ポケットwifiにケースを付けようと思ったことありますか?裸のままカバンに入れている方も多いと思います。
正直、ポケットwifiってスマホとかと比べると触る機会も少ないので「ケースを付けるほどでもない」って感じですよね。ケースはなくても困らないし、お金を出すの嫌だなと思う方もいるでしょう。
ただ、裸のまま持ち歩くのは推奨しません。なぜなら、外部破損による故障は、保障サービスの対象外になることも多いからです。保障をつけているのにお金を払うのは嫌ですよね。
今回の記事では、ケースを用意するべき理由をメインとして下の3つを解説していきます。
- ポケットwifiをケースに入れないと大損する理由
- ケースを用意するメリットデメリット
- 後悔しないケースの選び方
たかがポケットwifiと考えていると、後々痛い目をみるかもしれません。サクッと読めるようにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
Contents
ポケットwifiをケースに入れないと損する理由

ポケットwifiをケースに入れないと大損する理由を2つ紹介します。
- 保障サービスが対応しておらず費用がかかる
- 故障時に交換するとスペックが下がる可能性がある
具体的に解説しますね。
【ポケットWiFiをケースに入れるべき理由1】
保証サービスは外部破損に対応していない場合が多い
保証サービスに入ったからといってすっかり安心しきっていませんか?安心保証は、外部破損による故障に対応していなかったり、一定の費用がかかったりする場合が多いですよ。
契約時に説明を受けていると思いますが、「保証サービスってなんだっけ?」という方もいるでしょう。改めてチェックできるように解説します。
プロバイダーによっては、安心保証だったり、安心プランだったり、〇〇ガードだったりするわけですが、内容はほとんど一緒ですね。
保証サービスの外部破損時の対応について、wifiサービスを提供しているUQを例にみていきましょう。
UQは、加入してから2週間以内に発生した外部破損は対象保障外です。また、加入して1年目は無償で修理してくれるものの、2年目以降は、1回目3,300円、2回目5.300円の修理代金がかかります。
(https://www.uqwimax.jp/signup/t-hosyou/)
Ymobileの例もみていきますね。
外部破損の修理代金は1割負担。全損時には5000円かかります。
水濡れおよび全損が原因で発生したPocket WiFiやタブレット等(対象機種)の故障および外装破損については、故障保証サービスの適用対象外とさせていただきます。
(出典)https://www.ymobile.jp/biz/service_solutions/kosho_anshin/
このように、保証に入っていても外部破損になると一定の費用が求められます。安心保証が対応している範囲はあくまで自然故障の範囲であることがほとんどですよ。
【ポケットWiFiをケースに入れるべき理由2】
故障時の交換によってスペックが下がる可能性がある
保証サービスの中には「機器が壊れたときに、在庫と交換しますよ」という対応をとっているものもあります。この対応自体はありがたいですよね。
ただ、実はこのサービスも手放しでは喜べません。実は在庫の状況によっては、送られてくる機器が今までのものよりもスペックが低い可能性があるんですね。
機器が古くなると、通信速度やバッテリーの持ちにも影響を与えます。今までのものより通信が遅かったり、すぐ電池切れを起こすようになると使いにくいでしょう。
また、交換にも手続きをして機器を送ったり、受け取ったりと手間がかかりますよね。その上、もし手続きに遅れが出た場合、違約金がとられる場合があるんですよ。
たとえば、UQWiMAXでは郵送が遅れた場合、2万円の罰金を請求しています。事前に故障を防げば、手間、費用、不便になるといったリスクも防げるわけです。
ポケットwifiをケースに入れるメリットは他にもある

ケースを用意したほうがいい理由については理解していただけたかと思います。ただ、リスクを回避するためだけにケースを用意するのは面白くないですよね。
ポケットwifiのケースもレザーの物から布地の物まで様々な種類があります。スマホみたいにケースでおしゃれを楽しめるのはメリットですよね。ポケットwifiも毎日持ち歩く物ですから、お気に入りのケースを使用していると少しだけいい気分になれます。
また、外部破損までは行かなくても、ケースを用意しておくことでカバン内でのスレ傷などを防げますよ。
基本、ポケットwifiは長く使用することを前提に契約しますよね。スマホと比べると確かに地味ではありますが、どうせ長く使うならケースを付けてあげて大切に扱ってあげるとよいのではないかと思います。
ポケットwifiをケースに入れるデメリット

ケースを用意するデメリットを挙げるとするなら、2点。
- 費用がかかる
- かさばってしまう
出費に関しては、やっぱりポケットwifiのためにお金を出したくないなと思う気持ちもあると思います。
ただ、ケースといってもピンキリです。なんでもいいなら100円で揃えられますし、専用ケースでキチっと納めたいなら、1000~2000円で見積もっておけばよいです。
自分の納得のいく価格帯で購入すればよいだけですね。
また、普段小さいスペースにポケットwifiを入れて移動している方は、ケースがかさばってうまく収納できないなどもあるでしょう。この点は、仕方がありません。
かさばるのが嫌なら、可能な限りタイトなデザインのケースを選びましょう。
ポケットwifiケースの選び方

上記で、ケースを用意した方がいいかもなと思った方のために、ケースの選び方を紹介します。できれば、満足のいくケースを買いたいですよね。
ここで紹介する選び方は以下の3つです。
- 利便性と機能性を見ておく
- 専用品を選ぶか代替品を選ぶかを考える
- 専用品はネットで購入する
それぞれ解説しますね。
1.利便性と機能性を見ておく
ケースのデザインや質感に関してはこだわる人はこだわるし、なんだっていい人はなんだっていいという人もいるでしょう。外観に関しては、好みに合わせれば問題ありません。
ただし、見た目にこだわらない人でも利便性と機能性は見ておいたほうがいいです。
以下の項目を確認して、選べるとよいでしょう。
- ケースを使用しながら充電が可能か
- ケースを使用しながら操作が可能か
- ケースを使用しながら電源が付けられるか
- ケースに他の機能がついているか
- かさばらないか
ちょっとwifiを操作したいときにいちいちケースから取り出す必要があるのは、思っているより面倒です。また、もしかしたらそのタイミングで落としてしまうかもしれません。
また、ケースによっては、カードを入れるスペースがあったりします。定期やSuica、PASMOなどをいれておくことができると、持ち物が減らせて便利ですよ。
このように、普段使ってみて不快さを感じないかどうかは大きなポイント。ケースを選ぶ際に気を付けてみましょう。
2.専用品を選ぶか代替品を選ぶかを考えよう
ポケットwifiのケースは専用品が販売されていますが、他のケースでも代用できます。自分はどっちを使うのがいいのかなと考えてみてください。
専用品を選ぶメリットは、ポケットwifiがきっちり納められる点、ケースに入れながら充電や操作ができるように設計されてる点ですね。保護フィルムなどの付属品がついてくる場合もあります。
専用品でも1000円~2000円で販売されているので、十分手の届く価格です。もちろん、質が悪いということもありません。
代替品を選ぶメリットは、既に持っているものを使えたり、100均で手に入ったりする点です。
実はポケットWiFiの大きさはiPhoneのサイズと同じくらいなんですよ。iPhone用に販売されているソフトケースを代用している人もいます。
他にもカメラケース、名刺入れなど、代わりとなるものはいくらでもありますね。ただ、専用ではないので若干かさばりますし、利便性に少々欠けるのが難点です。
使いやすいものを選ぶならば専用品をおすすめします。とりあえずケースに入れておこうかなと思った人は、身近にある適当なケースで試してみるのでも良いでしょう。
気に入らなければ、不便な点を補った機能をもつ専用ケースを買えば無駄もありません。
3.専用品はネットで購入する
専用ケースが良さそうだな、と感じた方はネットで買いましょう。ポケットwifiの専用ケースを取り扱っている店舗はとても少ないです。
仮に店舗で取り扱っていたとしても、ネットの方が取り扱われている種類が豊富。色や機能、素材の希望にあった、お気に入りのケースを見つけやすいでしょう。
ポケットWiFiケースは安心への投資

ここまで読んでもらって「保証が完璧ではないことは分かった。でも、ポケットwifiってあまり触らないし、破損することなんてほぼないでしょ」と思った方もいるかもしれませんね。
たしかに、ポケットwifiを落として壊すとか、何かにぶつけてしまって壊すのは頻繁に触るスマホなどと比べるとかなり少ないと思います。
しかし、100%ありえないとは言い切れないはずです。現に多くの方がポケットwifiを毎日持ち歩いて生活をしていますよね。
もし万が一、破損によって故障してしまった場合。「ケースつけておけばよかったな」と後悔しませんか?
ケース代なんて、安いものならば100円。専用のケースでも1000円~2000円程度で済みます。万が一にそなえて、安心への投資と考えてみてください。
保証には年間で5000円~6000円。3年契約を結んでいる方ならば、合計1万5000円ほど保証に支払っているのです。
そう考えるとケース代なんてちっぽけなもんですよね。保証に入っていない人はなおさらケースをつけることをおすすめします。