格安SIM

SIMロック解除の方法は?格安SIMを使うための手順を徹底解説

「格安SIMにしたいけど、SIMロック解除が難しそう」とお悩みですか?

「SIMロックって、よく聞くけど、実はあまり知らない」という方も多いです。

そこで本記事では、格安SIMとSIMロック解除について、以下の点をご紹介します。

  • そもそもSIMロック解除って何?
  • 格安SIMを使うにはSIMロック解除は絶対に必要?
  • SIMロック解除が必要か確認する方法は?
  • SIMロック解除をする方法は?
  • SIMロック解除のメリット・デメリットは?

記事を読むと、上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

SIMロック解除とは何?

SIMロック解除とは「端末のSIMロックを外すこと」を言います。では、SIMロックとは、そもそも何なのでしょうか?

まず、携帯電話を使う際は、SIMカードを挿さなければ通信できません。SIMカードとは、スマホ契約者の情報が記録されたICカードです。

通常は、契約している携帯会社以外のSIMカードを入れても、使えない状態となっています。

たとえば、docomoで購入したスマホに、auのSIMカードを入れても使えません。これが、SIMロックがかかっている状態。

SIMロックを外すと、他の携帯会社のSIMカードを入れても使えるようになるのです。それをSIMロック解除と言います。

SIMロック解除した端末を「SIMフリー」、ロックがかかっている端末を「SIMロック端末」と呼ぶことが多いです。

SIMロック解除の4つのメリット

携帯電話を使う人のイメージ

SIMロック解除をすると、スマホのSIMカードを差し替えられるようになります。それによるメリットは次の4つ。

  1. MVNOの格安SIMを使える
  2. スマホ端末を変えずに携帯電話会社を乗り換えできる
  3. 海外のSIMカードを使える
  4. スマホ端末の売却時に高値で売れる

それぞれのメリットについて、以下で説明していきますね。

【SIMロック解除のメリット1】MVNOの格安SIMを使える

SIMロック解除をするメリットは、格安SIMを使えること。格安SIMとは、SIMカードを安く契約できるサービスを言います。

au・docomo・SoftBankなどの大手キャリアよりも、スマホの月額料金を節約できるのが魅力。

たとえば、以下のMVNO(通信事業者)で、格安SIMの契約が可能です。

<格安SIMを契約できるMVNOの一例>

  • 楽天モバイル
  • LINEモバイル
  • イオンモバイル
  • UQ mobile(UQモバイル)
  • Y!mobile(ワイモバイル)
  • mineo(マイネオ)

【SIMロック解除のメリット2】
スマホ端末を変えずに携帯電話会社を乗り換えできる

現在使用中のスマホ端末はそのままで、他の携帯電話会社へ乗り換えられることも、SIMロック解除のメリット。

MVNO(通信事業者)への変更の他、au・docomo・SoftBankなど、他のキャリアへ乗り換えることも可能です。

SIMロック解除ができなかった時には、乗り換えのたびに携帯端末も買い替える必要がありました。まだ使えるスマホを、キャリア変更のために買い替えるのは、金銭面でも無駄なこと。

SIMロック解除をすれば、携帯会社を乗り換えても、同じスマホを使い続けることができます。

【SIMロック解除のメリット3】海外のSIMカードを使える

海外のSIMカードを使えることも、SIMロック解除のメリットです。

現地で安いSIMカードを入れれば、海外でも自分のスマホを使用できます。海外旅行用に携帯端末やモバイルWiFiルーターを用意する必要がありません。

また、現地のSIMカードを使わずに国際ローミングで通信する場合、通信料が高くなってしまいます。SIMロック解除をすると、海外でも通信料を節約できるのが良いですね。

【SIMロック解除のメリット4】スマホ端末の売却時に高値で売れる

SIMフリー端末(ロック解除済み)は、ロックがかかっている端末より、売却時に高値で売れるのもメリット。

高く売れる理由は、SIMロック端末には以下のデメリットがあるからです。

<中古売却時のSIMロック端末のデメリット>

  • 契約できる携帯会社が限定される
  • 新品購入時の本人でなければSIMロック解除できない場合がある

このため、ネットオークションや中古販売店では、SIMフリー端末の方が高く買取してもらえるのです。

また、場合によっては、SIMロック解除をしていないと、買取拒否されるケースもあります。

SIMロック解除の注意点・デメリット

SIMロック解除には、次のデメリットがあります。

  • SIMロック解除の手数料がかかる場合がある

大手キャリアのショップ・店舗でSIMロック解除をしてもらうと、3,000円程度の手数料がかかります。

ただし、SIMロック解除は自分で行うことも可能です。その場合、料金はかかりません。

私の携帯はSIMロック解除が必要?確認方法を解説

スマートフォンのイメージ画像

端末を変えずに携帯会社を乗り換えたり、格安SIMに変更する場合、SIMロック解除は絶対に必要なのでしょうか?

実は、SIMロック解除は、必要な場合と不要な場合があります。以下は、SIMロック解除の要否を決めるポイントです。

<SIMロック解除の要否を分けるポイント>

  1. 乗り換えのパターン
  2. スマホの端末・機種

それぞれのポイントについて、見ていきましょう。

【SIMロック解除の要否の基準1】乗り換えのパターン

SIMロック解除が必要かどうかを決めるポイントの1つは、携帯会社の乗り換え・変更のパターンです。

以下は、乗り換えのパターンと、SIMロック解除の要否の一覧。

<乗り換えパターンによるSIMロック解除の要否>
乗り換え・変更前 乗り換え・変更後 SIMロック解除の要否
大手キャリア 他のキャリア 必要
大手キャリア 同じ回線の格安SIM 不要な場合が多い
大手キャリア 他の回線の格安SIM 必要

au・docomo(ドコモ)・SoftBank(ソフトバンク)などのキャリアから、他のキャリアへ変更する場合は、SIMロック解除が必要。

大手キャリアから格安SIMへ変更の際は、同じ回線ならSIMロック解除は不要なことが多いです。たとえば、auからUQ mobile(au回線)への変更など。

回線が違う格安SIMへの変更の際は、SIMロック解除が必要になります。

【SIMロック解除の要否の基準2】スマホの端末・機種

スマホの端末・機種により、SIMロック解除の要否が分かれる場合もあります。

以下は「自分のスマホは、SIMロック解除が必要かどうか」を確認する方法です。

<SIMロック解除の要否の確認方法>

  1. 契約中の携帯会社・キャリアのショップで確認
  2. MVNOの公式サイトで確認
  3. MVNOのカスタマーセンターに問い合わせ
  4. 家電量販店内のスマホ担当カウンターで確認

それぞれの方法について、説明していきますね。

【確認方法1】契約中の携帯会社・キャリアのショップで確認

自分のスマホでSIMロック解除が必要かどうかを確認するには、契約中の携帯電話会社のショップで見てもらうのが、1番確実です。

難しいことはわからないという場合は、最寄りの店舗で確認しましょう。

【確認方法2】MVNO(通信事業者)の公式サイトで確認

利用するMVNO(通信事業者)の公式サイトでも、SIMロック解除が必要かどうかを確認できます。

たとえばBIGLOBEモバイルの場合の確認手順は、以下のとおりです。

<SIMロック解除の要否の確認手順>
BIGLOBEモバイルの公式サイトの場合)

  1. BIGLOBEモバイルの公式サイトにアクセス
  2. 「動作確認端末」へアクセス
  3. 「SIMロック解除が必要な端末について」をクリック or タップ
  4. SIMロック解除が必要な端末が表示される

SIMロック解除が必要な端末は、各通信事業者によって異なるので、使用するMVNOで確認しましょう。

参考元:BIGLOBEモバイル

【確認方法3】MVNO(通信事業者)のカスタマーセンターに問い合わせ

MVNOの公式サイトでSIMロック解除の要否がわかりづらい場合は、カスタマーサポートへ問い合わせしましょう。

問い合わせ方法には、主に次の3つがあります。

  1. 公式ホームページの問い合わせフォーム
  2. 公式ホームページのチャット
  3. 電話

営業時間外なら問い合わせフォーム、急ぎの場合は電話など、状況に応じて使い分けましょう。

【確認方法4】家電量販店内のスマホ担当カウンターで確認

携帯ショップやMVNOの公式サイト以外では、家電量販店のスマホ担当窓口で確認する方法もあります。

「大手キャリアの店舗が近くにないけれど、対面で教えてほしい」という場合には、助かりますね。

SIMロック解除ができる条件を解説

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SIMロック解除を行うには、一定条件を満たす必要があります。

以下は、各携帯電話会社のSIMロック解除条件です。

<docomoのSIMロック解除の条件>

  • ネットワーク利用制限や各種ロックがかかっていない
  • 購入日から100日以上経過した端末
  • SIMロック解除の対応機種であること

<SoftBankのSIMロック解除の条件>

  • ネットワーク利用制限や各種ロックがかかっていない
  • 購入日から101日以上経過した端末
  • SIMロック解除の対応機種であること
  • スマホの所有者と契約者が同一であること

<auのSIMロック解除の条件>

  • ネットワーク利用制限や各種ロックがかかっていない
  • 購入日から101日以上経過した端末
  • SIMロック解除の対応機種であること
  • スマホの購入者と契約者が同一であること

SIMロック解除の方法を解説

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SIMロック解除の方法には、次の2つがあります。

<SIMロック解除の方法>

  1. 携帯ショップの店舗で解除する
  2. 携帯会社の公式サイトから自分で解除する

それぞれについて、以下で説明していきますね。

【SIMロック解除の方法1】携帯ショップの店舗で解除する

SIMロック解除の簡単な方法は、au・docomo・SoftBankなどのショップに行くことです。

スマホを持参すると、店頭でSIMロック解除の手続きをしてもらえます。間違いがないので、自分で解除することに自信がない人は、店舗に任せると安心ですね。

ただし、本記事内の「SIMロック解除のデメリット」にも記載したとおり、ショップで解除する場合は、3,000円程度の手数料が必要です。

【SIMロック解除の方法2】携帯会社の公式サイトから自分で解除する

携帯電話会社の公式サイトから自分で手続きをするのも、SIMロック解除の方法の1つです。自分で行うと、SIMロック解除の手数料がかかりません。

ただし、2015年5月以前のスマホ端末は、サイトから解除できない場合もあります。

手続き自体は、案内手順に沿って進めるだけです。Webの手続きに慣れている人なら、それほど難しくはありません。

解除方法は、各キャリアによって異なります。また、手順の詳細は頻繁に変わるため、公式サイトで最新情報を確認しましょう。

以下は、各携帯電話会社のSIMロック解除の確認方法です。

docomoのSIMロック解除の確認方法>

  1. 公式サイトにアクセス
  2. 「お客様サポート」にアクセス
  3. 「お手続きのご案内」にアクセス
  4. 「各種手続き」をクリック or タップ
  5. 「SIMロック解除の手続き」にアクセス

SoftBankのSIMロック解除の確認方法>

  1. 公式サイトにアクセス
  2. 「スマートフォン・携帯電話」にアクセス
  3. 「サポート」にアクセス
  4. 「SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する」にアクセス
  5. 「ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除」にアクセス

auのSIMロック解除の確認方法>

  1. 公式サイトにアクセス
  2. 「サポート」にアクセス
  3. 「サービス別サポート情報」にアクセス
  4. 「スマートフォン・携帯電話をご利用の方」にアクセス
  5. 「お手続き方法のご案内」にアクセス
  6. 「SIMカードに関するご案内」にアクセス
  7. 「SIMロック解除のお手続き」にアクセス

基本的に案内に沿って進めていけば、悩むことはありません。

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