中古のポケットWiFiの購入をお考えでしょうか?いざ買うとなると、本当に中古で問題ないのか、どれを選べば良いのか、迷いますよね。
そこで本記事では、中古のポケットWiFiについて、以下の点をご紹介します。
- 中古のポケットWiFiを買う時の注意点は?
- 購入しても使えない中古端末もある?
- 中古のポケットWiFiの選び方は?
- 中古のポケットWiFiはどうやって使うの?
記事を読むと、上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ、ご覧くださいね。
Contents
中古のポケットWiFiを使う2つのメリット
中古のポケットWiFi(モバイルWiFiルーター)を使うメリットは、次の2つです。
- 格安SIMで使える端末もある
- 端末が新品よりも安価
それぞれのメリットについて、以下で説明していきますね。
【中古のポケットWiFiのメリット1】格安SIMで使える端末あり
中古のポケットWiFiを使うメリットの1つは、格安SIMで使える端末もある点です。格安SIMを使うことの利点は、月額料金が安いこと。
ただし、格安SIMには「通信速度が遅い・通信容量が少ない」などのデメリットもあるので、一長一短ですね。
また、中古ポケットWiFiの格安SIM利用に関しては、注意点もあります。本記事内の「中古のポケットWiFi購入時の注意点」と「選び方」で解説していますので、ご覧くださいね。
【中古のポケットWiFiのメリット2】端末が新品よりも安価
中古のポケットWiFiを購入するメリットは、端末が新品よりも安く入手できることです。
中古品と言っても、それほど古いわけではなく、最近の機種が販売されていることもあります。新機種に近いものを少しでも安く購入できるのは、良いことですね。
中古のポケットWiFi購入時の2つの注意点
中古のポケットWiFiを購入する際には、次の2つの注意点があります。
- 赤ロムのポケットWiFiは使えない
- 中古端末でWiMAX2+の回線は利用できない
以下、それぞれ説明していきますね。
【中古のポケットWiFi購入時の注意点1】赤ロムの端末は使えない
中古のポケットWiFi購入時の重要ポイントは、「赤ロム」の端末を購入しないこと。
赤ロム・白ロムとは、ポケットWiFi端末の「SIMカードの状態・ 前所有者の利用状況」による区別です。
白ロム | SIMカードの入っていない端末・利用可能な端末 |
---|---|
赤ロム | 前所有者の不備により利用できない端末 |
中古で買った白ロムのポケットWiFi端末は、SIMカードを挿入すると、使用できます。
一方、赤ロムの端末には、SIMカードを入れても使えません。前利用者の不備により、端末そのものに制限がかけられているためです。
たとえば、赤ロムは以下のような状態となっています。
- 端末料金未払いの状態で売却された機器
- 窃盗・不正入手により転売された端末
中古端末の購入時は、上記のような赤ロムを購入しないよう、注意しましょう。具体的には、以下の2つの方法で、赤ロムを避けることができます。
- 赤ロム保証のある大手販売店から購入する
- 個人から購入しない
大手の中古販売店では、赤ロム保証が付いている場合も多くあります。万が一、購入した端末が赤ロムだった際に、全額返金や同等品へ交換してもらえる保証です。
保証期間は、店鋪により「一定期間」や「永久保証」などの違いがあるので、事前にご確認くださいね。
【中古のポケットWiFi購入時の注意点2】中古端末でWiMAX2+の回線は利用不可
中古端末でWiMAX2+が販売されていることもあります。しかし、中古でWiMAXの端末を購入しても、WiMAX2+の回線を利用できない点には注意が必要です。
回線を使えない理由は、WiMAXでは、端末持ち込みの契約ができないため。新品の端末購入と同時契約しか受け付けていないのです。
そのため、WiMAX2+の中古端末を買っても、活用できない可能性もあります。
使うためには、格安SIMを入れるしかないのですが、WiMAX2+にはSIMロックがかかっていますよね。格安SIMによる利用は、公式では認められていないのです。
なので、格安SIMを挿入して使う場合は、完全に自己責任になってしまいます。WiMAX2+の中古端末を購入しても、利用できる保証はありませんので、ご注意くださいね。
中古のポケットWiFiの選び方・3つのチェックポイントを解説
中古のポケットWiFiを選ぶ際には、次の3つのポイントがあります。
- 格安SIMの使用可否を要確認
- 古い端末は性能・速度が不充分
- バッテリー消耗の可能性
それぞれのポイントについて、以下で説明していきますね。
【中古のポケットWiFiの選び方・チェックポイント1】
格安SIMの使用可否
中古のポケットWiFiを選ぶ際は、格安SIMが使えるかどうかを、チェックしましょう。具体的には、以下のような点を確認すると良いですね。
- SIMフリーの端末かどうか
- 使いたいSIMカードのサイズが適合するか
- 使いたいSIMの電波で利用可能な機種か
SIMフリーの端末であれば、格安SIMでも動作確認されている場合が多いです。
また、下記のような機種は、購入を避けたほうが無難でしょう。
- SIMロックが解除されていない
- 格安SIMでの動作確認がされていない
端末の性能だけで選ぶと、いざ使おうとした時に、格安SIMを利用できないという可能性もあります。事前にしっかりと確認しましょう。
【中古のポケットWiFiの選び方・チェックポイント2】
古い端末は性能・速度が不充分
ポケットWiFiは、年々新機種が発売され、性能もどんどん良くなっています。新しい機種を使った経験があると、古い端末に満足できないこともあるでしょう。
最新機種と比べてしまうと、性能や通信速度などは、どうしても劣ります。あまり古い機種を選ばないことがポイントですね。
【中古のポケットWiFiの選び方・チェックポイント3】バッテリーの消耗
ポケットWiFiのバッテリー(電池パック)には、寿命があります。中古の端末の場合、購入した時点で、すでにバッテリーが消耗している可能性もあるのです。
購入後にバッテリーを交換するとなると、出費がかさみますよね。一般的に、電池は2年程度で消耗するので、それよりも新しい機種を選ぶと良いでしょう。
中古のポケットWiFiの使い方!6つの手順を解説
中古のポケットWiFiの使い方は、下記の6ステップのとおりです。
- SIMカードの用意(購入)
- SIMカードの挿入
- ポケットWiFiの起動
- ポケットWiFiと機器(スマホ・PC)の接続
- 管理画面へアクセス
- APN設定
それぞれの手順について、以下で解説していきますね。
【中古のポケットWiFiの使い方・手順1】
SIMカードの用意(購入)
中古で購入したポケットWiFiは、SIMカードを入れなければ使えません。そのため、まずSIMを購入(契約)します。
購入したポケットWiFi端末で使えるSIMを選ぶように気をつけましょう。これについては、本記事内の「中古のポケットWiFi購入時の選び方」で解説していますので、合わせてご覧ください。
【中古のポケットWiFiの使い方・手順2】
SIMカードの挿入
中古のポケットWiFi端末に、SIMカードを挿入します。
【中古のポケットWiFiの使い方・手順3】
ポケットWiFiの起動
SIMカードを挿入後、ポケットWiFiの電源をオンにしてください。電源が入らない場合は、端末の充電が切れていないか、確認してみましょう。
【中古のポケットWiFiの使い方・手順4】
ポケットWiFiと機器(スマホ・PC)の接続
ポケットWiFiと機器(スマホ・PC等)を無線で接続します。接続するポケットWiFiのSSIDを選択し、パスワードを入力。
【中古のポケットWiFiの使い方・手順5】
管理画面へアクセス
スマホまたはPCのブラウザから、管理画面へアクセスしてください。管理画面のURLは、以下のいずれかで確認できます。
- ポケットWiFi端末の公式サイト
- ポケットWiFi端末の説明書
- ポケットWiFiの裏面
- ポケットWiFiのメニュー画面
【中古のポケットWiFiの使い方・手順6】APN設定
管理画面から、APN設定項目を入力。APN設定項目は、SIMの公式サイトや説明書に記載されています。
以上で、中古のポケットWiFiの設定は完了です。
ポケットWiFiの端末料金を節約するならレンタルがおすすめ
本記事内で「中古のポケットWiFiのメリットは、新品より安いこと」と前述しました。
しかし、端末料金を節約するなら、もっとおすすめの方法があります。それは、「ポケットWiFiの端末がレンタル」のプロバイダを選ぶこと。
下記は「端末レンタルのプロバイダ」と「中古ポケットWiFi購入」の比較表です。
<端末レンタルと中古購入の比較表> | ||
---|---|---|
端末レンタル | 中古端末購入 | |
端末料金 | 0円 | 新品より少し安価 |
機種年式 | 最新機種 | 旧式 |
レンタルの場合、端末を購入する必要がないので、端末代は0円。しかも、中古のポケットWiFiとは違い、最新機種を使うことも可能のため、お得です。
そこで、ポケットWiFiの端末レンタルのおすすめプロバイダを紹介します。
【ポケットWiFi端末レンタルのおすすめプロバイダ1】FUJI Wifi
<FUJI Wifiの特徴の一覧表> | ||
---|---|---|
プラン名 | ルーター 50ギガプラン | 快適!クラウドプラン |
月間通信容量 | 50GB | 無制限 |
3日間通信容量 | 無制限 | 無制限 |
月額料金 | 2,980円 | 3,980 円 |
端末料金 | 0円 | 0円 |
解約金 | 0円 | 0円 |
契約期間(縛り) | 縛りなし | 縛りなし |
同時接続台数 | 10~15台 | 10~15台 |
(※2019年11月時点)
FUJI Wifiのメリットは、契約期間の縛りが一切なく、解約金も0円という点です。使ってみて、自分のライフスタイルに合わなかったら、いつでも解約することが可能。
また、3日間10GBの制限が全くなく、月間容量無制限のプランもある点が魅力です。
【ポケットWiFi端末レンタルのおすすめプロバイダ2】どんなときもWiFi
<どんなときもWiFiの特徴の一覧表> | |
---|---|
プラン名 | データ放題プラン(クレジットカード払い) |
月間通信容量 | 無制限 |
3日間通信容量 | 無制限 |
月額料金 | 3,480円 |
端末料金 | 0円 |
解約金 | 9,500~19,000円 |
契約期間(縛り) | 2年 |
同時接続台数 | 5台 |
(※2019年10月時点)
参考元:料金プラン|どんなときもWiFi
どんなときもWiFiのメリットは、3日間10GBの制限が全くなく、月間容量も無制限というところ。
しかし、契約期間が2年で縛られ、解約金もあるため、気軽に試せないのが難点です。また、同時接続台数が5台というのは、少し寂しいですね。
【ポケットWiFi端末レンタルのおすすめプロバイダ3】SPACE Wi-Fi
<SPACE Wi-Fiの特徴の一覧表> | |
---|---|
プラン名 | ー |
月間通信容量 | 無制限 |
3日間通信容量 | 3日間で10GB(超過すると翌日2時まで最大1Mbps) |
月額 | 3,680円 |
端末料金 | 0円 |
解約金 | 0円 |
契約期間(縛り) | 縛りなし |
同時接続台数 | 10台 |
(※2019年10月時点)
参考元:SPACE Wi-Fiとは|SPACE Wi-Fi
SPACE Wi-Fiのメリットは、契約期間の縛りが一切なく、解約金も0円という点です。ただ、3日間10GBを超えると速度制限がかかるのは、少し気になりますね。
【ポケットWiFi端末レンタルのおすすめプロバイダ4】SAKURA WiFi
<SAKURA WiFiの特徴の一覧表> | |
---|---|
プラン名 | ー |
月間通信容量 | 無制限 |
3日間通信容量 | 無制限 |
月額 | 3,680円 |
端末料金 | 0円 |
解約金 | 0円 |
契約期間(縛り) | 2年 |
同時接続台数 | 10~15台 |
(※2019年10月時点)
参考元:SAKURA WiFi
SPACE Wi-Fiのメリットは、3日間10GBの制限が全くなく、月間容量も無制限というところ。解約金も0円というのが良いですね。