ポケットWiFiの豆知識

5分でわかる!ポケットWiFiが遅い原因とは?対処方法を徹底解説!

ポケットWiFiに対して遅いと感じたことのある方は多いでしょう。特に速度や電波の強さなどに、頭を悩ませたことはありませんか?

ポケットWiFiが遅くなる原因は1つではありません。そして、適切な対処ができなければ問題を解決することは難しいといえます。

この記事では、ポケットWiFiが遅い9つの原因と改善するための10つの対策方法を徹底解説します!すぐに試せるものもたくさんあるので参考にしてみてくださいね。

ポケットWiFiが遅い9つの原因

停滞した空間
ここではポケットWiFiが遅くなる原因について詳しくみていきましょう。原因を割り出せれば、それに合わせた対処方法もわかりますよ。

1.電波が弱い(エリア)

ポケットWiFiを利用しているエリア自体の電波が弱ければ、当然スピードは遅くなります。
ポケットWiFiは、携帯電話と同じように対応エリアがあります。しかし、データ上ではエリア内であったとしても、電波が著しく弱い場合も。

電波の強弱は、そのエリアをカバーする電波を発信する基地局がどのぐらい存在しているのかによって異なります。基地局の数が少ない山間部では、発信場所の距離が遠いため、電波が十分に届きません。
慢性的に電波が弱い場合は、回線の変更を検討してみましょう。

2.ポケットWiFiと端末に距離がある

ポケットwifiの仕組み
ポケットWiFiとパソコンなどの端末に距離があると速度が落ちます。

ポケットWiFiは、基地局からの電波を受信して周辺機器にその電波を分け与えるものです。そのため、基地局からの電波が強くても、周辺機器へのやり取りが上手く行かないと電波を受信することが難しくなることも。

一般的には10m程度は電波を飛ばせると言われていますが、設置する高さや距離によってかわります。ポケットWiFiと受信したい端末の距離はできる限り近づけましょう。

3.電波の干渉がある

ポケットWiFiの初期設定では、2.4GHzの周波数を使用しているものがほとんどです。そのため、電波の干渉を受けやすくポケットWiFiの速度低下につながるケースも。

2.4GHzというのは電子レンジやテレビを始めとした生活家電が発するのと同じ周波数。そのため、家庭内に電子機器が多くあれば干渉を受けてしまうでしょう。

特に集合住宅などでは、近隣住宅の影響も受けます。2.4GHzの周波数を持つ電波を受信することが非常に多いため、電波の干渉は無視できません。

4.通信が混み合っている

集合住宅や人が集まっている場所などでは、同一の回線の利用者が多い場合速度が低下することがあります。これは、基地局から発せられる電波が限られており、混雑緩和に向けて速度を低下させているためです。

大勢の人が居る場所でいつもより通信速度が遅いという場合は、局所的に電波が混み合っているといえます。また、夜などの特定の時間帯だけ通信環境が悪化する場合も、混雑が原因の可能性が高いです。

5.速度制限に引っかかっている

急に速度が落ちてしまってもとに戻らない場合は、速度制限に引っかかっている可能性があります。ポケットWiFiのプランを確認してみましょう。

プランによっては、データの使用量が7GBや10GBなどの規定値を超えた場合、著しくダウンロード速度が低下します。アプリやダウンロードゲーム、高画質の動画などは規定されたデータ容量を簡単に超えることも少なくありません。

ダウンロード速度が制限された場合、最低で128kbpsほどに速度低下することがあります。この速度まで落ちると、SNSの回覧ですらストレスになるでしょう。

無制限プランに入っている場合も、短期の速度制限を設けている場合がある点に注意が必要です。例えばWiMAXの無制限プランでは、3日で10GB以上使用すると速度制限に入ります。

6.使用している機器との規格が合わない

受信する機器が、ポケットWiFiから出る周波数の電波を受信しない設定になっている可能性があります。

ポケットWiFiは、2.4GHz・5GHzの電波を選んで送受信できるものも多いです。しかし、受信する側の機器が5GHzを受信する設定になっていないと、5GHz帯の電波を受信することができません。

そもそも受信できる周波数帯が限られているものもあるので、事前に確認が必要です。

7.使用している機器が古い

ポケットWiFiと受信する端末がそれぞれ古いと、電波を上手く受信することができません。特に長い間利用しているPCの場合は、最新の電波の規格に対応していない場合も。

同様に、ポケットWiFiの機器も進化し続けています。そのため、数年前のポケットWiFiと最新機器では性能そのものが異なり、通信速度にも差が出ることも少なくありません。

8.基地局で障害が発生している

基地局で障害やメンテナンスが発生すると、通信速度が落ちます。障害やメンテナンスが発生している場合は、一時的に電波そのものが利用できなくなります。

基地局の障害やメンテナンスに対して、個人で対応できることはほぼありません。時間の経過によって回復するまでまちましょう。

メンテナンスは度々行われるため、スマートフォンや固定回線などの通信端末があれば、公式ホームページなどで状況確認すると安心です。

9.端末に不具合が起きている

ポケットWiFiはPCなどと同じく、精密機器の1つです。そのため、普段通りに使用していても不具合が起きることがあります。端末に不具合が起きた場合は、電波の強弱や速度が著しく不安定になることも。

原因が突き止められずにずっと安定しない場合は、端末不具合を疑いましょう。メーカーに修理を依頼することをおすすめします。

 

ポケットWiFiが遅い場合の対策方法10選!

快適な環境
ここでは、ポケットWiFiが遅い場合に行うことのできる対策方法を10個紹介していきます。取り組みやすい順番に解説するので、ぜひ上から順番に試してみてください。
これらを試すことにより、通信速度が劇的に改善する可能性がありますよ。

1.ポケットWiFi端末の再起動とSIM抜き差しを行う

端末に不具合が起きている場合、再起動やSIMカードの抜き差しによって改善することがあります。一番手軽な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

再起動をすると近くの電波を拾い直すため、スピードアップすることがあるのです。まず最初に再起動、覚えておきましょう。

2.置き場所を変える

ポケットWiFi端末は、置き場所によって受信できる電波の強さが大きく異なります室内の場合、部屋の中心に置くよりも窓際に置いた方が電波を受信しやすくなるでしょう。

また、ポケットWiFi端末の位置と電波を受信したい端末の距離は、なるべく近づけたほうがよいです。家の中でもポケットWiFiの置き場所を変えて、ベストポジションを探してみましょう。

3.使用する時間帯を変更する

ポケットWiFiを使用する場合、混み合う時間帯は夜間などに集中しているでしょう。利用する時間帯を少しずらすことによって、快適な速度を保つことが可能です。

特に、大容量の動画やデータのダウンロード速度は、時間帯を意識するだけで大きく変わります。いつでもできることは、ぜひ空いている時間に行ってみてくださいね。

4. 機器や使用状況に合わせて周波数を選ぶ

ポケットWiFiは、2.4GHz・5GHzどちらの周波数を使用することが可能です。周波数を一般的に使用される2.4GHzではなく、5GHzに変えると速度改善することもあります。
それぞれの周波数の特徴は以下の通りです。

電波の種類 2.4GHz 5GHz
メリット ・障害や遮蔽物に強い
・電波が遠くまで届く
・高速通信が可能
・電波が非常に安定している
デメリット ・電波干渉を受けやすい ・対応していない機器がある
・距離が長くなると弱くなりやすい

障害物の有無や周りの電子機器の状況によって使い分けることをおすすめします。両方試してみて早い方に変更することで、スムーズなネットワークを利用できるでしょう。

ただし、少し昔の端末であれば、2.4GHzの電波しか受け取れない場合も。この場合は、接続する端末の規格にポケットWiFiの電波の規格を合わせることで改善します。

5.ホームページなどで最新情報を確認する

定期的に自分が使用しているポケットWiFiの公式ホームページを確認してみましょう。障害やメンテナンス情報に加え、新しいサービスやファームウェアアップデートの案内などが記載されていることもあります。

特にファームウェアアップデートは、ユーザーに対してお知らせが来るわけではありません。そのため、定期的な公式ホームページの確認し、対応することをおすすめします。

アップデートについてはこちらの記事で解説しています。
ポケットWiFiをアップデートすべき3つの理由を解説!やり方もわかりやすく紹介

6. 更新月の度に新しい機器と入れ替える

ポケットWiFiの機器は最新であるほど通信速度が早く、安定します。そのため、定期契約の更新月に合わせて新しい機器と入れ替えることによって、故障やエラーが起きる可能性を低くすることが可能です。

ポケットWiFiは、気づかずに使っていると数年間同じ端末という事態にもなりえます。タイミングを見てしっかりと更新しましょう。

7.クレードルを使用する

クレードルを用いて有線接続することで、速度が安定しますクレードルは、WiFi本体に使用することのできる機器です。対応している機器は限られていますが、該当する場合は導入を検討するとよいでしょう。

また、クレードルを使用すると無線LANに対応していないPCなどにも接続することが可能ですよ。

8.通信プランを見直す

通信プランを見直すことで、速度制限にかかりにくくなるでしょう。
ポケットWiFiのサービス内容は、事業者によって大きく異なります。また、同じ事業者を使用していても選択するプランによって、通信制限が掛かるまでの容量に違いがあることも。

契約内容の変更であれば料金が発生しない事業者もあります。ぜひ、契約内容を見直してみましょう。

9.それでも改善しないなら回線や業者を切り変える

ポケットWiFiを利用する場合、回線や業者によって使い勝手が大きく変わります。回線を変えるだけで大きく電波が改善されることも少なくありません。

上記の改善策を試したうえで、どうにもならなかった場合は回線や業者を切り替えることをおすすめします。

ポケットWiFiの切り替えを検討するなら縛りなしのFUJI WiFiがおすすめ

革新的な通信環境
回線を変えてみようかな、と考える方に当サイトがおすすめしているのがFUJI WiFi。

FUJI WiFiでは、どのプランであっても短期の速度制限がありません。3日で10GBなどの縛りがないので、週末たっぷり映画を見たい方にもおすすめです月のデータプランも豊富。25GBから無制限まで必要な量だけ契約できます。

さらに、FUJIWiFiは契約期間の縛りがありません。

使っているうちに新しい技術が出てきて、劇的に通信速度の早いポケットWiFiが出てきたら、乗り換えたいですよね。ただし、縛りがあるプランを契約していると、途中解約金がかかることも。満了前にやめると1万円以上の違約金が取られることも少なくありません。

契約期間もなく、通信エリアのひろいソフトバンクのLTE回線を使っているFUJI WiFiは切り替え先にぴったりです。

まとめ

ここまでポケットWiFiが遅い9つの原因と対策方法を紹介してきました。取り入れやすいものから紹介したので、ぜひ試してみてください。

そのうえで、速度が改善しない場合は回線の乗り換えを検討することもおすすめします。ぜひ通信速度の早いポケットWiFiを手に入れて、ストレスのないネット生活を送ってください。

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