格安SIM

初心者必見!失敗しない格安SIMの選び方とおすすめ3選【完全ガイド】

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「格安SIMに乗り換えたい!でも、何を基準に決めれば良いの?」という疑問はありませんか?

「格安SIMは、通信事業者も料金プランも、多すぎてわからない」という方も多いです。

そこで、本記事では格安SIMの選び方について、以下の点をご紹介します。

  • 格安SIMを選ぶときに見るべきポイントは?
  • 最大通信速度は気にするべき?
  • 格安SIMの料金形態はどうなってるの?
  • オススメの格安SIMはどれ?

記事を読むと上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

格安SIMとは何?概要をかんたんに説明

格安SIMとは、大手キャリアよりも安く契約できるSIMカードのことです。

大手キャリアは、au・docomo・SoftBankの3つ。つまり、この3社以外で契約するSIMカードを、格安SIMと言います。

なお、格安スマホは「格安SIMを使えるスマホ本体」のこと。格安スマホに格安SIMを挿入して通信します。

格安SIMの特徴は、以下の2つ。

<格安SIMの特徴>

  1. 月額料金が安い
  2. 通信速度がキャリアより遅い

格安SIMが安い理由は、キャリアから回線の一部を借りているためです。通信設備を持つ必要がないので、その分安くなっています。

また、同じ理由で、通信速度もキャリアより遅くなる場合があります。使える回線が一部のため、利用者が多いと混雑するのです。

ただし、速度は利用環境にもよるので、一概には言えません。

なお、ポケットWiFiにもSIMカードを使いますが、本記事では主に、スマホに入れる格安SIMについて、ご紹介しますね。

格安SIMの選び方と見るべき5つのポイント

携帯電話を使う人のイメージ

格安SIMを選ぶときに見るべきポイントには、次の5つがあります。

  1. SIMの種類(音声通話・データ専用)
  2. 実効速度
  3. データ容量
  4. 料金
  5. 利用回線(au・docomo・SoftBank)

それぞれのポイントについて、以下で解説していきますね。

【格安SIMの選び方のポイント1】SIMの種類(音声通話・データ専用)

格安SIMを選ぶときには、まずSIMの種類がポイントです。

格安SIMの種類は、主に「音声通話SIM」「データ通信専用SIM」の2つ。それぞれのSIMの違いは、以下のとおりです。

音声通話SIMとデータ通信専用SIMの違い
音声通話SIM データ通信専用SIM
電話番号の有無 ×
音声通話 ×
SMS ×(△)
ネット接続
LINE・Skype通話

上記のとおり、「電話番号による通話をできるかどうか」が、大きな違い。SMS(ショートメッセージ)は、データSIMにもオプション等で付けられる場合があります。

また、データ専用SIMでも、LINE・Messenger・Skypeなどの通話機能で、会話をすることは可能。

ただし、店舗や公共機関・病院には、LINE通話では電話をかけられないことが多いです。スマホで電話もかける場合は、音声通話SIM(通話付き)が良いでしょう。

データ専用SIMは、ポケットWiFiやタブレットなど、通話をしない機器での利用がオススメです。

【格安SIMの選び方のポイント2】実効速度

格安SIMを選ぶときには、通信速度もポイントです。

通信速度には「最大通信速度」と「実効速度」の2種類があります。このうち、大事なのは実効速度。

最大通信速度とは、通信事業者が提示している理論上の数値(ベストエフォート)です。「その速度が出るように最大限の努力をします」という意味。なので、現実には最大速度では利用できません。

そこで、重要になるのが、実際に利用する際の速度(=実効速度)。

実効速度は、利用エリアや環境、障害物の有無、使う時間帯によります。そのため、以下のような方法で、実効速度を確認してみましょう。

  • お試しできる格安SIMを実際に使ってみる
  • 同じ利用環境の人の口コミを参考にする

【格安SIMの選び方のポイント3】データ容量

格安SIMを選ぶ際には、データ容量も重要。月間データ容量の上限を超えると、通信速度制限にかかってしまうためです。

データ容量には、月間容量無制限と上限ありのプランがあります。上限ありの場合でも、1GB・3GBなどの少量から、20GB・30GBを超えるプランまで、幅広く選択可能。

格安SIMの利用目的やライフスタイルに合わせて、必要な容量を選びましょう。

使用容量の目安は「1GBでできることはどれくらい?動画はみられる?使用量の確認方法も解説!!」の記事に詳しく記載しています。参考にしてみてくださいね。

また「ネット接続を格安SIMのみで行うのかどうか」によっても、データ容量は変わります。たとえば、以下のような状況であれば、格安SIMのデータ容量はかなり節約できるでしょう。

  • 自宅に光回線を引いている
  • ネット接続はポケットWiFiで行う

なお、格安SIMとポケットWiFiの併用については、「格安SIMとポケットWiFiの併用で年3万円節約!料金をシミュレーションして解説!」の記事で解説しています。合わせてご覧ください。

【格安SIMの選び方のポイント4】料金

格安SIMを選ぶときには、料金も必ず見るべきポイントですよね。格安SIMの料金は、主に次の3つから成り立ちます。

<格安SIMの料金>

  • 初期費用(事務手数料)
  • 月額料金
  • 通話料金

通話料金は、基本的に通話時間に応じてかかるものです。ただし、料金プランによっては、月額料金の中に、一定の通話料が含まれています。

月額料金を決める要素は、以下の3点。

<月額料金が変わるポイント>

  1. SIMの種類(音声通話・データ専用)
  2. データ容量
  3. 通話量

【月額料金が変わるポイント1】SIMの種類

SIMの種類については、音声通話付きよりも、データ専用の方が、金額は安いです。

ただ、本記事内の「選び方のポイント・SIMの種類」にも記載したとおり、スマホで通話する場合は音声通話SIMを選びましょう。

【月額料金が変わるポイント2】データ容量

データ容量によっても、月額料金は変わります。1GB・3GBなどの少量から、30GBなどの大容量プランまであります。

ただし、大容量プランになると、月額が4000~5000円以上になることが多いです。格安SIMを使う目的が節約の場合は、容量の少ないプランが良いでしょう。

【月額料金が変わるポイント3】通話量

月額料金に関わる通話量は、主に次の2パターンがあります。

  1. 決められた時間以内であれば何回でもかけ放題
    (例:5分以内の通話なら何度でもかけ放題)
  2. 決められた合計時間までかけ放題(通話定額)
    (例:1か月で合計60分までかけ放題)

上記のような「かけ放題」や「通話定額」は、プランによって、月額料金に含まれる場合と、オプションの追加になる場合があります。

【格安SIMの選び方のポイント5】利用回線(au・docomo・SoftBank)

格安SIMを選ぶ際は、利用回線も気にする必要があります。回線によって、使える端末が異なるためです。

格安SIMは、大手キャリアから回線の一部を借りて通信しています。そのため、格安SIMの回線の分類は、au・docomo(ドコモ)・SoftBank(ソフトバンク)の3つ。

どこの回線を使っているかは、各通信事業者(MVNO)によって異なります。たとえば、Y!mobileはSoftBank回線、UQ mobileはau回線など。

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えの場合、同じ回線なら、利用中のスマホ端末をそのまま引き継いで使えることがほとんどです。また、SIMフリーのiPhoneなら、基本的にどこの回線でも使えます。

SIMロック解除については「SIMロック解除の方法は?格安SIMを使うための手順を徹底解説」の記事で詳しく紹介しています。参考にしてみてくださいね。

選び方に悩んだ方におすすめできる格安SIM3選

選び方に悩んでいる方へおすすめの格安SIMは、次の3つです。

  1. 楽天モバイル
  2. mineo(マイネオ)
  3. UQ mobile

以下で、それぞれの詳細について、紹介していきますね。

【選び方に悩む方におすすめの格安SIM1】楽天モバイル

<楽天モバイルの月額料金(スーパーホーダイ)>
通信容量 月額基本料金
(0~2年)
月額基本料金
(2年目以降)
2GB 1,480円 2,980円
6GB 2,480円 3,980円
14GB 4,480円 5,980円
24GB 5,480円 6,980円

※速度制限後は最大1Mbps
※10分以内の通話かけ放題

<楽天モバイルの月額料金(組み合わせプラン)>
料金プラン
・通信容量
音声通話SIM データSIM(SMSあり) データSIM(SMSなし)
ベーシックプラン
※常時200kbps
1,250円 645円 525円
3.1GB 1,600円 1,020円 900円
5GB 2,150円 1,570円 1,450円
10GB 2,960円 2,380円 2,260円
20GB 4,750円 4,170円 4,050円
30GB 6,150円 5,520円 5,450円

<楽天モバイルの概要>
利用回線 docomo・au
通話料金 20円/30秒(※通話SIMのみ)
アプリ通話料 10円/30秒
※「楽天でんわアプリ」使用
かけ放題・通話定額 10分以内の通話が何度でもかけ放題(月額850円)
※「楽天でんわアプリ」使用
データ容量シェア あり(月額100円/1回線あたり)
最低利用期間 なし
契約解除料 なし

楽天モバイルの特徴

楽天モバイルは「スーパーホーダイプラン」と「組み合わせプラン」の2つがあるのが特徴。

スーパーホーダイプランには、10分以内の通話かけ放題が付きです。また、データ容量上限を超えた後も、通信速度が最大1Mbpsまで出ます。

さらに、条件に該当すると楽天スーパーポイントアップの対象となるのが嬉しいところ。普段の楽天での買い物に付くポイントが2倍になります。

楽天モバイルがおすすめな人

  • 楽天ポイントを貯めている人
  • 通話かけ放題にしたい人
  • 速度制限後もネットを楽しみたい人

【選び方に悩む方におすすめの格安SIM2】mineo(マイネオ)

DMMモバイル
<mineoの月額料金>
料金プラン
・通信容量
音声通話SIM
(デュアルタイプ)
データ通信専用SIM
(シングルタイプ)
500MB 1,310円~1,750円 700円~790円
3GB 1,510円~1,950円 900円~990円
6GB 2,190円~2,630円 1,580円~1,670円
10GB 3,130円~3,570円 2,520円~2,610円
20GB 4,590円~5,030円 3,980円~4,070円
30GB 6,510円~6,950円 5,900円~5,990円

※利用回線により月額料金が異なります。

<mineoの概要>
利用回線 au・docomo・SoftBank
通話料金 20円 / 30秒
アプリ通話料 10円/30秒
※「mineoでんわ」使用
かけ放題 10分以内の通話が何度でもかけ放題(月額850円)
※「mineoでんわ」使用
通話定額 ・合計30分まで定額(月額840円)
・合計60分まで定額(月額1,680円)
お試しサービス あり
※お試し200MBコース データ専用 月額300円
※お試し200MBコース 音声通話SIM 月額1,000円

mineo(マイネオ)の特徴

mineo(マイネオ)は、3回線から選べるのが特徴です。月額料金は回線ごとにより異なり、auが最も安く、SoftBankが1番高い料金となります。

また、mineoはお試しサービスがあるのが魅力。データ専用なら月額300円、通話付きでも月額1000円で、契約前に使えるのは良いですよね。

mineo(マイネオ)がおすすめな人

  • 利用回線を選びたい人
  • お試しサービスを使いたい人
mineoのHPはこちら

【選び方に悩む方におすすめの格安SIM3】UQ mobile

<UQ mobileの月額料金>
料金プラン
・通信容量
音声通話SIM
(スマホプラン)
データ専用SIM
データ無制限プラン
※常時500kbps
2,680円 1,980円
3GB
(データ高速プラン)
1,680円 980円
3GB
(スマホプラン)
1,980円
9GB 2,980円
14GB 3,980円

<UQ mobileの概要>
利用回線 au
通話料金 20円/30秒
かけ放題 10分以内の通話が何度でもかけ放題(月額700円)
通話定額 合計60分まで定額(月額500円)
データ容量くりこし あり

UQ mobileの特徴

UQ mobileは、KDDIグループの事業者のため、通信速度や品質が安定していることが特徴です。

料金は他社と比べて特別安くはありませんが、日頃のネット接続の快適さや安定を重視する人には、人気がありますね。

UQ mobileがおすすめな人

  • ネット接続の安定性を重視する人
  • 大手キャリア系列の格安SIMの方が安心できる人

 

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