格安SIMとしてスマートフォンで使われている楽天モバイルを、ポケットWiFiで利用しようと考えている方は多いです。
ただし、楽天モバイルをポケットWiFiで使ってもコスパがいいのか、他のプロパイダと比べて使い勝手がいいのかどうかは気になる部分ですよね。
そこでこの記事では、楽天モバイルをポケットWiFiに使った場合のメリットやデメリット・実際の評判などを紹介します!
楽天モバイルの特徴は、以下の通りです。
- 低容量のプランが安い
- 大容量プランはコスパが悪い
- 契約縛りが無く、プランの変更も自由
- 通信速度はあまり早くない
- ポケットWiFiとして使うには微妙かも
これからポケットWiFiの利用を検討している方は、契約後に後悔してしまわないためにも、ぜひ記事をチェックしてみてください。
Contents
楽天モバイルの契約前に絶対知るべき4つのデメリット
こちらでは、楽天モバイルのデメリットについて紹介します。
- 容量が多くなるとコスパが悪い
- 使い放題プランがない
- 通信が遅くなりやすい
- ルーターの料金がかかる
それぞれくわしく解説します。
【楽天モバイルのデメリット1】
容量が多くなるとコスパが悪い
楽天モバイルは、容量が多くなるとコスパが悪くなってしまいます。
ポケットWiFi向けの料金プランは、以下の通りです。
プラン (データSIMの場合) |
料金(税別) |
3.1GB | 900円 |
5GB | 1,450円 |
10GB | 2,260円 |
20GB | 4,050円 |
30GB | 5,450円 |
20GBで4,050円、30GBで5,450円という料金プランは、ポケットWiFiの中ではかなり高めです。
参考までに、ポケットWiFiプロパイダとの比較も行なってみました。
プロパイダ名 | 容量 | 料金 |
楽天モバイル | 20GB 30GB |
4,050円 5,450円 |
FUJI Wifi | 25GB 100GB 無制限 |
2,480円 3,280円 3,980円 |
どんなときもWiFi | 無制限 | 3,480円 |
Mugen WiFi | 無制限 | 3,280円 |
こう見ると、楽天モバイルがかなり高額なことがわかります。
反対に低容量のプランはポケットWiFiには無いため、楽天モバイルのほうがコスパが高いです。
とは言ってもポケットWiFi目的で利用する人の大半は大容量の通信を行うと予想できるので、値段が高くなるのは大きなデメリットといえます。
【楽天モバイルのデメリット2】
使い放題プランがない
楽天モバイルには、使い放題のプランがありません。
最大でも30GBまでで、1日換算にすると1GBしか使えないのがデメリットです。
最近は無制限のポケットWiFiが多く登場しているので、映画やYouTubeをたくさん観たいと考えている方にとっては不向きといえます。
【楽天モバイルのデメリット3】
通信が遅くなりやすい
楽天モバイルは、通信が遅くなりやすいという傾向があります。
「スマホのネット契約数No.1」というほどユーザー数が多いため、回線がパンクしやすいからです。
実際に、遅いという口コミは少なくありません。
#楽天モバイル #ドコモ 回線は遅い。#東武野田線 #東武アーバンパークライン #六実駅 pic.twitter.com/gV8bA5bkvh
— N848 (@shinkeisei) February 25, 2020
ポケットWiFiであればそこまで多くの利用者がいないので、回線が遅くなりすぎるというケースは少ないです。
ポケットWiFiにとって、つながりにくいというのは大きなデメリットといえます。
【楽天モバイルのデメリット4】
ルーターの料金がかかる
楽天モバイルをポケットWiFiとして利用するには、ルーターを購入しなければなりません。
よって余計にコストがかかり、コスパがより悪くなってしまいます。
他のポケットWiFiプロパイダだと、レンタルやキャンペーンで端末代がかからないというところは多いです。
ただでさえ大容量プランはコスパが悪いのに、さらに追加で料金を払う必要があるのは、かなりのデメリットといえるでしょう。
楽天モバイルを選ぶべき5つのメリット
こちらでは、楽天モバイルを選ぶべき5つのメリットについて紹介します。
- ルーターを分割で購入できる
- 契約期間の縛りがない
- データ容量を翌月に繰り越せる
- プラン変更が無料で可能
- 支払い方法が充実している
それぞれくわしく確認していきましょう。
【楽天モバイルのメリット1】
ルーターを分割で購入できる
楽天モバイルでは、ルーターを分割で購入できます。
普通であればSIMを買った後に自分で端末を買う必要があり、だいたいのショップでは一括で払わなければなりません。
ただでさえ初月は契約手数料などが発生するので、追加で数万円近いルーター代がかかるのは家計的にも厳しいですよね。
楽天モバイルだと、最も安い端末は月額575円で購入できるので、急な負担の増加を避けられます。(※端末料金は2020年2月現在)
SIMの契約と一緒に、端末を分割購入できるのは、楽天モバイルのメリットです。
【楽天モバイルのメリット2】
契約期間の縛りがない
楽天モバイルのポケットWiFi向けプランには、契約期間の縛りがありません。
電話番号が与えられない「データSIMプラン」だと、最低利用期間を無しで利用できます。
ポケットWiFiは業者によっては2年・3年と契約させられるケースが多い中、いつでも辞められる点は大きなメリットです。
【楽天モバイルのメリット3】
データ容量を翌月に繰り越せる
楽天モバイルでは、余ったデータ容量を翌月に繰越可能です。
たとえば20GBで契約して、10GBしか使わなかった場合、翌月のデータ容量は30GBとなります。
翌月末までに使い切る必要がありますが、余っているデータを無駄なく利用できるのは大きなメリットです。
【楽天モバイルのメリット4】
プラン変更が無料で可能
楽天モバイルでは、プランの変更が無料でできます。
3.1GB~30GBまで5つのプランがあり、毎月1回まで変更の申請が可能です。
容量が余ってしまう場合や、使いすぎてしまう場合などに、インターネット上で簡単に切り替えができます。
ポケットWiFiは一度契約するとプランを変えられない業者が多いので、自由に変えられる点は楽天モバイルのメリットです。
【楽天モバイルのメリット5】
支払い方法が充実している
楽天モバイルは、支払い方法が充実しています。
- クレジットカード
- デビットカード
- 口座振替
- 楽天ポイント
などが利用可能です。
ポケットWiFi業者はクレジットカード払いのみしか対応していない業者も多く、カードが無いと契約できないケースも珍しくありません。
そんな中で、口座振替やデビットカードに対応しているのは、楽天モバイルのメリットです。
楽天モバイルの評判を徹底調査!
こちらでは、楽天モバイルを実際に使っている人の評判を紹介します。
悪い評判と良い評判のどちらもくわしく調査したので、どちらも確認したうえで、今後楽天モバイルを利用するかを決めてみてください。
1.楽天モバイルの悪い評判
楽天モバイルの悪い評判には、以下のものが多く見受けられました。
- 速度が遅い
- 料金が高い
- サポートが弱い
楽天モバイル、正直良くないですよ。
HP閲覧やTwitter閲覧もかなり遅いんで。(ワンチャン繋がらないまである。)
自社電波になったら改善されると良いけど。— Gzのtaka3@オフ会オジサン (@taka22187199) February 25, 2020
楽天モバイルなー。価格によるけど、まー、高いよね
— beeeeetleman (@beeeeetleman) February 22, 2020
https://twitter.com/varistor/status/1205629475406241792
https://twitter.com/tsuna_mayo_17/status/1229650758745784320
楽天SPU改悪なので、安いだけでくっそ遅い楽天モバイルは解約に向けます。 #楽天モバイル
— Kevinです (@Kevin_Eleven_42) February 26, 2020
https://twitter.com/nyacochin_/status/1226061656377065472
2.楽天モバイルの良い評判
楽天モバイルの良い評判には、以下のものがありました。
- ピーク時以外は速い
- 支払い方法が充実している
- データの縛りがない
スマートフォンで音声通話込みで使うなら良い評判も多かったのですが、ポケットWiFiとして使っている方の良い評判はあまり見受けられませんでした。
こういう時間だけ速い楽天モバイル pic.twitter.com/XWZ48Annd7
— スマホ大好き野郎 (@Galaxy1469) February 23, 2020
楽天モバイルの支払い方法は4種類!
①クレジットカード払い
②デビットカード払い
③楽天ポイント払い
④口座振替楽天市場で貯めたポイント、余らせて失効してしまったことはありませんか?
楽天モバイルではポイントを支払いの全額/一部に使用することができます!https://t.co/NGP4Q5JEfe pic.twitter.com/rCygRSgppl
— 楽天モバイル×スマートフォン (@RakusumaNavi) May 26, 2019
楽天モバイルは、データSIMだけだったら縛り期間ないのか
試してみようかな
— 珍父 (@gsx1300rl0) July 24, 2015
結論!楽天モバイルはこんな人におすすめ
こちらでは、楽天モバイルがおすすめできる人の特徴について紹介します。
- データ容量が少なくてもいい方
- 支払い方法をクレジットカード以外にしたい方
- 契約縛りが嫌な方
- 自分がどれくらいデータを使うかわからない方
【楽天モバイルが向いている人1】
データ容量が少なくてもいい方
データ容量が少なくても大丈夫だという方には、楽天モバイルが向いています。
楽天モバイルには3.1GB~30GBまで5つのプランがあり、容量が少ないと安くてコスパが高くなります。
とくに1番低い3.1GBプランだと、月額料金が900円で済むので非常におすすめです。
外出先でちょっとだけパソコンやタブレットを使いたいという方にとっては、使い勝手が良いといえます。
ただし大容量プランは高くなるので、注意が必要です。
【楽天モバイルが向いている人2】
支払い方法をクレジットカード以外にしたい方
支払い方法をクレジットカード以外にしたい方にも、楽天モバイルはおすすめです。
楽天モバイルではクレジットカードの他に、デビットカード・口座振替などに対応しています。
カードを作れない方や、使いたくない方にとってはかなり便利です。
支払い方法を選べる点は、楽天モバイルの魅力的な部分だといえます。
ただし口座振替の場合は手数料が月額100円かかるので、十分注意しましょう。
【楽天モバイルが向いている人3】
契約縛りが嫌な方
契約の縛りが嫌な方にも、楽天モバイルはうってつけです。
ポケットWiFiで使えるデータSIMプランだと、契約に縛りが無く、違約金も発生しません。つまりいつ辞めてもいいので、不要になったらすぐに解約できます。
ポケットWiFiには2年・3年という縛りがつくケースが多いので、短期間で使いたい人にとっては楽天モバイルがおすすめです。
ちなみに、契約縛りがないポケットWiFiには他にもいろいろな種類があるので、以下の記事もチェックしてみてください。
>>契約縛りのないポケットWiFiおすすめ3選!サービスの違いを徹底比較
【楽天モバイルが向いている人4】
自分がどれくらいデータを使うかわからない方
自分がどれくらいデータを使うか把握していない方にも、楽天モバイルはおすすめです。
毎月1回であれば、プランの変更が無料で行えます。
- 3.1GBのプランを使っていて、ひんぱんに通信制限になる
- 20GBで契約しているけど、毎月余らせてしまう
このようなときに、無料で気軽にプラン変更が行えるのは、非常に魅力的です。
最初は多めの容量で契約しておいて、利用状況を見て少ないプランに変更することもできます。
自分が使うデータ量を知らない方でも契約しやすいのは、楽天モバイルの特徴です。
楽天モバイルの申込方法をわかりやすく解説
こちらでは、楽天モバイルの申込方法を解説します。
まずは公式ホームページ上部の「お申込み」ボタンをクリックします。
申し込み前に準備するものが表示されているので、前もって用意しておきましょう。
ポケットWiFiとして契約するなら、以下の2つが必要です。
- クレジットカードや口座番号など、支払いに使うもの
- 本人確認書類(免許証など)
回線とプランを選択します。
ポケットWiFiの場合は「組み合わせプラン」になるので、ドコモでもauでも構いません。どちらか好きな方を選びましょう。
申し込みタイプも、必要に応じて選択してください。
端末保証オプションと、SIMタイプを選択します。
ポケットWiFiの場合は「データSIM(SMSなし)」が最も値段が安くおすすめです。電話番号などは必要ないので、こちらを選択しましょう。
料金プラン・SIMサイズを選択します。
20GB・30GBだと料金が高めなので、低容量のプランがおすすめです。
SIMサイズはお使いのポケットWiFiによって変わります。もし楽天モバイルで一緒に端末を購入する場合は、自動的に選択されます。
オプションを選択します。
強制加入ではないので、自分が気に入ったものを選びましょう。
契約者情報を入力します。
後ほど本人確認があるので、間違えの無いように記入してください。
最後に支払情報を入力して、申し込み完了です。
- クレジットカード
- デビットカード
- 口座振替
の中から、自分が使いたいものを選んでください。