リーズナブルな価格でネットが楽しめる格安SIMですが、以下のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 容量を気にして動画が思い切り観られない
- 毎月すぐにデータ制限に達してしまう
- 月末はいつも通信が低速化しイライラする
- 無制限にするほどではないが、思い切りネットを楽しみたい
動画などを観ているとデータを消費してしまい、すぐに低速化してしまいますよね。
そんな方には20〜30GB程度のプランがおすすめ。
20GB程度であればデータ容量も十分、本記事でも紹介する無制限プランにに起こりがちなデメリットについても心配がいらないからです。
さっそく結論から申し上げると、20〜30GBの大容量SIMカードレンタルプランを選ぶなら下記の格安SIMがおすすめ。
- データSIMを実質料金で選ぶならFUJI Wifi
- 音声SIMを料金で選ぶならU-mobile
理由を簡単に述べると、
- FUJI WifiのデータSIMは20GBで1,980円!キャンペーンを利用すれば1,480円
- U-mobileの音声SIMは25GBで2,880円!
だからです。
本記事では20GB程度のSIMプランを比較しました。
ネットがたっぷり楽しめるお得なプランをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
【比較の前に】20GB程度のSIMプランがおすすめな人
20GB程度のSIMプランは、どのような方におすすめなのでしょうか。
ここでは、プラン比較の前に知っておきたいポイントについてまとめました。
1分で分かる!20GB程度SIMプランがおすすめな人
20GB程度SIMプランがおすすめな人は下記のような特徴を持つ人です。
- 毎月動画を2時間〜3時間ぐらい観る人
- SNSを毎日たっぷり使いたい人
- WiFiを上手に利用してSIMプラン料金は抑えてい人
- 無制限プランにすると使いこなせる自信がない人
下記「20GBでできること」でも紹介しますが、高画質のYouTube動画の場合、20GBであればおよそ2時間40分観ることができます。
さらに、ツイッターに1日5回ほど書き込みをしタイムラインなどを確認した場合、だいたい消費されるのは200〜300MB。
この場合は1ヶ月に6GBとなりますが、これ以上のペースでツイッターを利用したり、他のSNSも利用したい方は20GB程度のプランの方が安心でしょう。
また、WiFiが自宅に設置されているなど、WiFiと併用ができる方は高い料金を払って無制限プランにする必要はありません。
無制限プランは使えば使うほどお得感が増しますが「そんなに使いこなせる自信がない」という方にとっても20GB程度のプランは最適だと言えます。
無制限プランではダメなの?
「無制限プランなら20GB以上使えるし、20GBよりも無制限を選べば良いのでは?」と思う方もいるでしょう。
確かに容量だけで比較すれば無制限プランの方が自由に使え、コスパも良いように感じますよね。
しかし、実は無制限プランというのは一般的に、20GBのような制限プランよりも通信が遅くなります。
会社に勤務している方の中には、1日だいたい2時間〜3時間しかスマホを使わないという方も多いでしょう。
通信速度も保たれ、かつ大容量で楽しめる20GBプランは「それなりにネットを使いたい人」に最適なプランなのです。
20GBでできること
では、20GBでは具体的にどれくらいネットが楽しめるのでしょうか。
下記の表では20GBでできることについてまとめました。
できること | 目安 |
Webサイトを閲覧する | 約14,400回 |
Googleマップを利用する | 約6,400回 |
YouTubeを高画質で視聴する | 約160分間 |
YouTubeを低画質で視聴する | 約9,600分間 |
Eメールを送信する | 約20,000通 |
LINEのメッセージを送る | 約960万通 |
Skypeの音声通話をする | 約6,400分 |
Facebookを投稿する | 約136,000回 |
Twitterを投稿する | 約333回 |
表にして観ると分かりますが、20GBあればかなりたっぷりデータを使うことができるのが分かりますね。
もちろん使う環境によってもデータ消費量は異なりますが、一般的な使い方をすれば20GBで十分という方も多いのではないでしょうか。
20GB程度の格安SIMを比較して選ぶ時のポイント
では、20GB程度の格安SIMプランを選ぶときはどのような点に注意したら良いのでしょうか。
失敗しないためのポイントは下記の4つです。
- 20GB程度のプランは料金で選ぶ
- 20GB程度のプランはデータSIMまたは音声SIMで選ぶ
- 20GB程度のプランは通信速度で選ぶ
- 20GB程度のプランはキャンペーンで選ぶ
ここでは、20GB程度のSIMプランを比較する時に押さえておきたい点についてご紹介します。
20GB程度のプランは料金で選ぶ
プランを比較するとき料金は非常に大切。
同じデータ量でも格安SIMによって料金が異なり、長く使えば使うほど実質料金が違ってくるからです。
例えば20GB程度のプランの相場は月々2,000円〜7,000円程度。
2,000円程度のプランであれば1年間でも24,000円ですが、7,000円程度のプランであれば84,000円になり、その差は60,000円にもなります。
また、キャンペーンなどを利用することでさらに料金がお得になる場合もありますので、最終的に支払う実質料金で比べることが大切です。
20GB程度のプランはデータSIMまたは音声SIMで選ぶ
プランを選ぶときは、データSIMなのか?音声SIMなのか?をしっかり確認するようにしましょう。
格安SIMで通話をしたい方がデータSIMプランに契約してしまうと、思うように通話ができなくなってしまうからです。
データSIMとはデータ通信を楽しむためのプランですので、アプリを使った通話(スカイプやLINE)しか利用することができません。
一方、音声SIMはデータ通信と通話の両方に対応しているプランですので、電話回線を使った通話もすることができます。

20GB程度のプランは通信速度で選ぶ
20GB程度の格安SIMプランは通信速度で選びましょう。
格安SIMによって使用回線が異なり、速度が遅すぎると快適にネットを使うことができないからです。
格安SIMの通信速度は、使用する状況などによっても左右されますので、実際に利用している人の口コミなどを調べることが大切。
また、契約データ量を超えた場合速度制限がかかりますが、その制限速度も会社によって異なります。
128Kbpsになる場合はメッセージの送受信も満足に行なえなくなるので、確認しておきましょう。
20GB程度のプランはキャンペーンで選ぶ
20GB程度の格安SIMプランを選ぶ時は、キャンペーンに注目することも大切です。
格安SIMでは月額料金が割引になったり、ギフト券をプレゼントしてもらえたりと、さまざまなキャンペーンが行われています。
データ量や料金が同じようなプランの場合は、 キャンペーンの内容で比較してみると良いでしょう。
また、キャンペーン特典は申し込み後にすぐに受け取ることができるのか、それとも数ヶ月後なのか、時期についても確認するようにしてください。
20GB程度の大容量プランを扱っている格安SIMを徹底比較
ここでは、
- 料金
- SIMカードの種類
- 通信速度
- キャンペーン
という4つの観点から、おすすめ格安SIMをピックアップしてみました。
それぞれの特徴をまとめたのが下記の表です。
格安SIM | 20GB程度 プラン料金 |
データSIM/ 音声SIM |
通信速度 | キャンペーン |
FUJI Wifi | 1,980円 (20GB) |
データSIM | ◎ (ソフトバンク回線) |
新生活応援キャンペーン (月額料金が毎月500円引き) |
U-mobile | 2,880円 (25GB) |
どちらもあり | ◎ (au/docomo/ソフトバンク回線) |
なし |
mineo | 4,590円 (20GB) |
どちらもあり | ◎ (au/docomo/ソフトバンク回線) |
月額基本料金6カ月800円割引+データ容量1GB増量キャンペーン |
楽天モバイル | 6,980円 (24GB) |
どちらもあり | ◎ (au/docomo/ 楽天回線) |
「スーパー放題」お申し込み特典 (楽天会員になることで月額料金が割引) |
エキサイト モバイル |
3,880円 (15GB) |
どちらもあり | ◎ (docomo回線) |
初期登録手数料「0円」キャンペーン |
*キャンペーン内容は2020年2月現在のものです。
それでは、それぞれの特徴をみていきましょう。
データSIM料金最安級!FUJI Wifi
FUJI Wifiでは20GBプランを月々1,980円で利用することができます。
さらに2020年2月現在FUJI Wifiでは月々の支払いが500円引になる「新生活応援キャンペーン」を実施中。
このキャンペーンを利用すれば実質月額料金が1,480円になりますので、業界最安値レベルで利用することができるでしょう。
さらに大容量を求める方は、50GBプラン(2,480円)もあります。
リーズナブルな料金で選びたい方は、実質最安値で利用できるFUJI Wifiがおすすめです。
通話も重視するなら!U-mobile
U-mobileには「U-mobile MAX」という25GBのプランがあります。
「U-mobile MAX」の料金は月々2,380円。
「U-mobile MAX」はデータSIMプランですが、500円で「U-CALL MAX」というアプリを通した通話し放題のオプションをつけることができます。
データSIMプランと音声SIMプランを柔軟に組み合わせることができるのは、嬉しいですね。
月々合計2,880円でデータ容量たっぷり、さらに通話もできますので、U-mobileは通話を重視したい方におすすめです。
容量を分け合うなら!mineo
mineoは500MB~30GBまで6種類のプランが用意されています。
au、docomo、ソフトバンクから好きな回線を選べるのがポイント。
例えば音声通話とデータ通信ができる「デュアルタイプ」の20GBプランは
- Aプラン 4,590円(au回線)
- Dプラン 4,680円(docomo回線)
- Sプラン 5,030円(ソフトバンク回線)
となっています。
また、mineoでは余ったデータ量をmineoユーザーやその他回線にギフトとして送ることも可能です。
契約データ量を使う自信がないという方は、mineoなら無駄なく使うことができるでしょう。
低速化してもサクサク!楽天モバイル
楽天モバイルは「スーパー放題」というデータ通信と通話がセットになったプランがあるのが特徴。
「プランLL(6,980円)」を選ぶと月に24GB利用ができ、アプリを使った通話もし放題となります。
また、楽天の特徴は契約データ量を超えて低速化しても1Mbpsで使い続けることができる点。
低速化後の通信速度は128Kbpsが一般的でメールを送るのが精一杯ですが、1MbpsあればYouTubeを標準画質で観ることができます。
楽天モバイルは料金が割高ですが、低速化後の通信速度にこだわりたい方はぜひチェックしてみてください。
データを繰り越したいなら!エキサイトモバイル
エキサイトモバイルは余ったデータを次月に持ち込める格安SIMです。
20GBのプランはありませんが「データMプラン(15GB/3,880円)」と「データLプラン(35GB/6,980円)」のプランがあります。
使いきれなかったデータは次月に自動的に繰り越せますので、無駄なくデータを消費することが可能。
またエキサイトモバイルでは2020年2月現在、通常3,300円の初期登録手数料が無料になるキャンペーンも行っています。
月によってデータ量の消費にムラがあるという方は、データ繰り越しのできるエキサイトモバイルがおすすめです。
20GB程度の大容量SIMプランに関するQ&A
ここでは、20GB程度の大容量SIMプランに関する質問に答えていきます。
格安SIMの大容量プランはテザリングできますか?
できます。
ただし、格安SIMのプランによってはテザリングができないものも。
iPhoneだけ対応していないなど、機種によっても利用可能か異なるので事前に確認するのがおすすめです。
テザリングをするとその分データ量を消費しますので注意しましょう。
格安SIMでテザリングをする時の注意点はありますか?
テザリングはバッテリーを激しく消費します。
特にWiFiテザリングの場合はBluetoothやUSBでのテザリングに比べてバッテリー消費が激しいので注意しましょう。
キャリアから格安SIMに乗り換えるには?
キャリアは規定の契約期間を過ぎていれば無料で解約ができます。
キャリアで使用していたスマホにはSIMロックがかかっていますので、解除しましょう。
キャリア契約で使っていた電話番号を格安SIMで使うにはMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)という処理が必要です。
乗り換えについては下記の記事をご覧ください。

20GB程度の大容量プランのお得な使い方を教えてください
可能であれば家族と分け合えるとお得に使うことができます。
また、2台持ちをして2台でデータ量をシェアするという方法もありますよ。
カウントフリーとは何ですか?
カウントフリーとは特定のサービスを使用した場合、そのサービスにかかったデータ量をカウントしないというサービスのことです。
例えばLINEのカウントフリーであれば、LINEをいくら使ってもデータ量は減らないということになります。
20GB程度の大容量SIMプランなら動画もたっぷり楽しめる!
最後に本記事の内容を簡単にまとめておきましょう。
- データSIMを実質料金で選ぶならFUJI Wifiがおすすめ
- 音声SIMを料金で選ぶならU-mobileがおすすめ
- 20GB程度のSIMプランは料金・種類・速度・キャンペーンで選ぶ
20GB程度のプランはネットがたっぷり楽しめ、かつ無制限プランのように速度が遅くなるという心配もありません。
実質料金が1,500円以下のプランや、データ量を翌月に繰り越せるプランなど、さまざまなプランがありますので、じっくり比較して最適なものを選んでみてください。