大容量ポケットWiFiのひとつ「モナWiFi」。
これからポケットWiFiの利用を検討している人や乗り換えを検討している人の中にはモナWiFiが気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、モナWiFiを徹底調査。
結論から言うと、モナWiFiの特徴は以下のとおりです。
- 大容量&通信制限なし&契約期間の縛りがない
- 運営の対応に難あり。料金も割高
- ネットは快適に利用可能
- 無制限プランなのに制限あり
はっきり言って、モナWiFiの利用はあまりおすすめできません。特出したメリットがあるわけでもないし、デメリットの方が目立つからです。そのため、モナWiFiを検討している人はしっかり状況を把握しましょう。
Contents
- 1 【モナWiFi】契約前に絶対知るべき9つのデメリット
- 1.1 【モナWiFiのデメリット1】無制限プランなのにすぐ制限にかかる
- 1.2 【モナWiFiのデメリット2】料金設定は高め
- 1.3 【モナWiFiのデメリット3】レンタルなので賠償金がかかるリスクあり
- 1.4 【モナWiFiのデメリット4】SMSを送信すると賠償金がかかる
- 1.5 【モナWiFiのデメリット5】問い合わせ面に難あり
- 1.6 【モナWiFiのデメリット6】口座振替には対応していない
- 1.7 【モナWiFiのデメリット7】APN設定が必要となる
- 1.8 【モナWiFiのデメリット8】利用初月はオプション加入必須
- 1.9 【モナWiFiのデメリット9】デザリングは保証対象外
- 1.10 【モナWiFiのデメリット10】公式サイトの情報がすくない
- 2 モナWiFiの6つのメリット
- 3 モナWiFiの評判を徹底調査!
- 4 結論!モナWiFiはこんな人なら検討してもいい
- 5 モナWiFiの申込方法をわかりやすく解説
【モナWiFi】契約前に絶対知るべき9つのデメリット
まず最初に把握しておくべきは、モナWiFiのデメリットです。メリットにばかり目を向けると、後悔する可能性があります。
モナWiFiのデメリットは以下の10個です。
- 無制限プランなのにすぐ制限にかかる
- 料金設定は高め
- レンタルなので賠償金がかかるリスクあり
- SMS送信をすると賠償金がかかる
- 問い合わせに面に難あり
- 口座振替に対応していない
- APN設定を行う必要がある
- 利用初月はオプション加入必須
- デザリングは保証対象外
- 公式サイトの情報が少ない
他社と比較するとデメリットが10個も浮き彫りに。それぞれしっかり把握しておきましょう。
【モナWiFiのデメリット1】無制限プランなのにすぐ制限にかかる
モナWiFiには「大容量プラン」という無制限プランがあります。しかし、無制限とは名ばかりですぐに速度制限にかかってしまうのが実態のようです。実際の口コミを集めてみました。
#モナWiFi ・・・大容量ルータープランのHW602の方・・・
まーた制限掛かりました(´・ω・`)
まだ119.5GBしか使ってないのに・・・先月は十日で120GB使ったら止まりましたが
今月はじわじわ使ってこれ(´;ω;`)ブワッ予備で持ってる100GBプランSIMを挿したUQのHOME WiFiでなんとかなってる。
— るきな秋刀魚 (@Angel_Biante) June 25, 2019
モナWi-Fi@mona_WiFi_news
2ヶ月連続で速度制限。
現在114GB超大容量プラン
無制限
速度制限なし嘘でしょ。
100GB契約とSIM間違えてるんじゃないの?#モナWiFi#モナワイファイ#monawifi pic.twitter.com/21Xx7RVn4B
— Masahito Suzuki (@suzuki_masahito) August 21, 2019
通信制限時のスピードは最大でも128kbpsにまで下がります。これではラインなどメッセージの送受信にも時間がかかるレベル。
快適にネットを利用するのは難しいでしょう。
【モナWiFiのデメリット2】料金設定は高め
モナWiFiの基本料金についてですが、若干割高です。まずはモナWiFiの料金プランをご覧ください。
【モナWiFi:WiFiルーター付きレンタルプラン】
50GBプラン | 3480円 |
超大容量プラン(無制限) | 5480円 |
【モナWiFi:レンタルSIMプラン】
100GB SIMプラン | 3500円 |
裏モナSIMプラン(300GB) | 4500円 |
他社は同じくらいの値段で無制限プランを出していますし、50GBならもっと安い会社はあります。
プロパイダ名 | 月額料金(税別) | 容量 |
Ex Wi-Fi | 2,980円 | 50GB |
FUJI Wifi | 2,980円 | 50GB |
NEXT mobile | 3,100円 | 無制限 |
どこよりもWiFi | 3,080円 | 無制限 |
また、初回事務手数料5000円がかかります。
どの会社も0円~3000円程度なので、こちらも若干高いですね。
料金面では、他のポケットWiFIよりも劣っているといえるでしょう。
【モナWiFiのデメリット3】レンタルなので賠償金がかかるリスクあり
モナWiFiで提供されているSIMカードや端末はレンタルという形で支給されています。もし、端末を故障させてしまったり、紛失してしまった場合、賠償金がかかる点がデメリットです。
料金は以下の表にまとめています。
端末 | 20000円 |
SIM再発行手数料 | 4000円 |
USBケーブル | 200円 |
バッテリー | 5000円 |
もし、賠償金に対して不安があるなら、MONAセーフに入ることでSIM再発行以外の賠償金を0円にできます。ただし、MONAセーフの利用には毎月500円のオプション料金がかかるんですよね。
【モナWiFiのデメリット4】SMSを送信すると賠償金がかかる
モナWiFiにはSIMのみをレンタルするプランがあります。スマホに装着して利用するかたもいるでしょう。
もし、SIMを挿入したスマホでSMSを利用してしまうと5000円賠償金がかかるので注意が必要です。
間違って送信してしまった場合は運営に連絡することで対処可能な場合もあるようですが、うっかりミスで賠償金のリスクがあるのは嫌ですよね。
【モナWiFiのデメリット5】問い合わせ面に難あり
モナWiFiに問い合わせても、回答が返ってくるのが遅いという声が続出しています。また、電話による問い合わせには対応していません。問い合わせができるのは、メールのみ。
問い合わせても回答が遅いということは、トラブルが起こった時の対応や、解約時の手続きが遅れる可能性がありますよね。
私も問い合わせを行いましたが、丸一日たっても回答もらえず・・・。
円滑に会社とやりとりできないのは、かなりのデメリットです。
もしモナWiFiを利用するのであれば、公式アカウントをフォローしておいたほうがいいよいでしょう。何かトラブルが起きたときに、情報を発信している可能性があります。
メールシステムの不具合によりお問合せへの返信、対応が遅れておりましてご迷惑をおかけしております。
現在は復旧し、2月6日には全ての対応完了予定でございます。 pic.twitter.com/sBpDkfI8Xy— モナWiFi速報【公式】 (@mona_WiFi_news) February 4, 2020
【モナWiFiのデメリット6】口座振替には対応していない
モナWiFiは口座振替に対応しておりません。支払い方法はクレジットカードと一部のデビットカードのみです。
カードを持っていない人は、モナWiFIの利用ができないということですね。
【モナWiFiのデメリット7】APN設定が必要となる
モナWIFIは自分でAPN設定を行う必要があります。APN設定とは、ポケットWiFiをサーバーに接続するための設定です。APN設定を行わないとネットの利用はできません。
公式サイトにて設定方法が記載されているものの、自分で設定する必要があるのはデメリットですよね。抵抗を感じる方もいるでしょう。
【モナWiFiのデメリット8】利用初月はオプション加入必須
モナWiFiには「ウイルスセキュリティ」と「MONAセーフ」2つのオプションがあります。加入初月は必ずこの2つのオプションに加入しなくてはなりません。
ウイルスセキュリティは初月無料で、以降は月500円です。対して、MONAセーフは初月から月500円のオプション料金がかかります。
途中でオプションを抜ければ2カ月目以降追加料金がかかりませんが、オプションの変更を行う必要性があるのは正直手間です。
【モナWiFiのデメリット9】デザリングは保証対象外
モナWiFiのSIMを用いて、スマホでのデザリングは一応可能です。ただし、保証対象外なので、デザリングによる故障が起きても運営には対応してもらえません。
自己責任です。
【モナWiFiのデメリット10】公式サイトの情報がすくない
ほかの会社と比べて、記載されている情報が少なくわかりにくいです。利用できる端末の情報も記載されていません。
調べたところ、端末はFS030Wもしくは602HWを使っていることがわかりましたが、記載がないのでいつ変えられてもクレームは言えませんよね。
しっかりとした情報収集には問い合わせが必須です。しかし、繰り返しになりますが、返答がぜんぜん来ないので、頼りになりません。
モナWiFiの6つのメリット
悪い点だけでなく、モナWIFiのメリットについても触れておきます。モナWiFiのメリットは以下の6つです。
- SIMのみのレンタルも可能
- 契約期間に縛りがなく解約金もかからない
- 一部のデビットカードに対応している
- ソフトバンク回線なので対応エリアは広い
- 2台目から事務手数料は0円
詳細は以下をご覧ください。
【モナWiFiのメリット1】SIMのみのレンタルも可能
モナWiFiは、ポケットWiFiがレンタルできるプランとSIMカードのみをレンタルできるプランの2つがあります。
SIMフリーのポケットWiFiや、SIMフリーのスマホに挿入することでネットの利用が可能です。自分のニーズに合わせた使い方ができるのは、モナWiFiのメリットですね。
【モナWiFiのメリット2】契約期間に縛りがなく解約金がかからない
モナWiFiには縛りがありません。解約金もかかりません。
解約金がかからないということは、いつでも気軽に利用をやめられるということですよね。これは大きなメリットです。
利用していて気に入らなければ利用をやめればよいだけですし、縛りがないので、他に魅力的なサービスが出てきても簡単に乗り換えられます。
その点、縛りがあれば、気軽に契約を解除するのはぐっと難しくなります。違約金を発生させないためにも使い続ける必要がでてくるはずです。
契約期間に縛りがなく、解約金もかからない点は大きなメリットであるといえるでしょう。
【モナWiFiのメリット3】一部のデビットカードに対応している
モナWiFiは基本クレジットカードでの支払いです。しかし一部のデビットカードには対応しているようです。
具体的には、「VISA」と「mtercard」のロゴがあれば使用できます。クレジットカードを持っていなかったとしても、対応するデビットカードを持っていれば契約できますね!
デビットカードに対応しているプロバイダーはかなり少ないので、ここはメリットです。
【モナWiFiのメリット4】ソフトバンク回線なので対応エリアが広い
モナWIFiで使用されているのはソフトバンク回線です。ソフトバンク回線は全国的に普及しているので、エリアは広く、速度も速め。実際に、通信が速いという口コミが多数あります。
ただ、docomo、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応している会社もあるので、そこと比較すると弱いですね。
【モナWiFiのメリット6】2台目から事務手数料が0円
同時申し込み&同じプランの利用に限ってですが、2台目以降の事務手数料が0円になります。複数端末を契約する予定のある方にはありがたいです。
モナWiFiの評判を徹底調査!
ポケットWiFiを利用する際、一番気になるのが「実際に使っている人の口コミ」ではないでしょうか。
ここからは、モナWiFiに関する悪い口コミと、いい口コミの2つを確認していきましょう!
モナWiFiの悪い評判
悪い口コミで多かったのが、運営側のレスポンスの悪さです。この点は私も問い合わせで確認済みですね。
モナWiFiを利用する際は、かなりゆとりをもって利用することをおすすめします。
モナWi-Fiは、何度問い合わせのメールを入れても一切返信なし。企業の姿勢として、問題あるのでは?ちゃんと受付確認の自動返信は届く。恒常的に発生する、このレスポンスの悪さは、問題視せざるを得ない。「安かろう悪かろう」の典型例ですね。#モナWiFi #レンタルWiFi #モナsim #レンタルSIM
— 王様の耳はロバってる (@kingearsevery) December 10, 2019
モナwifi使っている人いませんか?
申し込みして質問などしたのに全然返事もなく、いったんキャンセルお願いしたのですが、代金の引き落としはあっているのに キャンセルの確認メールもなにもありません。
改めてまた連絡はしてみましたが、どのようにしたらよいのでしょう?— えつこ (@gurasasu) October 21, 2019
モナwifiからやっと手続き完了のメールが届きました。
1週間かかったのでちょっと心配しました。#モナwifi— えつこ (@gurasasu) October 22, 2019
モナWiFiの良い評判
モナWiFiの良い口コミで多かったのが「通信速度が速い」という口コミですね。
実際の速さは20Mbps前後、速い人だと60Mbps程度、下りで出るみたいです。これだけの速度がでればかなり快適にネットが利用できますね。
無制限ではなく、私は大容量モバイルルーター(モナwifi)使ってます。
wimaxと違って3日10GB制限ないし。光回線工事で壁に穴開けられないとこに住んでたりする人ならいいですよ。ただソフトバンク回線なので、電波が入らないエリア(埼玉の東武動物園近辺は×)を事前に調べなきゃいけないのが面倒。 https://t.co/PtxQ6I0dJe— ガジェットが好きな社畜 (@Gadget_salary) January 14, 2020
試しに契約したモナWiFi届いた pic.twitter.com/FDK3cvWl9q
— どら@DQX (@drafandq10) August 7, 2019
おはよ。今朝もwifi借りようと思いましたが、今日のモナwifiの方が下り4倍、上り2倍速い pic.twitter.com/0opSN6Wgu6
— どろうさ (@dororin0) July 3, 2019
朝の掛川市です
モナwifi速え(笑)#モナsim#モナwifi pic.twitter.com/Q2slvxxIXN— う ー た ん/h+JP (@uutan8888) October 8, 2019
結論!モナWiFiはこんな人なら検討してもいい
モナWiFiは以下のすべての条件に当てはまるならば、検討しても良いでしょう。
- デビットカードで支払いしたい
- 月額料金は少し高くても大丈夫
- サポートは特に求めていない
デビットカード対応のプロバイダーはほとんどないため、ここは大きなポイント。デビットカードで支払いたい方は、選択肢になるでしょう。
ただし、ソフトバンク回線がつながりにくい人や月額料金を抑えたい人はおすすめできません。ルーターレンタルにすると特に月額料金が高いので、使うならば自分で端末を用意したほうが安くつくでしょう。
なお、「モナー」という2chのキャラクターを押し出しているポケットWiFiです。苦手な人も利用を控えた方がいいかもしれません。
モナWiFiの申込方法をわかりやすく解説
ここからは、モナWiFiの申し込み方法を解説していきます。以下の手順で進めていけば問題ありません。
1.公式サイトを訪れ、下へスクロールしていき、画像の「ご新規様利用申し込み」をクリックします。
2.クリックすると、必要な情報を入力する画面に切り替わります。まずは契約者の情報から入力していきましょう。
3.契約者の情報を入力していくと、本人確認書類の提出を求められます。本人確認書類として認められるのは以下のとおり。
- 免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
提出する本人確認書類の写真を、アップロードしましょう。
4.次に、自分が利用したいプランを選択していきます。事前に、どのプランを利用するのか決めておくとよいですね。
5.プランの選択が終了したら、支払い情報の入力に入ります。基本的にはクレジットカードしか利用できないので注意しましょう。
あとは今までの入力内容を確認し、間違いがなければ、郵送されるのを待つだけです。