ポケットWiFiの契約をお考えでしょうか?
いざ申し込むとなると、どうやって契約するのがお得なのか、何に注意するべきなのか、気になりますよね。
そこで本記事では、ポケットWiFiの契約について、以下の点をご紹介します。
- ポケットWiFiの契約時の確認事項や注意点は?
- ポケットWiFiはどこで契約するのがおすすめ?
- ポケットWiFiの契約方法・手順は?
記事を読むと、上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ、ご覧くださいね。
Contents
ポケットWiFiの契約時に確認すべき4つの重要ポイント
ポケットWiFi(モバイルWiFiルーター)の契約時には、確認すべき4つのポイントがあります。
- 通信容量・速度制限
- 契約期間(縛り)
- 価格(合計金額・実質月額料金)
- 対応エリア
それぞれのポイントについて、以下で説明していきますね。
【ポケットWiFi契約時の確認事項1】通信容量・速度制限
ポケットWiFiの契約時に確認すべき点は、データ通信容量と速度制限です。それぞれ、プロバイダや料金プランによって、異なります。
ポケットWiFiにかかる速度制限は、大きく分けて次の2つ。
制限を受ける条件 | 制限期間 | 制限後の通信速度 |
---|---|---|
1.月間通信容量の上限を超える | 月末まで | 最大128kbps |
2.3日間で10GBの上限を超える | 翌日2時頃まで | 最大1Mbps |
制限を受ける条件が「月間の通信量」か「3日間の通信量」か、が大きな違いです。その他に、制限後の速度や、制限期間も異なります。
月間通信容量による速度制限
月間データ通信容量のプランには、次の2パターンがあります。
月間通信容量の上限の有無 | 月間の上限ギガ数 | 制限後の通信速度 |
---|---|---|
1.上限あり | 7GB・25GB・100GBなど | 最大128kbps |
2.無制限 | 無制限 | 無制限 |
上限ありのプランの場合、月間のギガ数を超えると、速度制限がかかります。上限のギガ数は、各料金プラン次第。
月間容量による速度制限は月末まで続き、制限後の速度は128kbpsが一般的です。一方、無制限プランの場合は、月間ギガ数によって速度が遅くなることはありません。
接続予定の機器(スマホ・PC・ゲーム等)で、どの程度の容量を使うのか、把握することが大事ですね。
3日間10GB超による速度制限
月間通信容量による速度制限とは別に、短期間の速度制限もあります。
制限を受ける条件 | 制限期間 | 制限後の通信速度 |
---|---|---|
3日間で10GB超 | 翌日2時頃まで | 最大1Mbps |
3日間で10GBを超えると、翌日午前2時頃まで1Mbpsとなる速度制限です。
なお、「月間容量無制限でも、3日間10GBの制限がかかるプラン」もあるので、注意が必要です。「月間容量も3日間も、両方とも無制限のプラン」を選ぶと、速度制限を気にせず使えますね。
【ポケットWiFi契約時の確認事項2】契約期間(縛り)
ポケットWiFiの契約においては、契約期間も必ず確認しましょう。
契約期間とは、最低限利用しなければならない期間のことです。プロバイダやプランによって、異なります。
一般的な契約期間は、次のいずれかです。
- 3年契約
- 2年契約
- 縛りなし(常時解約可能)
契約期間が長いとデメリットが多いため、おすすめは縛りなしのプランです。
長期契約のデメリット
下記は、長期契約のデメリットです。
- 途中解約による違約金
- 解約のタイミングが2~3年に1度のみ
- 端末を買い換えられないことによる性能の遅れ
- バッテリーの消耗
契約期間中に解約すると、違約金がかかります。そのため、2~3年ごとにしか解約できないのが最大のデメリットです。
また、同じ端末を2~3年使い続けなければならないのも、不安がありますね。スペックの良い最新機種に、途中で変えることができません。バッテリーも消耗するでしょう。
端末が古くなったら契約をし直せる、契約期間縛りなしのプランが、使いやすいですね。
長期契約の注意点
契約期間の更新に関しては、次のような注意点もあります。
- 無料で解約できるのは契約更新月(1~2か月)のみ
- 自動更新される
- 契約更新月の通知は来ない
契約期間(2~3年)が終了したら、いつでも解約できるわけではありません。解約手続きをできるのは、更新月の1~2か月間のみです。
何も手続きをしないと、自動更新されてしまいます。また、契約更新月の通知は来ないのが一般的なので、自分で管理しなければなりません。
上記のことを考えると、契約期間は縛りなしのポケットWiFiを選ぶのが最善ですね。
【ポケットWiFi契約時の確認事項3】価格(合計金額・実質月額料金)
ポケットWiFiを契約する上で、料金は重要なポイントです。ただし、下記の費用をすべて含めて、合計金額で考える必要があります。
- 月額料金
- 初期費用(事務手数料・端末代)
- 解約金(違約金)
- キャンペーン・キャッシュバック
トータルで考えなければ、以下のようなプランを契約してしまう場合もあります。
- 初期費用が安いだけで、合計金額は高い
- 月額料金は安くても、解約した場合に高くつく
キャンペーンも、割引金額の大きさだけで見ずに、総額でいくらになるかが大事です。
1年・2年・3年利用した場合の合計金額を計算してみましょう。そうすると、実質月額料金がわかるので、比較しやすくなりますよ。
【ポケットWiFi契約時の確認事項4】対応エリア
ポケットWiFiを契約する際は、対応エリアの確認も必要ですよね。電波が届かないと、接続機器を使えなかったり、通信速度が遅くなったりします。
対応エリアは、プロバイダの公式サイト等で確認可能。以下の点に注意して、見てみましょう。
- 対応エリアの広さ
- 居住地が対応エリア内か
- 勤務地や通勤経路が対応エリア内か
サービスのエリアは、各通信事業者で異なります。
また、電波の届きやすさは通信方式にもよりますが、LTE回線だと、地下鉄などでもつながりやすいですね。
回線ごとの対応エリアの特徴はポケットwifiは対応エリアの確認が必須!確認方法とおすすめを解説で詳しく説明しています。
ポケットWiFiはどこで契約できる?おすすめの申込み方法は?
ポケットWiFiの契約は、次の3つの場所で行えます。
- ネット
- 携帯キャリアのショップ
- 家電量販店
結論から言うと、ポケットWiFiはネットから申し込むのが1番おすすめです。その理由と、それぞれの特徴について、以下で説明していきますね。
【ポケットWiFiの契約場所1】ネット
ポケットWiFiは、ネット上で、各プロバイダの公式サイトから申し込みが可能です。
<ネット上のポケットWiFi契約場所>
- 各プロバイダの公式サイト
ネットで契約を行うメリット・デメリットには、以下のようなことがあります。
<ネットでポケットWiFiを契約するメリット・デメリット> | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
ネットは、実店舗と比べると経費があまりかかっていません。
そのため、キャッシュバックや端末代の割引があることが、最大のメリット。これが、ネットが1番おすすめの理由です。
デメリットは、対面で説明を受けないので、自分で調べなければいけないこと。その点は、当サイトでポケットWiFiについて詳しく説明していますので、ぜひご覧くださいね。
【ポケットWiFiの契約場所2】携帯キャリアのショップ
ポケットWiFiは、下記の携帯キャリアのショップでも契約が可能です。
<携帯キャリアショップのポケットWiFi契約場所>
- auショップ
- docomoショップ
- SoftBankショップ
携帯キャリアショップで契約を行うメリット・デメリットには、以下のようなことがあります。
<携帯キャリアショップでポケットWiFiを契約するメリット・デメリット> | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
携帯キャリアでの契約は、キャンペーンがなく、端末代も高いです。金額的なメリットはまったくありません。
そのため、キャリアショップで契約する理由は、特にないですね。
【ポケットWiFiの契約場所3】家電量販店
ポケットWiFiは、下記の家電量販店でも契約が可能です。
<家電量販店のポケットWiFi契約場所>
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- ヤマダ電機
- ケーズデンキ
家電量販店で契約を行うメリット・デメリットには、以下のようなことがあります。
<家電量販店でポケットWiFiを契約するメリット・デメリット> | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
家電量販店では、家電購入とWiFi契約のセット割が行われていますよね。それでも、ネットからの申し込みと比べると、まだ高いです。
初期設定をしてもらいたい場合はメリットがありますが、それ以外の場合は家電量販店での契約はおすすめしません。
ポケットWiFiを契約するときの2つの注意点
ポケットWiFiを契約する際には、次の2つの注意点があります。
- キャッシュバック方法の確認
- 同じ端末・回線でもプロバイダによって料金が違う
それぞれのポイントについて、以下で説明していきますね。
【ポケットWiFi契約時の注意点1】キャッシュバック方法の確認
ポケットWiFiには、キャッシュバックが行われるプランもありますよね。その場合、キャッシュバックの手続き方法を、契約時にしっかり確認しておきましょう。
なぜなら、「手続きが面倒・忘れる」という理由で、キャッシュバックを受け取らない人がいるからです。たとえば、キャッシュバックを受けるために、下記のような手続きが必要な場合もあります。
<キャッシュバック手続き方法の一例>
- 契約から数か月後に、キャッシュバックの案内メールが届く
- キャッシュバック用の口座設定の手続きをする
<キャッシュバック手続きの注意点>
- 申込時に発行されたメールアドレスに案内が届く
- 口座設定できる期間が限られている
上記の場合、普段使っているメールアドレスではなく、契約時に発行したアドレスに案内が届きます。さらに、メールを受信後、すぐに手続きをしないと無効になってしまうのです。
手続きを忘れそうなキャッシュバックであれば、契約時にしっかり覚えておく対策をしましょう。
もしくは、キャッシュバックを受けなくてもお得になるような、他のプロバイダを選ぶことも、選択肢の1つですね。
キャッシュバックの手続きについてさらに知りたい方は、お金がもらえない?ポケットWiFiのキャッシュバックキャンペーンに注意!実際の口コミを検証の記事もご覧ください。
【ポケットWiFi契約時の注意点2】同じ端末・回線でもプロバイダによって料金が違う
ポケットWiFiは、同じ端末・回線でも、プロバイダによって料金が異なる点に注意が必要です。同じものを使っているのに、合計金額が全然違うという場合もあります。
月額料金や初期費用、キャンペーンなどが異なるので、比較検討して決めましょう。料金についてのチェックポイントは、本記事内の「ポケットWiFi契約時の確認事項」をご参照ください。
ポケットWiFiの契約時に必要な3つのもの
ポケットWiFiを契約する際には、次の3つのものが必要です。
- 本人確認書類
- 銀行口座またはクレジットカード
- 親権者同意書(未成年者の場合)
それぞれについて、以下で説明していきますね。
【ポケットWiFiの契約時に必要なもの1】本人確認書類
契約場所が、実店舗・ネットのどちらであっても、本人確認書類は必要です。ネットの場合は、本人確認書類をスマホのカメラで撮り、アップロードします。
下記は、本人確認書類として認められる書類の一例です。
- 運転免許証(裏表)
- マイナンバーカード
- パスポート+補助書類
運転免許証やマイナンバーカードには、現住所の記載が必要です。記載がない場合、他の本人確認書類も合わせて提出します。
なお、「マイナンバーカード」は「マイナンバー通知カード」とは違いますので、ご注意ください。
【ポケットWiFiの契約時に必要なもの2】銀行口座・クレジットカード
ポケットWiFiの料金を支払うための、銀行口座やクレジットカードも必要です。
支払い方法は、以下の理由によりクレジットカードの方がおすすめ。
- 口座振替に対応していないプロバイダもある
- クレジットカードの方が手続きが簡単
店鋪で契約する場合、口座振替だと、銀行印なども必要です。また、ネット申込みでは、クレジットカード番号を入力するだけで良いので、カードの方がスムーズですね。
【ポケットWiFiの契約時に必要なもの3】親権者同意書
ポケットWiFiの契約者が、学生などの未成年者の場合、親権者(保護者)の同意書が必要になります。
ポケットWiFiの契約方法・7つの手順を解説
ポケットWiFiの契約手順は、下記の7ステップです。
- プロバイダの決定
- 料金プランの決定
- 端末の決定
- 支払い方法の決定
- 必要事項の入力・申し込み
- メールの確認・手続き完了
- 端末の受取
上記のステップは、プロバイダによって順番が前後するものや、必要ないものもあります。
それぞれの手順について、以下で説明していきますね。
【ポケットWiFiの契約方法・手順1】プロバイダの決定
契約手順としては、まずプロバイダを決定しましょう。プロバイダによって、選べる料金プランや申し込み先も変わります。
【ポケットWiFiの契約方法・手順2】料金プランの決定
次のステップは、料金プランの決定です。本記事内の「契約時の確認ポイント」を参考にしながら、考えてみてくださいね。
【ポケットWiFiの契約方法・手順3】端末・機種の決定
ポケットWiFiの端末・機種を選びましょう。料金プランの決定と、順番が前後してもOKです。
ただし、プロバイダによっては、料金プランごとに対応機種が限られている場合もあります。
【ポケットWiFiの契約方法・手順4】支払い方法の決定
次に、支払い方法を決定してください。主な支払い方法としては、以下の3つが挙げられます。
- クレジットカード払い
- 銀行口座振替
- コンビニ払い
本記事内の「契約時に必要なもの」でも前述したとおり、おすすめの支払い方法はクレジットカードです。
また、プロバイダによっては、対応していない支払い方法もあるので、公式サイト等でご確認くださいね。
【ポケットWiFiの契約方法・手順5】必要事項の入力・申し込み
料金プランや端末等をすべて決めたら、契約申込みをします。各プロバイダのサイト等で、申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
【ポケットWiFiの契約方法・手順6】メールの確認・手続き完了
申込みフォーム送信後、プロバイダによっては、下記のいずれかで確認メールが届く場合があります。
- Eメール
- SMS(ショートメール)
届いたら、メールの案内に沿って、手続きを完了させましょう。
【ポケットWiFiの契約方法・手順7】端末の受取
申込みが済んだら、自宅へポケットWiFi端末が配送されます。これを受け取ると、契約手続きはすべて完了です。