旅行に結婚式など日本人に大人気のハワイ。
ハワイに行ってもネット環境は絶対に必要ですよね。
ハワイでストレスなくネットを使うには、どのような方法があるのでしょうか。
結論から申し上げると、
ハワイに行く予定の方は日本でポケットWiFiをレンタルして持って行くのがおすすめ
そこで今回は、
- ハワイに持って行くおすすめのポケットWiFi
- ハワイのネット事情
- ハワイでポケットWiFiを使う時の注意点
などについて解説していきます。
ハワイならではの覚えておきたいポイントについても書きましたので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ハワイ滞在にはポケットWiFiを持って行くのがおすすめ
ここでは、ハワイのネット事情などについて解説します。
ハワイの公共WiFiはあまり整っていない
ハワイでは空港や飲食店などでフリーWiFiを提供していますが、全体的に公共WiFiはあまり整っていませんので、ポケットWiFiを日本から持参して行くのがおすすめです。
ハワイのフリーWiFiは、例えば以下の場所などで整備されています。
使える場所 | SSID | 暗号化 |
---|---|---|
ワイキキエリア(公共WiFi) | gohawaii Free WiFi | なし |
スタバ(一部店舗) | Google Starbucks | なし |
マクドナルド(一部店舗) | attwifi | なし |
これらは通信も暗号化されていないものがほとんどのため、セキュリティにも不安が。
また、レンタルするポケットWiFiの容量については、1日500MBあればお店を調べたり、SNSを閲覧するには十分です。
ちなみに1日500MB以上使える代表的なポケットWiFiのプランは以下の通り。
プラン名 | 1日あたり最大容量 | 料金 |
---|---|---|
アロハデータBasic | 700MB | 1日690円 |
グローバルWiFi大容量プラン | 600MB | 1日1270円 |
イモトのWiFi大容量 | 500MB | 1日1580円 |
*リンクをクリックすると公式ホームページに飛びます
ハワイに行く際には500MBを目安にポケットWiFiを選ぶと良いでしょう。
なお500MBでどれくらい通信できるか知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
1GBでできることはどれくらい?動画はみられる?使用量の確認方法も解説!!
国際ローミングを利用したときの料金比較
「国際ローミング」というサービスを使うと、海外で日本と同じようにインターネットを使うことができます。
渡航前にローミング設定を行うと、海外の電波を使ってネットを使うことができます。
一般的に国際ローミングを利用する場合、ポケットWiFiよりも料金が割高に。
しかし、結論から申し上げると「アメリカ放題」というキャンペーンを利用する場合、ソフトバンクのユーザーは無料でハワイでネットを使うことが可能となります。
ソフトバンクの「アメリカ放題」とは、アメリカの領地で無料でネットが使えるサービス。(2019年10月現在実施中)
アメリカ放題のキャンペーンはいつまで続くか分かりませんが、キャンペーンが続いている限りはソフトバンクのユーザーに限ってはポケットWiFiが不要です。
渡航時にアメリカ放題のキャンペーンが行われているかどうかはソフトバンクの公式ホームページにて確認してください。
auとdocomoのユーザーの方は、下記の図のように国際ローミング料金がかかります。
au | docomo | SoftBank | |
---|---|---|---|
プラン名 | 海外ダブル定額 | 海外パケ放題 | アメリカ放題 |
最大容量/日 | 無制限 | 24.4MB | 契約プランによって異なる |
料金/日 | 1,980円 | 1,980円 | 無料 |
繰り返しになりますが、国際ローミングは日本の携帯会社が海外の通信会社から回線を借り、それを利用者に提供するため、料金はポケットWiFiの2倍〜3倍。
また、ポケットWiFiは複数台でWiFiをシェアしても問題ありませんが、国際ローミングは容量が少ないプランだとシェアできずに使い切ってしまいます。
ポケットWiFiはハワイの現地でも借りられるの?
ポケットWiFiはハワイの現地でも借りることが可能。
しかし、現地の空港でモバイルWIFiを借りることはできず、現地の店舗での貸し出しです。
例えばグローバルWiFiの子会社であるビジョンモバイルやアメリカの通信会社であるat&t
、ドイツの通信会社であるT-mobileなどで借りることができます。
ただし、現地でポケットWiFiを借りるには、基本的に英語でやりとりをしたり、英語で設定をすることが必要。
英語が使える方はもちろん現地でも借りることができますが、少しでも英語でのコミュニケーションに不安のある方、現地で慌てたくない方は日本でポケットWiFiを借りるのが良いでしょう。
ハワイ旅行用のポケットWiFiを選ぶときのポイント5つ

ここでは、ポケットWiFiを選ぶときの5つのポイントについてご紹介します。
ポケットWiFiを選ぶときに気をつけたいポイントは以下の5つ。
- ポケットWiFiは通信速度で選ぼう
- ポケットWiFiは料金で選ぼう
- ポケットWiFiは対応エリアで選ぼう
- ポケットWiFiは通信容量で選ぼう
- ポケットWiFiは受け渡し方法で選ぼう
それでは、一つ一つ詳しくみていきましょう。
ポケットWiFiは通信速度で選ぼう
ポケットWiFiを選ぶときは通信速度に注意しましょう。
通信速度が遅すぎると、いくらポケットWiFiをレンタルしてもネットを快適に使うことができないからです。
目安としては
上り(アップロード速度) | 30Mbps以上 |
---|---|
下り(ダウンロード速度) | 30Mbps以上 |
PING値(通信の応答速度) | 15ms以下 |
であれば動画もストレスなく使うことができます。
ポケットWiFiを選ぶ際は、ホームページなどで速度を確認したり、口コミなどを参考に、なるべく速度の速いものを選びましょう。
ポケットWiFiは料金で選ぼう
ポケットWiFiを選ぶときは料金に注意してください。
1日あたりの料金だけでなく、合計でどれくらいになるのか調べておきましょう。
料金について調べる際は、支払い方法も一緒に確認しておくのがおすすめです。
ポケットWiFiは対応エリアで選ぼう
ポケットWiFiを選ぶときは対応エリアに注意しましょう。
ポケットWiFiの対応エリアから外れてしまうと圏外となり、全くネットが使えなくなってしまうからです。
例えばグローバルWiFiはホノルル、オアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島には対応していますが、ニイハウ島やモロカイ島には対応していません。
借りる予定のポケットWiFiが渡航先に対応しているか、きちんと確認するようにしましょう。
ポケットWiFiは通信容量で選ぼう
ポケットWiFiを選ぶときは通信容量にも注意しましょう。
ネットの閲覧やSNSの投稿、動画の視聴などは1日500MBほどの容量があれば大丈夫です。
ちなみに以下はグローバルWiFiのホームページに掲載されている600MBでできることの一覧。

ポケットWiFiを選ぶ際にはぜひ参考にしてください。
ポケットWiFiは受け渡し方法で選ぼう
ポケットWiFiを選ぶときは、ルーターの受け渡し方法にも注意しましょう。
一般的にポケットWiFiは
- 郵送で自宅に届けてもらう
- 国内や現地の空港で受け取る
- 現地のオフィスで受け取る
という3種類の受け取り方法があります。
下記の表にハワイで使える主なポケットWiFiの受取方法と返却方法をまとめました。
ポケットWiFi名 | 受取方法 | 返却方法 |
---|---|---|
アロハデータ | 自宅に郵送 | 郵送で返却 |
グローバルWiFi | 自宅に郵送 現地オフィスで受け取り |
郵送で返却 現地オフィスに返却 |
イモトのWiFi | 自宅に郵送 国内の空港で受け取り |
郵送で返却 国内の空港にある返却ボックスへ返却 |
*グローバルWiFiの現地オフィスは「現地受取・返却ガイド」からご覧になれます。
返却方法に関してはイモトのWiFiは空港に返却ボックスがあり便利ですが、返却ボックスの利用には500円の手数料がかかりますので注意が必要です。
ハワイで使えるおすすめポケットWiFi3選!
ここでは、ハワイで使えるおすすめのポケットWiFiをご紹介します。
口コミもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
アロハデータ

ハワイで使えるポケットWiFiのおすすめ、1つ目はアロハデータです。
アロハデータはレンタル料が安く、送料もかかりません。
WiFiを使いたいけれども節約したいという方は、こちらを迷わず選びましょう。
アロハデータの基本情報
プラン名 | 容量(日) | 料金(日) | その他 |
---|---|---|---|
スーパーアロハデータ | 無制限 | 930円 | 下り最大450Mbps |
アロハデータbasic | 700MB | 780円 | 連続通信時間13時間 |
アロハデータBIG | 700MB | 690円 | 連続通信時間8時間 |
アロハデータの口コミ
ハワイに行くことが多く、どのレンタル会社も見積もりなどをしてもらいましたが、アロハデータの方が安かったのでアロハデータにしています。さらに、2回目以降はリピーター割引という特典が付くので、そう考えるとリピートして使っていた方がお得だと思います。何回も利用していますが、不便に思うことは一度もないです。ちゃんと繋がるし、途切れたりすることもないです。
(みん評より引用)
アロハデータは、他者に比べて2割くらい安く借りれると聞いたので、選びました。そして、ハワイの現地で受け取れるのが魅力的です。現地についたら、サクサクと動き、快適に使用することができ、ハワイでストレスなく利用することができたので大満足しました。また、次にハワイに行く時も、必ず利用します。
(みん評より引用)
グローバルWiFi

ハワイで使えるポケットWiFiのおすすめ、2つ目はグローバルWIFiです。
グローバルWIFiはサポート体制がしっかりしており、24時間LINEなどでもサポートを行なっています。
初めてポケットWiFiを使う、ポケットWiFiの利用に慣れていないという方はグローバルWIFiがおすすめです。
基本情報
プラン名 | 容量(日) | 料金(日) | その他 |
---|---|---|---|
通常プラン | 300MB | 970円 | 人気No1 |
大容量プラン | 600MB | 1,270円 | 人気No2 |
超大容量プラン | 1100MB | 1,479円 | 通信速度は高速 |
グローバルWiFiの口コミ
グローバルwifiを最近利用したのですが、こちらは空港で専門の受取カウンターがあったので、申込みから簡単に受取ができたので便利でした。コンパクトな装置でしたが、ボタンをプッシュしてパスワードを入れるだけで簡単につなげる事ができたのですが、通信速度自体も日本で自分が使っているWi-Fiと同じぐらいのスピードが出たので、安定して使うことが出来ました。返却も空港で簡単に終わらせることができたので、サービスカウンターが空港にある会社はこれが便利ですね。
(みん評より引用)
海外へ行く際には、いつもグローバルWiFiを利用しています。国内空港店舗での引取りもスムーズですし、事前に指定先住所へ郵送していただく場合も、きっちり出発前までに手元に届きました。ポーチ内に同封されている設定用の取扱説明書はシンプルかつポイントが抑えられており、絵も挿入されているため分かりやすいです。
(みん評より引用)
イモトのWiFi

ハワイで使えるポケットWiFiのおすすめ、3つ目はイモトのWIFiです。
イモトのWIFiは保証体制がしっかりしており、盗難・紛失・破損に対する弁償料金を補償してもらえます。
ハワイでポケットWiFiをなくさないか心配…という方は、迷わずイモトのWIFiを選びましょう。
基本情報
プラン名 | 容量(日) | 料金(日) | その他 |
---|---|---|---|
大容量 | 500MB | 1,580円 | オアフ島、カウアイ島、 ハワイ島、マウイ島に対応 |
ギガ | 1000MB | 1,880円 | パソコン専用USB型もあり |
無制限 | 使い放題 | 2,380円 | 盗難・紛失も補償 |
イモトのWiFiの口コミ
CMを観てイモトのWi-Fiを知り、選びました。どのようなWi-Fiがあるのか知らなかったため、知っているものを選んだのですが、とても使いやすく選んで良かったです。
使い方がわからない時も24時間質問に答えてくれるサポートがあったため、安心して使用できました。
また、日額が固定だったので料金を気にせず使うことが出来たのも魅力的でした。使いやすく値段も安かったので海外に行く機会があれば今後も使っていきたいです。
(みん評より引用)
実際に現地で使ってみると、通信速度にも問題はなく快適に利用するとこができました。1日に1G使うことができるプランを選んでいたので、容量を気にすることもなく、価格帯もほどほどだったので良かったです。保険がつけられる点も良かったと感じています。また海外に行く際には利用してみようと思いました。
(みん評より引用)
ハワイでポケットWiFiを使うときの注意事項
ハワイでポケットWiFiを利用する際は以下の3点に気をつけましょう。
- ポケットWiFiは機内に持ち込もう
- 接続するSSIDは間違えないようにしよう
- 短期間で使いすぎると制限がかかることも
それでは、一つ一つ詳しく解説します。
ポケットWiFiは機内に持ち込もう
日本で借りたポケットWiFiをハワイに持っていく際は、ポケットWiFiは機内の手荷物として持ち込むようにしましょう。
預け入れ荷物にポケットWiFiを入れてしまうと、破損の危険性があるほか、ポケットWiFiに内蔵されているリチウムイオンが発火する恐れがあるからです。
ポケットWiFiは飛行機の機内では使用することはできませんが、預け入れ荷物に入れずに手荷物と一緒に機内に持ち込むようにしてください。
ポケットWiFiの持ち込み及び飛行機でのルールはこちらの記事で解説しています。
ポケットWiFiは機内持ち込みできる?飛行機でネットは使えるの?
接続するSSIDは間違えないようにしよう
ハワイでポケットWiFiを使用する際は、使用するSSIDを間違えないようにしましょう。
SSIDを間違えてしまうと、正しいパスワードを入れてもネット接続ができません。
また、下記のように実際にあるSSIDと酷似したネットワークを飛ばし、アクセスしたデバイスに登録されている個人情報を盗み出す悪質な「野良WiFi」もあります。
<悪質野良WiFiの例>
(正)001_HawaiiGoGo | 正しいネットワーク名 |
---|---|
(誤)001-HawaiiGoGo | アクセスした人の情報を盗み出すため、実在のネットワーク名に酷似したものを飛ばしている |
ハワイでポケットWiFiを使って接続を行う際にはSSIDが正しいかどうかをきちんと確認するようにしてください。
短期間で使いすぎると制限がかかることも
ポケットWiFiの利用時、無制限で使えるプランに加入していても、限度を超えてしまうと低速化したり使えなくなる可能性もあります。
本記事で紹介している
- アロハデータ
- グローバルWiFi
- イモトのWiFi
は「無制限プラン」であれば特に通信量の上限は明記していません。
しかしWIMAX、auポケットWiFi、Y!mobileなどは無制限プランでも3日で10GB以上使ってしまうと制限がかかります。
このように「無制限プラン」でも、上限が設定されている場合がありますので注意しましょう。
ハワイにはポケットWiFiを持って行こう

最後に本記事の内容を簡単にまとめておきましょう。
- ハワイの公共WiFiはあまり整っていないのでポケットWiFiを持って行こう
- ハワイで使えるおすすめポケットWiFiは「アロハWiFi」「グローバルWiFi」「イモトのWiFi」
- 現地でも借りられるが英語が苦手な方は日本から借りていくのがおすすめ
- 容量の目安は1日500MB
- ポケットWiFiをレンタルするときは、容量や料金だけでなく受け取り方法や返却方法もチェックしよう
今回はハワイで使えるポケットWiFiについて解説しました。
ハワイにお出かけの予定の方は、ぜひ参考にしてください。