと思える2つの要素について解説するので、メリットとデメリットを比較したうえで検討してみてください。
【WiFiOのメリット1】
100GBプランは契約縛りがない
WiFiOの100GBプランには、契約縛りがありません。無制限プランには2年の縛りがありますが、100GBプランだといつでも解約できます。
ただし、以下のような追加料金がかかります。
- 端末登録手数料:4,980円
- 保障オプション:500円(初月強制加入)
- ウイルスソフト:500円(初月強制加入)
これらを基本料金の3,680円にくわえると、なんと9,660円もかかってしまうのです。
これなら他の縛りなしポケットWiFiを使ったほうが確実にお得です。
縛りなしのプランがあるのは評価できますが、料金面では全く良い点がないので、契約時には十分注意しましょう。
なお、縛りなしポケットWiFiのおすすめについては、以下の記事でくわしく解説しています。
>>違約金なしのポケットWiFiの5社を徹底比較!タイプ別におすすめを紹介
【WiFiOのメリット2】
日毎の制限がない
WiFiOには、日毎の制限がありません。
ポケットWiFiによくある「1日○GBまで」や「3日で10GBまで」という制約がないので、月間容量内であれば好きなだけ通信をおこなえます。
休日に映画やYouTubeをガッツリ視聴したい方にとっては、魅力的なポイントです。
ただし日毎の制限がないポケットWiFiは他にもたくさん存在するので、他のマイナスポイントを補えるほどではありません。
他の業者とメリットやデメリットを比較しつつ、自分に合うものを選ぶのが重要です。
WiFiO(ワイファイオー)の評判を徹底調査!
WiFiOを実際に使っている人の口コミを調べてみましたが、利用者が少ないからか、あまり見つかりませんでした。
2019年初め頃には「大容量で安いWiFi」として注目を集めていたようですが、2020年2月現在では非常に多くのポケットWiFiが誕生したため、料金的なメリットはありません。
WIFIOええなって思ったけどよく調べたら容量無制限ちゃうやん。こんなん糞やん
— 温泉♨行きたい (@onsen_japan_) May 27, 2019
無制限なはずなのになんで制限掛かるねん(怒)#WifiO
— 毒吐男 (@toshiobeppu) October 30, 2019
このように「無制限と書いているはずなのに、実際には制限があった」とクレームを入れている人は多いようです。
口コミはあまり見つからなかったので、他のポケットWiFiと比べてどれくらい料金に差があるかをしっかりと検討することが大切ですね。
結論!WiFiO(ワイファイオー)がおすすめできない理由
この記事ではWiFiOのメリットやデメリットについて説明しましたが、結論としてはおすすめできないポケットWiFiです。
なぜそこまでいい切れるのか、こちらではWiFiOがおすすめできない理由を紹介します。
- 料金が他の業者より高い
- 契約年数が長い
- 料金表示に不信感がある
【WiFiOがおすすめできない理由1】
料金が他の業者より高い
繰り返しになりますが、WiFiOの料金は他のプロパイダに比べて高いです。
WiFiOが定めている無制限で3,980円という料金よりも安い業者は、数多く存在します。
100GBプランの3,680円も、FUJI Wifi(100GB2,780円)やどんなときもWiFi(無制限3,480円)より高額です。
また事務手数料も4,000円と、ポケットWiFi業者の相場(3,000円)よりも高く設定されています。
料金面だけを見ると、まったくおすすめできないプロパイダです。
【WiFiOがおすすめできない理由2】
契約年数が長い
WiFiOは、契約年数も長めに設定されています。
2年間の自動更新制なので、25ヶ月目の解約期間を逃すと、また2年間使わなければなりません。
解約期間以外で発生する違約金も、かなり高額です。
1~12ヶ月目 | 19,000円 |
13~24ヶ月目 | 14,000円 |
25ヶ月目 | 0円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
最近は契約縛りがなくても安い業者が続々と登場している中、料金も高く、契約縛りがあるWiFiOを選ぶ理由は特にありません。
契約年数に縛りがあるのは、WiFiOをおすすめできない大きな理由の1つです。
【WiFiOがおすすめできない理由3】
表示に不信感がある
WiFiOの表示は、あまり明瞭ではありません。
まず、最初の3ヶ月だけ3,480円として、あたかも安いかのような表記にしています。
そして「無制限プラン」とありますが、実際には月間500GBまでしか使えません。
さらにオプションに強制加入させられるため、初月は500円~1,000円も高くなってしまいます。こうなると3,480円と書いてあるのは完全に嘘ですよね。
ぱっと見の料金は安く設定していても、蓋を開けてみればかなり高額な料金を請求されてしまいます。
料金やプラン内容の表記が不親切なので、まったくおすすめできません。勘違いして契約してしまわないように注意しましょう。
【WiFiOがおすすめできない理由4】
サポート対応が不親切
WiFiOは、サポートの対応も不親切です。
まず、問い合わせはすべてメールでのやり取りになります。電話や実店舗が無いので、若干不便です。
にもかかわらず、問い合わせフォームでは電話番号の入力が必要です。
電話が無いのであれば不必要なはずなので、無駄な記入といえます。
さらに初月に強制加入させられる有料オプションを解約するときも、メールでやり取りしなければなりません。手間を掛けさせて、少しでも長くオプションに加入させようという意図が透けて見えます。
このように、WiFiOのサポート体制は、決していいものではありません。
他のポケットWiFi業者であれば24時間つながるチャット機能があったり、電話対応があったりと、充実しているところは多いです。
サポートが不親切なので、初心者の方にもおすすめできないポケットWiFiとなっています。
WiFiO(ワイファイオー)の申込方法をわかりやすく解説
こちらでは、WiFiOの申込方法について解説します。
まずは公式ホームページ上部にある「お申込み」をクリックします。
契約者情報を記入します。
送付先住所などを間違えないように入力してください。
本人確認書類をアップロードします。
- 免許証(表面と裏面の2点が必須)
- パスポート(氏名と顔写真が記載されているページ)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
のいずれかが必要です。
契約内容を選択します。
- プラン
- 申し込み台数
- オプション(強制加入)
- 利用開始時期
などを選択してください。
なお、日割り計算がないため、当月の申込みが月末であっても1ヶ月分の料金が発生します。利用時期には十分注意しましょう。
最後に、支払情報を入力します。
WiFiOではクレジットカードでの決済しか受け付けておりません。
以上を入力して、申込みは完了です。3営業日以内には端末が届きます。