ポケットWiFiの豆知識

ポケットWiFiの解約をするタイミングはいつ?得するタイミングと手順を解説!

使っているポケットWiFiの速度が遅かったり、料金に不満があったりして、解約を考えている方は多いです。

ところが、解約方法をいまいち把握していないという方も多いのではないでしょうか?

契約年数や違約金などを取られることもあるし、ややこしいですよね。

そこで本記事では、ポケットWiFiを解約する方法について徹底解説します!

解約する適切なタイミングや注意点、残った端末の使いみちなども合わせて紹介するので、ポケットWiFiの解約を検討している方はぜひチェックしてみてください。

ポケットWiFiの解約手順を解説

こちらでは、ポケットWiFiの解約手順を解説します。

契約している会社によって方法は変わるので、こちらでは主要な業者での解約方法をまとめました。

  • docomo
  • au
  • Softbank
  • GMOとくとくBB
  • Broad WiMAX
  • UQ WiMAX
  • ワイモバイル

それぞれご自身にあった場所を確認してみてください。

docomo・au・SoftbankのポケットWiFiを解約する手順

携帯電話の3大キャリアであるdocomo・au・SoftbankのポケットWiFiを解約するには、それぞれのショップへと持ち込みます。

その際に必要なものは、以下のとおりです。

  • SIMカード入りのポケットWiFi本体
  • 本人確認書類
  • ネットワーク暗証番号(docomoのみ)

どのキャリアであっても、2年以内に解約する場合は9,500円(税別)がかかります。ただし2年が経過した当月、翌月、翌々月であれば解約金はかかりません。

解約期間を過ぎると自動更新がかかり、新たに2年契約が始まるので注意してください。

GMOとくとくBBのポケットWiFiを解約する手順

GMOとくとくBBの解約手順は、契約更新月内とそれ以外で変わります。

【契約更新月内の場合】
契約更新月内であれば、手数料なしで解約できます。

契約更新月は、端末発送月の翌月を1ヶ月目として、37ヶ月目です。

  1. 会員サポートページの「BBnavi」にアクセス
  2. 解約ボタンを押して、手続きを進める(解約希望月の20日まで)

【契約更新月以外の場合】

  • 解約希望月の20日までに、サポートセンターへ連絡
    (メールフォームもしくは電話)
  • 返答が届き次第、解約手続きを行う

契約更新月以外の場合は、以下の違約金が発生します。

契約期間 キャッシュバック有の場合 その他割引キャンペーンの場合
1~12ヶ月目 24,800円 19,000円
13~24ヶ月目 24,800円 14,000円
25ヶ月目以降 9,500円 9,500円

※税別

他のキャリアに比べても非常に高額な違約金なので注意しましょう。

ちなみに、解約はすべてネット上で完結するので、手元にあるSIMカードや端末を返却する必要はありません。

Broad WiMAXのポケットWiFiを解約する手順

Broad WiMAXでの解約方法は、以下の手順です。

  1. Broadサポートセンター解約専用ダイヤル(050‐5212‐7322)に連絡する
  2. 担当オペレーターに契約情報を伝え、解約手続きを取る

※当月の解約受付は25日までです。26日以降は解約できないため、翌月1日以降に連絡してください。

解約手数料は以下のとおりです。

契約期間 解約手数料
1~12ヶ月目 19,000円
13~24ヶ月目 14,000円
25ヶ月目以降 9,500円

※税別

更新月は端末発送月の翌月を1ヶ月目として37ヶ月目で、その月であれば手数料はかかりません。

UQ WiMAXのポケットWiFiを解約する手順

UQ WiMAXでポケットWiFiを解約する手順は、以下のとおりです。

  1. UQお客さまセンターにて連絡する
    (メール・チャット・電話)
  2. 返答が届き次第、手続きを行う

UQ WiMAXには複数の契約方法がありますが、基本的には以下の解約手数料を取られます。

契約期間 解約手数料
1~12ヶ月目 19,000円
13~24ヶ月目 14,000円
25ヶ月目以降 9,500円

※税別

手数料がかからない解約月は、2年契約だと26ヶ月目、3年契約だと38ヶ月目です。他社と微妙に違っているので注意しましょう。

ワイモバイルのポケットWiFiを解約する手順

ワイモバイルのポケットWiFiを解約するには、直接店舗に訪問するか、電話で受付後に解約申込書を郵送します。

店舗に行く場合は、以下の準備が必要です。

  • SIMカード入りのポケットWiFi本体
  • 本人確認書類
  • 電話番号や暗証番号の情報

ワイモバイルは、契約が2年以内の場合は、違約金9,500円(税別)がかかります。2年が経過した当月、翌月、翌々月であれば不要です。

ポケットWiFiを解約するべきタイミングは?

ポケットWiFiは長期の契約が前提となっているので、解約するタイミングをついつい逃してしまいがちです。

そこでこちらでは、ポケットWiFiを解約するべきタイミングについて紹介します。

【ポケットWiFi解約のタイミング1】契約更新月

最もスムーズに解約ができるタイミングは、契約更新月です。

解約手数料がかからないので、余計な負担がありません。更新月を狙って、我慢して使っているという方も多いのではないでしょうか。

解約手数料がかからない月は、各社によって大きく変わります。

以下が、主要なポケットWiFi業者の解約更新月です。

docomo・au・
ソフトバンク・ワイモバイル
2年が経過した当月、翌月、翌々月
GMOとくとくBB 37ヶ月目
Broad WiMAX 37ヶ月目
UQ WiMAX 2年契約:26ヶ月目
3年契約:38ヶ月目

このタイミングを逃すと、10,000円~20,000円近い解約手数料がかかる恐れがあるので、十分注意してください。

【ポケットWiFi解約のタイミング2】
型落ちで速度が出ない

ポケットWiFiが古くなり、速度が出なくなる場合です。

多くの通信業者では、基本的に2年~3年という長期の契約を行います。すると更新月付近では端末に不具合が生じることも珍しくありません。

特にポケットWiFiは持ち運びを頻繁に行う端末なので、衝撃を受けやすいです。すると電波受信部の調子がどうしても悪くなってしまいます。

「以前よりもつながらなくなってきたな……」と感じたら、解約もしくは機種変更を行うタイミングだと考えてください。

【ポケットWiFi解約のタイミング3】
電池切れが起きる

ポケットWiFiが以前に比べて電池切れが起きるようになったら、解約のタイミングです。

内蔵されているバッテリーが、劣化してしまっている可能性があります。

モバイルバッテリーを併用すれば使うことはできますが、頻繁に持ち歩く端末なので面倒ですよね。

いざというときに困らないように、電池が劣化したタイミングで解約を検討しましょう。

【ポケットWiFi解約のタイミング4】
月額料金が上がっている

ポケットWiFiの月額料金が上がってきたときも、解約を検討してみてください。

ポケットWiFiの契約内容が、1年目だけ安くして、2・3年目は高めの料金を取るというところは多いです。

たとえばBroad WiMAXでは、以下のようなプランとなっています。

1~2ヶ月目 2,726円
3~24ヶ月目 3,411円
25ヶ月目以降 4,011円

このような料金プランでは、長く使えば使うほど損が大きいです。

もちろん途中で解約すると手数料がかかってしまうのですが、手数料を支払ってでも乗り換えたほうが安くことも十分にありえます。

他社の料金も照らし合わせて、最もコスパよく乗り換えられる月を探してみてください。

ポケットWiFiを解約するときの3つの注意点は?

こちらでは、ポケットWiFiを解約する時の注意点について説明します。

  1. 解約手数料・違約金が高額
  2. 端末代を一括で返済する必要あり
  3. 解約月の料金は全額支払う必要がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【ポケットWiFi解約の注意点1】
解約手数料・違約金が高額

ポケットWiFiの解約は、タイミングを逃すと違約金がかかります。その金額はかなり高めの設定になっているので注意しましょう。

ハカセ
ハカセ
特にWiMAXを売っている業者には、端末代を0円としているところが多いです。よって早期の解約には、かなり高額な違約金を設けています。

たとえばWiMAX端末を取り扱うGMOとくとくBBだと、最大で24,800円もの解約金を支払わなければなりません。月々の料金が4,000円程度なので、半年分も取られてしまいます。

膨大な手数料を取られてしまわないためにも、契約内容をしっかりと確認して、適切なタイミングで解約を行うようにしましょう。

【ポケットWiFi解約の注意点2】
端末代を一括で返済する必要あり

契約によっては、端末代を一括で返済する必要がある点に注意しましょう。

ポケットWiFiの端末料金は、基本的に契約期間内で分割で支払われます。たとえば20,000円の商品を2年契約で購入したら、毎月833円を上乗せして支払っているはずです。

もし途中で解約すると、残っている分の端末代金を精算する必要があるので、一括返済を求められます。

仮に解約手数料もかかるとなると、請求料金が20,000~30,000円になることも珍しくないので、タイミングには十分気をつけてください。

【ポケットWiFi解約の注意点3】
解約月の料金は全額支払う必要がある

ポケットWiFiを解約した月の料金は、全額支払う必要があります。基本的に日割りで計算して請求されることはありません。

たとえば末日が締日だとすると、1日に解約しても30日に解約しても料金は変わりません。

ただし、解約したその日に利用をストップする業者は多いです。となると解約をギリギリまで待ったほうがお得ではあります。

その月の料金は全て支払うということを頭に入れておき、適切なタイミングで解約するようにしましょう。

解約した後のポケットWiFi端末の利用方法は?

ポケットWiFiを購入する契約を結んでいた場合、解約したあとも端末は手元に残ります。

では、この端末をどうすればいいのか、こちらで解説します。

【解約したポケットWiFiの使い道1】売却

ポケットWiFiを買取業者へ売却してしまいましょう。

よほど古い機種や故障している機種でなければ、中古市場での需要は高いです。

場合によってはメルカリやヤフオクなどに自分で出品すると、業者よりも高く売れるかもしれません。

ポケットWiFiは年数が経てば経つほど価値が減っていくので、不必要なのであれば解約してすぐに売却を検討してみてください。

ポケットWiFiの売却についてさらに詳しく知りたい方はポケットWiFiを高く買取してもらう方法を解説!売却方法やコツ・注意点も紹介も参考になります。

【解約したポケットWiFiの使い道2】格安SIMを指す

LINEモバイルや楽天モバイルなど、格安SIMを契約して再利用する方法です。

最近のポケットWiFiはSIMフリー機種であることが多く、契約した業者以外のSIMカードを利用できる可能性は高いです。

格安SIMであれば月間1,000円程度で利用できるものもあるので、経済的にもお得に利用できます。

ただし端末によっては、利用できない回線やSIMが存在するので、しっかり確認した上で契約を行うようにしましょう。

格安SIMでの使い方は【後悔しない?】SIMフリーのポケットWifiを徹底解説!メリット・デメリット・使い方など!をご覧ください。

違約金を払ってもポケットWiFiを解約すべき?料金をシミュレーション

契約更新月を過ぎてしまうと、違約金が発生することは珍しくありません。ところが、違約金を払ってでも解約したほうが、結果的に安くなるというケースが存在します。

こちらでは違約金を見込んだ上で、ポケットWiFiを解約すべきかどうかのシミュレーションを行いました。

 

たとえば3年以上使っているGMOとくとくBBから、レンタルサービスのFUJI WiFiに乗り換える場合をシミュレーションしてみましょう。利用する期間は1年とします。

GMOとくとくBBをそのまま利用する場合 4,263円 × 12ヶ月 = 51,156円
FUJI WiFiへ乗り換える場合
(WiMAX2+プランとして)
1~2ヶ月目:3,200円 × 12ヶ月 = 38,400円
解約手数料:9,500円
合計:47,900円

乗り換えて1年経過した時点で、GMOとくとくBBよりも安い金額で利用可能です。

さらにFUJI WiFiは期間がどれだけ経っても3,200円で使えるので、使えば使うほど安くなります。

もし解約手数料が9,500円を超える場合であっても、ずっと使い続けている限り、トータルの料金はどんどん安くなるでしょう。

ハカセ
ハカセ
解約手数料は一見高いと感じるかもしれませんが、うまく乗り換え先を探すと、安く利用できることも十分にありえます。

端末は必要ないという方であれば、レンタルサービスのFUJI WiFiへの乗り換えはかなりおすすめです。ぜひ検討してみてください。

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