月々の携帯代を安く抑えられる格安SIM。いろいろな会社が参入しており、その数は50を超えています。
その中でもSoftbank(ソフトバンク)の格安SIMは人気で、機種変更を検討しているという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ソフトバンク回線の格安SIMを選ぶときに見るべきポイントや注意点、おすすめの業者について詳しく解説します!
いい格安SIM業者で快適な通信を楽しむためにも、これからキャリアの変更を検討している方はぜひチェックしてみてください。
Contents
Softbank(ソフトバンク)回線の格安SIMを使うメリット

こちらでは、ソフトバンク回線の格安SIMを使うメリットについて紹介します。
- ソフトバンクの端末ならSIMロック解除が必要ない
- 通信速度が他社より速い
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【ソフトバンク回線の格安SIMメリット1】
ソフトバンク端末ならSIMロック解除が必要ない
格安SIMへ乗り換えを行う際、ソフトバンク端末を持っていれば、SIMロック解除の必要がありません。
SIMロック解除は他社の回線へと乗り換えるときに利用するものなので、同一回線上であれば手続きなしで利用できます。乗り換えもSIMカードを入れ替えるだけなのでラクラクです。
SIMロック解除を行うには電話や窓口で手続を行うなど手間がかかるので、SIMを入れ替えるだけで乗り換えができるのはメリットといえます。
【ソフトバンク回線の格安SIMメリット2】
通信速度が他社より速い
ソフトバンク回線は、通信速度が他社より速いと言われています。
ソフトバンク回線は利用者が少なく、対応している格安SIM業者もそこまで多くありません。よって回線が混雑すること無く、スピーディーな通信が可能となっています。
ドコモが2019年9月に発表したデータによると、各回線の契約シェア率は以下のとおりです。
- ドコモ……44.4%
- au……32.1%
- ソフトバンク……23.5%
(引用:https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/personal/strategy/index.html)
1位のドコモに比べると倍近い人数の差があるので、その分混み合う可能性は低いです。
スマートフォンを使う上で重要な速度面が速いという点は、ソフトバンク回線の大きなメリットといえるでしょう。
Softbank(ソフトバンク)回線の格安SIMを選ぶときに見るべきポイント

ソフトバンク回線を取り扱っている格安SIM業者は複数存在するので、自分にあった回線を選ぶにはいろいろと使い勝手をチェックしなければなりません。
そこでこちらでは、ソフトバンク回線の格安SIMを選ぶときに見るべきポイントを4つ紹介します。
- 料金
- データ容量
- オプション
- キャンペーン
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【ソフトバンク回線の格安SIMで見るポイント1】
料金
せっかく格安SIMに乗り換えるのだから、料金はしっかりと確認しておきましょう。3大キャリアよりは確実に安いものの、格安SIMの中では同じプランであっても料金に違いが生じています。
以下が、主要な格安SIM業者の料金の一例です。
業者名 | 月額料金の一例(税別) |
LINEモバイル | 1,690円 |
リペアSIM | 1,780円 |
b-mobile S | 1,690円 |
ワイモバイル | 1,980円(半年後は2,680円) |
mineo | 1,950円 |
※いずれも音声通話SIM・3GB・ソフトバンク回線の場合
比べると、同じソフトバンク回線で同じ容量なのに、料金に大きく差があることがわかります。LINEモバイルとワイモバイルなら、300円~990円と違いは大きいです。
無駄にお金を払いすぎてしまわないためにも、料金はしっかりと確認しておきましょう。
【ソフトバンク回線の格安SIMで見るポイント2】
データ容量
データ容量も、格安SIMを使う上では重要です。
格安SIMはいろいろな契約方法があり、ついつい値段を安く抑えようと低容量プランに加入しがちです。すると通信制限にかかりやすく、スマートフォンを使う上で不便な点が増えてしまいます。
大半の業者は1ヶ月単位でプランを変更できるので、まずは多めの容量で契約して、利用状況を確認しながら最適なプランを選ぶのがおすすめです。
快適にスマートフォンを使うためにも、容量はしっかりチェックしておいてください。
【ソフトバンク回線の格安SIMで見るポイント3】
オプション
格安SIMは、業者ごとにオプションが用意されているため、自分にあったものを探してみてください。
うまく使えば低容量のプランでも、快適に利用できる可能性が高まります。
たとえば、主要格安SIM業者のオプションは以下のとおりです。
LINEモバイル | ・LINEでのやり取りにかかるデータのカウントフリー ・TwitterやInstagramなどのデータカウントフリー |
リペアSIM | iPhone修理料金が最大で全額キャッシュバック |
ワイモバイル | 1回10分以内の通話料金が無料 |
mineo | データ容量が無くなったときに、他の人からパケットを受け取れる「フリータンク機能」 |
それぞれ個性的なオプションを用意しているので、いろいろチェックしてみてください。
【ソフトバンク回線の格安SIMで見るポイント4】
キャンペーン
定期的に行われるキャンペーンも、ソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える上でチェックしておくべきポイントです。
普通に申し込むよりも格段に安くなることが考えられます。
過去には、以下のようなキャンペーンが開催されていました。
LINEモバイル | 基本使用料5ヶ月間半額 LINE Pay5,000円分 |
ワイモバイル | データ増量オプションが1年間無料 |
mineo | 基本料金から6ヶ月間333円引き |
同じ業者で契約するなら、少しでも安くなるほうが嬉しいですよね。
キャンペーンは定期的に開催されるので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
Softbank(ソフトバンク)回線から格安SIMに乗り換えるときの注意点

こちらでは、ソフトバンクのスマートフォンから格安SIMに乗り換える時の注意点について紹介します。
- 電話番号をそのまま使うにはMNP予約番号がいる
- キャリアのメールアドレスは使用不可
- タイミングによっては解約金が発生する
- LINEのID検索は、LINEモバイル以外だとできない
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【格安SIMに乗り換える注意点1】
電話番号をそのまま使うにはMNP予約番号がいる
ソフトバンク回線の格安SIMに乗り換えるとき、前から使っている電話番号を使うには、MNPを行う必要があります。
MNPを行うには前もって予約番号の発行をしておく必要があるので、電話番号をそのままに乗り換えをしたい場合は手続きを済ませておきましょう。
MNPは電話や窓口、インターネットなどで申し込みできます。その際には2,000円~3,000円ほどの手数料がかかるので注意してください。
【格安SIMに乗り換える注意点2】
キャリアのメールアドレスが使用不可
格安SIMに乗り換えると、キャリアのメールアドレスが利用できません。具体的には「@softbank.ne.jp」や「@docomo.ne.jp」などのアドレスです。
キャリアメールが使えなくなると、いままで登録していたメールマガジンも届かなくなります。知人や仕事関係の相手からくる重要なメールを受け取れなくなることも考えられるので、早めに別のアドレスを入手しておきましょう。
格安SIMでメールアドレスを入手するには、GmailやYahooメールなどのフリーアドレスがおすすめです。
アプリを使えばスマートフォン上で簡単に受信確認ができるので、ぜひ使ってみてください。
フリーアドレスのとり方はこちらの記事でくわしく解説しています。
【格安SIMに乗り換える注意点3】
時期によっては解約金が発生する
格安SIMに乗り換える際、時期によっては解約金が発生します。
ドコモ・au・ソフトバンクは基本的に2年契約となっており、解約金がかからないタイミングは「2年経過後の2~3ヶ月間」と決まっているケースが多いです。
それ以外の期間で解約すると、解約金として1万円近いお金を取られてしまいます。それによって一気に出費が増える可能性があるので注意してください。
ただし格安SIMにすれば月額料金を5,000円近く抑えられることもあるので、長期的に見ると解約金を支払ってでも乗り換えたほうがお得です。
解約金が不要になるまでの月数の間に、1万円以上のコストカットができるのであれば、すぐさま変更してしまいましょう。
【格安SIMに乗り換える注意点4】
LINEのID検索がLINEモバイル以外でできない
格安SIMでは、LINEのID検索がLINEモバイル以外でできません。
LINEはセキュリティの関係上、IDで検索できるキャリアを「ドコモ・au・ソフトバンク・LINEモバイル」と定めています。
よってLINEモバイル以外の格安SIMだと、ID検索が使えないのです。
今やかなり多くの人が使っているLINEにおいて、ID検索をひんぱんに利用する機会がある方も多いので注意しましょう。
ちなみにID検索ではない、QRコードやフルフルなどの友達追加方法は問題なく使えます。
Softbank(ソフトバンク)回線の格安SIMはどこがおすすめ?特徴を解説

こちらでは、ソフトバンク回線に対応しているおすすめの格安SIM業者を紹介します。
いずれもおすすめできる格安SIM業者なので、オプションやキャンペーンなどの情報をチェクして、最も使いやすそうなものを選んでみてください。
- LINEモバイル
- mineo
- ワイモバイル
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【ソフトバンク回線の格安SIMおすすめ1】
LINEモバイル
LINEモバイルは、ソフトバンク回線に対応している格安SIMの中でもかなりおすすめできる業者です。
すべてのプランでLINE利用時のデータ通信量はカウントされないので、通信制限でメッセージや通話のコミュニケーションが取りにくくなるということがありません。
さらにコミュニケーションフリープランだと、TwitterやInstagramなどを閲覧したときのデータ通信量も0になります。
少ないデータ通信量をコスパよく利用できるため「普段からLINEやSNSくらいしか見ない」という方にとっては非常におすすめです。
【ソフトバンク回線の格安SIMおすすめ2】
mineo
mineoは、データシェア機能が充実している格安SIMです。
友達や家族間でデータを分け合えるプランはいろいろな業者が用意しているのですが、mineoはさらに知らない人からパケットを受け取れる「フリータンク機能」を用意しています。
細かい条件はあるものの、毎月1GBまでタンクに入っているパケットを利用可能です。パケットが余るとそれをタンクに入れることもできるので、無駄に余らせてしまうということもありません。
不特定多数の人から容量を受け取れるシステムは他社にはなく、パケットが不足しがちな格安SIMではかなり重宝します。
【ソフトバンク回線の格安SIMおすすめ3】
ワイモバイル
ワイモバイルは、ソフトバンクグループが運営している格安SIM業者です。
他の格安SIMはソフトバンクから回線を借りて運用していますが、ワイモバイルはソフトバンク回線を直接使えるため、安定した通信が可能です。
さらにYahoo!プレミアムの特典が使えたり、国内通話が10分以内であれば無料だったりと、オプションも充実しています。
その分月額料金は2,680円(キャンペーンなしの場合)と高めなので、格安SIMでも手厚いサービスを受けたいと考えている方は、ぜひ検討してみてください。