ポケットWiFiの豆知識

ポケットWiFiは自宅でインターネットを使うのに十分?光回線とどっちがいい?

自宅でネットサーフィンや動画視聴を楽しむためには、インターネット環境が必要不可欠です。ところが自宅でインターネットを使う際に、どのような回線を用意すればいいか迷いますよね?

ポケットWiFiなら出先でも使えますが、自宅での利用には不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、自宅でインターネットを使うにはどの設備が最もいいのか、利用スタイル別に解説します!

  • 自宅で使いやすいインターネット環境が知りたい
  • ポケットWiFiと光回線ならどっちがいいのか気になる
  • 利用スタイルに応じた環境の整え方に興味がある

という方は、ぜひ記事をご覧ください!

Contents

自宅にインターネット環境を作る方法は?30秒でサクッと解説

自宅にインターネット環境を作る方法は、大きく分けて2種類が存在します。

  • ポケットWiFi
  • 光回線

それぞれどのような特徴があるのか、こちらで簡単に紹介します。

【自宅にインターネットを作る方法1】
手軽な通信が可能な『ポケットWiFi』

ポケットwifiの仕組み

ポケットWiFiは、その名の通りポケットに入るサイズのWiFi機器です。

手軽に持ち運びができる上に、複数台の接続ができるので、ノートパソコンやスマートフォンなど、色々な機器の同時利用に対応しています。

すべて無線による接続となるため、以前は速度が不安視されていましたが、最近では光回線に引けを取らないような通信速度の機種も登場しました。

最短で契約の翌日から利用可能など、手軽かつ簡単に接続ができるという点から、自宅でも外出先でもポケットWiFiのみで生活している人は多いです。

【自宅にインターネットを作る方法2】安定した通信が可能な『光回線』

固定回線の仕組み

光回線は、自宅で利用できるインターネット回線です。

最寄りの電柱から出ている光ケーブルを直接室内に引き込み、そこに終端装置を取り付けることによって回線を使えるようにします。

光回線では、終端装置から直接LANケーブルをつなぐ方法と、WiFiルーターを付けて無線でつなぐ方法の2種類が利用可能です。

直接回線を引き込むため、通信速度は非常に安定しています。ただし引き込みには工事が必要なので、別途料金がかかったり、開通までに期間を要したりする可能性があるでしょう。

光回線は、主に安定した通信が必要な人が利用する方法です。

光回線とポケットWiFiを3つの観点から比較!それぞれの特徴は?

自宅でインターネットを利用する場合、ポケットWiFiか光回線のどちらを利用するか迷いますよね。

そこでこちらでは、光回線とポケットWiFiを徹底的に比較します!

  • 最大速度は同程度。安定性は光回線
  • 利用までのスピードはポケットWiFi
  • 料金はポケットWiFiが安い

 

それぞれ詳しく紹介します!

【自宅利用の光回線とポケットWiFiの比較1】
最大通信速度はどちらも同じくらいだが、安定性は光回線

光回線とポケットWiFiの最大通信速度はどちらも同じくらいですが、安定性は光回線が優位です。

主な光回線のダウンロード最大通信速度は1Gbps(1秒間に1GBの通信)です。最近ではNURO 光などの新たなサービスで2Gbpsを記録しています。

ポケットWiFiのダウンロード最新速度は機種によって大きく違います。2019年10月現在だと、docomoの『Wi-Fi STATION HW-01L』機種が1.288Gbpsを記録しています。

ハカセ
ハカセ
以前はポケットWiFiの速度は遅いと言われていましたが、いまは一般的な光回線以上の速度が出ています。

ただしポケットWiFiの通信は無線方式で、壁や床など、障害物が多い場所では速度がガクッと落ちてしまいます。一方で、光回線は直接室内まで回線を引っ張っているので、ポケットWiFiほど不安定ではありません。

よって、通信速度が安定しているインターネット環境を選ぶなら、光回線が有利となるでしょう。

【自宅利用の光回線とポケットWiFiの比較2】
契約から利用までのスピードは圧倒的にポケットWiFi

契約から利用までのスピードは、ポケットWiFiが圧倒的に早いです。

ポケットWiFiの場合、最短で契約した翌日にはインターネットが利用できます。送られてきたWiFi端末にSIMカードを差し込み、スイッチを入れるだけです。

光回線の場合は、まず回線を室内に引き込む開通工事が必要です。こちらは混み具合にもよりますが、早くても1週間~2週間、遅いと2ヶ月以上かかることも考えられます。

また基本的に入居してからの工事になるので、入居前に工事をしておくという方法も取れません。その間は自宅のインターネット回線なしで待つ必要があります。

「すぐにインターネットに接続したい」考えている方には、ポケットWiFiの利用がおすすめです。

【自宅利用の光回線とポケットWiFiの比較3】
月額料金や初期費用はポケットWiFiが安い

インターネットを利用する上で重要な料金は、ポケットWiFiが光回線より安いです。

それぞれの主な初期費用と月額料金は、以下の通りです。

【初期費用と月額料金の比較】

ポケットWiFi 光回線
初期費用 登録費用:約3,000円 契約料:約1,000円

工事費用:15,000~20,000円
(マンションや戸建によって変動)

月額料金 約3,000円~4,000円 約4,000円~5,000円
(マンションや戸建てによって変動)

光回線には工事を伴うため高額で、ポケットWiFiと比べても大きく差が出ることがわかります。

とにかく安くインターネットを利用したいと考えている方は、ポケットWiFiの利用がオススメです。

5つの利用スタイル別!ポケットWiFiと光回線どちらがおすすめか解説!

ポケットWiFiのイメージ画像こちらでは利用スタイル別に、ポケットWiFiと光回線のどちらがおすすめかを紹介します。

  • 外出時も利用したい場合はポケットWiFi
  • 速度が重要なオンラインゲームを遊ぶなら光回線
  • 引っ越し回数が多い場合はポケットWiFi
  • 一人暮らしで料金を抑えたいならポケットWiFi
  • 通信制限をまったく気にしたくないなら光回線

それぞれ確認していきましょう。

【自宅の利用スタイル1】
外出時も利用したい場合はポケットWiFi

自宅だけではなく、外出先でも快適にインターネットを楽しみたいという方は、ポケットWiFiがおすすめです。

ポケットWiFiは持ち運びが簡単で、外でも快適につながります。カフェでノートパソコンを使ったり、出張中の電車内で映画を見たりと、様々な用途で利用可能です。

光回線は室内でしか使えないので、外出先ではスマートフォンの通信のみとなってしまいます。通信できない機種にはスマートフォンのテザリングを使うしかありませんが、通信制限にかかる可能性も高くおすすめできません。

外出や出張の機会が多いという方は、ポケットWiFiの利用を検討しましょう。

【自宅の利用スタイル2】
速度が重要なオンラインゲームを遊ぶなら光回線

速度が重要となるオンラインゲームを遊ぶなら、光回線がおすすめです。

ポケットWiFiは電波の受信状況が不安定で、オンラインゲームのように常に通信を続けている状態には向いていません。

特にFPSゲームや格闘ゲームなど、少しの通信速度がプレイに大きく影響するゲームだと、なおさらポケットWiFiだと厳しいでしょう。

安定して高速通信ができる状況が欲しいなら、光回線の利用が一番です。

【自宅の利用スタイル3】引っ越し回数が多い場合はポケットWiFi

転勤などで引っ越しする回数が多い場合は、ポケットWiFiを利用しましょう。

ポケットWiFiであれば、1度契約すればどの場所でも、エリア内であれば通信が可能です。契約プランの変更も必要ありません。

光回線だと、引っ越すたびに契約を解除して、新たな場所で再契約を結ぶ必要があります。
引っ越し先では工事をする必要があり、そのたびに15,000円~20,000円の料金がかかると考えると損ですよね。

なので、引っ越しが多い、もしくは近いうちに引っ越しの予定があるという方は、ポケットWiFiを選びましょう。

【自宅の利用スタイル4】一人暮らしで料金を抑えたいならポケットWiFi

一人暮らしをしていて、料金をとにかく抑えたいならポケットWiFiがおすすめです。

ポケットWiFi自体の料金が安いということもありますが、外出時に利用すればスマートフォンの料金も下げられます。

 

ハカセ
ハカセ
例えばスマートフォンには格安SIMを使えば、料金を1,000円~2,000円以内に抑えることも十分可能です。

ポケットWiFiと組み合わせても、5,000円~6,000円ほどで済みます。さらにプランによっては、スマートフォンとポケットWiFiの業者を同じにすることで、さらに割引を受けることもできるでしょう。

光回線を使うと、光回線の月額料金+高めのスマートフォン代となるので、かなり価格差が出てしまいます。

一人暮らしであれば、好きなだけポケットWiFiを外に持ち出しても迷惑が掛からないですよね。料金を抑えたい一人暮らしの学生や社会人の方は、ポケットWiFiの利用を検討しましょう。

【自宅の利用スタイル5】
通信制限をまったく気にしたくないなら光回線

インターネット利用時に、通信制限をまったく気にしたくないなら、光回線をおすすめします。

光回線であれば基本的にどの業者であっても、通信制限がありません。よほどおかしな使い方をしない限り、YouTubeも映画も見放題です。

実はポケットWiFiにも通信制限が無いプランを持つ業者は存在するのですが、ほとんどの業者が通信制限を設けています。

業者によって取り扱っている機種も違うため「この機種は通信制限ありのプランしか組めない」という状況が多発するでしょう。

よって通信制限をまったく気にせず、通信業者を好きに選びたいという方には、光回線が無難です。

自宅でも使えるポケットWiFi、通信量別のオススメはこれだ!

むかしは自宅=光回線が主流でしたが、いまの機種ならポケットWiFiでも十分に利用可能です。

ところがポケットWiFiには数多くの業者があり、それぞれで契約プランが大きく違うので、どの業者を選べばいいかわかりづらいですよね。

そこでこちらでは、自宅でも使えるポケットWiFiのおすすめを、データ通信量別に紹介します。

  • 使用量が決まっているなら、料金が安く契約縛りの無い『FUJI WiFi』
  • 無制限で利用したいなら『どんなときもWiFi』

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.使用量が決まっているなら、料金が安く契約縛りの無い『FUJI WiFi』

「そこまで大量に通信する予定が無く、映画やYouTubeを少し見れるくらいで十分」という方には、料金の安いFUJI WiFiがおすすめです。

 

FUJI WiFiのレンタルプランなら、最安で月2,500円(容量20GB)から、大容量プランを利用できます。もちろん指定した容量に達するまでは通信制限にかからず、ネットサーフィンもサクサクです。

また、FUJI WiFiはポケットWiFi業者には珍しく、契約年数の縛りがありません。つまり解約金がかからずいつでも辞められるので、1ヶ月間だけという使い方も可能です。

「自宅でちゃんとつながるか試したい」という方のために、7日間だけ500円で利用できるお試しキャンペーンも行われています。あらかじめ試しておけば「購入したけどつながらなかった」というトラブルを回避できますよね。

普段からあまり大きな通信をしない方や、契約年数で縛られたくないという方は、FUJI WiFiの利用を検討してみてください。

2.無制限WiFiを求める人には『どんなときもWiFi』

どんなときもWiFiは、無制限プランが魅力的なWiFiレンタルサービスです。

他の業者にある「〇〇GB以上使ったら制限」という面倒な制約は一切ありません。不正レベルの通信をしない限り、制限を気にせずインターネットを楽しめます。

またどんなときもWiFiには『クラウドWiFi』が使われている点も特徴の1つです。

クラウドWiFiは、クラウド上に複数のSIMカードを保管しておく技術により、使っているエリアに最適な通信キャリアを選択してくれるという機能です。

ハカセ
ハカセ
国内だとdocomo、au、ソフトバンクの3大キャリアの中から、最もつながりやすいキャリアを自動で選択してくれます。

3大キャリアのすべてを使えるので、ほとんどの地域で利用可能です。室内であっても、問題なく利用できるでしょう。

通信制限を気にすることなく、しかもつながりやすい機種を選びたいなら、どんなときもWiFiをおすすめします。

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