格安SIMで人気を集めているLINEモバイルを、ポケットWiFiで利用しようと考えている方は少なくありません。
ところが、料金面や速度面で本当に使い勝手がいいのか木になっているという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、LINEモバイルをポケットWiFiで使ったときのメリットやデメリット、実際の口コミなどを紹介します。
LINEモバイルの特徴は、以下のとおりです。
- 最安600円から利用できる
- LINEやSNSのデータカウントが0
- プランの数は少ない
- 大容量プランが無くコスパは良くない
結論から言うと、プランによってはお得ですが、基本的にはポケットWiFiに向いていないプロパイダです。
これからLINEモバイルの利用を検討している方は、すぐに解約して損をしてしまわないためにも、ぜひ記事をチェックしてみてください。
Contents
LINEモバイルを契約前に絶対知るべき4つのデメリット

こちらでは、LINEモバイルのデメリットを4つ紹介します。
- 選択できるプランのバリエーションが少ない
- 基本的にコスパが悪い
- 通信が遅くなりやすい
- ルーターを用意する必要がある
それぞれくわしく見ていきましょう。
【LINEモバイルのデメリット1】
選択できるプランのバリエーションが少ない
LINEモバイルでは、選択できるプランのバリエーションが少ないです。
現状用意されているのは、以下の4つしかありません。
- 500MB
- 3GB
- 6GB
- 12GB
格安SIMとしては十分かもしれませんが、ポケットWiFiとして利用する分にはプランが少ない印象です。
特に無制限などの大容量プランが無いのは、ヘビーユーザーにとって困るポイントでしょう。
あまり容量を使わないライトユーザー以外には、容量プランが少ないのはデメリットといえます。
【LINEモバイルのデメリット2】
基本的にコスパが悪い
LINEモバイルをポケットWiFiにつかうのは、基本的にコスパが悪いです。
LINEモバイルの料金は以下のように設定されています。
【LINEモバイルの料金一覧(データSIMプランの場合)】
容量 | ベーシックプラン | SNSデータフリー | SNS音楽データフリー |
500MB | 月額600円 | – | – |
3GB | 月額980円 | 月額1,260円 | 月額1,460円 |
6GB | 月額1,700円 | 月額1,980円 | 月額2,180円 |
12GB | 月額2,700円 | 月額2,980円 | 月額3,180円 |
500MBのプランだと600円と安い値段で利用できますが、容量が多くなればなるほどコスパが悪くなります。
参考までに、他のポケットWiFi業者との料金も比較してみました。
プロパイダ名 | 容量 | 料金 |
LINEモバイル | 12GB | 月額2,700円 (ベーシック) |
FUJI Wifi | 25GB 100GB 無制限 |
1,980円 2,780円 3,480円 |
どんなときもWiFi | 無制限 | 3,480円 |
Mugen WiFi | 無制限 | 3,280円 |
LINEモバイルは12GBで2,700円なのに対し、2020年3月現在キャンペーン中のFUJI Wifiは25GBで1,980円です。
無制限のプランでも3,000円台前半なので、コスパを考えるとLINEモバイルはかなり悪いといえます。
大容量を使いたい人にとっては、デメリットが大きいです。
【LINEモバイルのデメリット3】
通信が遅くなりやすい
LINEモバイルは、通信が遅くなりやすいです。
格安SIMとして人気なので契約者数が多く、お昼や夜のピークタイムには速度が遅くなってしまいます。
実際に口コミを見ても、速度の遅さに不満を感じている人は多いです。
早い方がフジジム
遅い方がLINEモバイル
同じソフトバンク回線だけど全然違う、LINEモバイル回線はまともにTwitterみれない pic.twitter.com/rpbgzRxWqg— うちみ@ (@uchiumimasato) February 26, 2020
昼はほんとに遅い。#LINEモバイル
— たかー△。 (@san_dbgp_69) February 18, 2020
ここまで遅いという口コミが多いと、ポケットWiFiとして使うには少しむずかしいかもしれません。
ポケットWiFiにおいて速度は超重要なので、遅いという口コミが多いのはデメリットです。
【LINEモバイルのデメリット4】
ルーターを用意する必要がある
LINEモバイルを契約した場合、ルーターを用意する必要があります。格安SIMは基本的にSIMカードのみの契約だからです。
もちろんLINEモバイル内で一緒にルーターも購入できるのですが、その分お金がかかってしまいます。
他のポケットWiFi業者であれば、レンタルやキャンペーンなどで端末代が無料なところは多いです。
ルーターを別で用意しなければならない点は、コストを抑えたい人にとってデメリットといえます。
LINEモバイルを選ぶべき5つのメリット

こちらでは、LINEモバイルのメリットを5つ紹介します。
- LINEやSNSを使い放題にできる
- 最低600円で使える
- プランの変更が無料でできる
- 契約の縛りがない
- LINE Pay決済が可能
それぞれくわしく確認していきましょう。
【LINEモバイルのメリット1】
LINEやSNSを使い放題にできる
LINEモバイルでは、LINEやTwitter、Instagramなどのデータ利用量のカウントをフリーにできます。
データフリープランの詳細は、以下の通りです。
プラン名 | データ消費0のコンテンツ |
LINEデータフリー | LINE |
SNSデータフリー | LINE |
SNS音楽データフリー | LINE LINE MUSIC |
カウントフリーはプランに入っていると自動で適用されます。
テザリングをしている端末も対象なので、ポケットWiFiで利用してもOKです。
また速度制限にかかっている状態でも、カウントフリーのコンテンツは通常速度で利用できます。
データが0になるプランはLINEモバイルならではの特典なので、うまく使えば料金をグッと抑えられる点が魅力です。
【LINEモバイルのメリット2】
最低600円で使える
LINEモバイルは、500MBのLINEデータフリープランが600円で利用できます。
容量は500MBと少ないですが、LINEは使い放題なので、連絡にしか使わないという方にうってつけです。
他のポケットWiFi業者では600円という低価格での利用はほぼ不可能なので、とにかく安くしたいという方にはおすすめできます。
【LINEモバイルのメリット3】
プランの変更が無料でできる
LINEモバイルでは、プランの変更オプションが無料で使えます。
毎月1回だけ、翌月のプラン変更の申請が可能です。
たとえば3GBで使っていて物足りないと感じた場合に、翌月に6GBのプランへ変更するといった使い方ができます。
反対に容量を減らすこともできるので、自分がどれくらいデータを使うかを把握したうえで、最適なプランを選択できるのはメリットです。
【LINEモバイルのメリット4】
契約の縛りがない
LINEモバイルのデータSIMプランには、契約の縛りがありません。つまり好きなタイミングで解約して、他のプロパイダに乗り換えることができます。もちろん違約金も0円です。
ポケットWiFiには2年~3年の契約縛りがある場合が多く、一度契約すると解約できないという難点が存在します。
LINEモバイルであればいつでも辞められるので、短期間で利用したいという場合にもおすすめです。
【LINEモバイルのメリット5】
LINE Pay決済が可能
LINEモバイルの料金支払いには、LINE Payが使えます。
毎月自動でLINE Pay残高から引き落としをしてくれるので、手軽で便利です。
LINE Payを使っているときに貯まるLINEポイントも支払いに使えるので、より安く利用できます。
クレジットカードでしか支払えないというポケットWiFiが多い中、支払い方法が複数あるのはLINEモバイルのメリットです。
LINEモバイルの評判を徹底調査!

こちらでは、LINEモバイルの評判を、実際の口コミを元に紹介します。
良い評判も悪い評判もチェックしたうえで、利用を検討してみてください。
1.LINEモバイルの悪い評判
LINEモバイルの悪い評判には、とにかく速度が遅い、電波が悪いというものが目立ちました。
特にお昼の時間帯が最も遅く、次に夜の時間帯がつながりにくいようです。
ツイッター見れるかな LINEモバイルイベント会場めちゃ電波悪いんだよな ワイモバとかに変えたい
— ひかげ (@hikages) February 15, 2020
LINEモバイルがマジで外で繋がりにくいので、UQモバイルの申込しようと思います。
月1,680円→1,980円と少し値上がりするが、しょうがないかな。固定費削減は大事だけど、安かろう悪かろうになっても意味無いしね。
自分が納得いく価値を感じたものにお金払うのが、結局は大事だと思う。— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) January 1, 2020
僕も訳あってLINEモバイルなんですけど、あまりにも電車での通信速度が微妙すぎるし、訳あって訳もなくなってきたので他社にしようかなとほんのり考えています。ほとんど外出しないのでやる気が出ませんが……。
— ウワッフィ- (@uwafii) January 3, 2020
2.LINEモバイルの良い評判
LINEモバイルの良い評判には、以下のものが目立ちました。
- データカウントフリーが使いやすい
- 低容量の料金が安い
とにかく「データカウントフリーがいい」という声が多く見受けられました。
LINEやTwitterなど、日常でよく使うコンテンツで容量を消費しないのは大きなメリットですね。
LINEモバイルいいな、SNSで通信食わないとか
— 護摩 氏男 (@GomasioSalt) February 26, 2020
LINEモバイルの新プランお得だから契約した
3GBのSNSデータフリーで980円+280円
安すぎぃ— PG | Prince/プリンス (@Prince_Yoshi) February 26, 2020
今月使い過ぎてLINEモバイルの通信容量が限度まで行き通信制限中だけど思ったより快適に使えるなという印象!
カウントフリーでLINEとツイッターは外部サイトにアクセスしなければ早いしゲームしなきゃ問題ない!
自分はこれからもLINEモバイル1Gプランで行くつもり!— はじめ (@773yata63) February 23, 2020
結論!LINEモバイルはこんな人におすすめ

こちらでは、LINEモバイルがおすすめな人の特徴について紹介します。
- あまりデータを消費しない人
- SNSをよく使う人
- 契約縛りが嫌な人
- クレジットカード以外の決済方法がいい人
それぞれくわしく解説します。
【LINEモバイルが向いている人1】
あまりデータを消費しない人
あまりデータを消費しない人は、LINEモバイルの利用に向いています。
LINEモバイルは低容量のプランが安く、コスパが高いです。さらにデータフリープランがあるので、少ない容量でも通信制限にかかりにくくなっています。
特にLINEは日常でもよく使うので、カウントされないだけでかなりメリットが大きいです。
データをあまり使わないという人にとって、LINEモバイルはおすすめできます。
【LINEモバイルが向いている人2】
SNSをよく使う人
SNSをよく使う人も、LINEモバイル向きです。
プランによってはTwitterやInstagramのデータ消費が0になります。特にInstagramは画像データが多く、見ていると容量の消費が激しいので、かなり使い勝手がいいです。
さらにLINE MUSICもデータフリーになるので、サブスクで音楽を聴く方にも使いやすいといえます。
SNSをひんぱんに見るという方は、ぜひLINEモバイルを検討してみてください。
【LINEモバイルが向いている人3】
契約縛りが嫌な人
契約縛りが嫌な人にも、LINEモバイルはおすすめです。
ポケットWiFiで使うデータSIMプランには、契約の縛りがありません。いつ辞めても解約金がかからず、コスパよく乗り換えができます。
契約縛りがあるポケットWiFiだと、違約金だけで1~2万円を取られてしまうケースは珍しくありません。
自由にいろいろなプロパイダに乗り換えたいと考えている方には、契約縛りがないLINEモバイルはうってつけです。
【LINEモバイルが向いている人4】
クレジットカード以外の決済方法がいい人
クレジットカード以外の決済方法がいい人にも、LINEモバイルは向いています。
LINE Payでの決済が可能なので、実質デビットカードと同じ決済が可能です。
チャージしておけば自動で引き落とされますし、LINEポイントも利用できます。
クレジットカードが作れない方や、使いたくない方にとっては、LINE Pay決済がおすすめです。
LINEモバイルの申込方法をわかりやすく解説
こちらでは、LINEモバイルの申込方法を解説します。

まず、公式ホームページ右上の「申し込む」をクリックします。

申し込む前には、下記のものを用意しておきましょう。
- 本人確認書類
- 支払い手段
- メールアドレス
ポケットWiFi向けにデータSIMプランを契約する場合は、MNP予約番号は必要ありません。

プランと、必要なデータ容量を選択し、利用する回線を選びます。
LINEモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線が選択可能です。
ポケットWiFiによっては対応していない回線があるので、しっかり確認したうえで選んでください。

SIMタイプ(ポケットWiFiの場合はデータSIM)や、端末購入の有無を選択します。
もしポケットWiFiを持っていないという場合は、端末を選んでおきましょう。

オプションの選択を行います。
すべて任意なので、自分が必要なものだけ選んでください。

契約者情報を記入します。
ここに入力したメールアドレスにメールが届きます。

届いたメールから、本人確認書類をアップロードします。

クレジットカードの情報を入力します。
ここまで完了すると、先ほど提出した本人確認書類の審査が行われます。
審査に通ると、契約完了です。