格安SIM

【通話のみ使いたい】電話専用にするのにおすすめの格安SIM3選

「格安SIMを使いたいけど、ネットはほとんど使わない」
「電話だけ掛けられたらOK」

このような場合、どの格安SIMを選べばよいのか、悩みませんか?

そこで本記事では、通話のみに使う場合の格安SIMについて、以下の点をご紹介します。

  • 音声通話のみ使う場合の格安SIMの選び方は?
  • 格安SIMでかけ放題にする場合の注意点は?
  • ガラケーでも格安SIMを使える?
  • 通話のみ使う場合、おすすめの格安SIMはどれ?

記事を読むと、上記の点を簡単に解決できますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

通話のみに使う格安SIMを選ぶポイント

格安SIM 通話品質 アイキャッチ

格安SIMを通話のみに使いたい場合の選び方を紹介します。ポイントは次の2つです。

  1. 価格・月額料金
  2. キャリア・利用回線

それぞれ、以下で説明していきますね。

【通話のみに使う格安SIMの選び方1】価格・月額料金

格安SIMを通話のみに使う場合、選ぶポイントは価格です。まず大前提として、通話機能しか使わない場合は、格安SIMがおすすめ。

ネットにつなぐ場合は通信速度が大切ですが、通話品質はどの格安SIMでもほとんど変わりません。なので、料金重視で選んで大丈夫です。

月額料金は、基本的にデータ通信容量に比例します。そのため、通話のみに使う場合は、データ容量の少ない最安プランを選択しましょう。

【通話のみに使う格安SIMの選び方2】キャリア・利用回線

格安SIMを選ぶ際は、利用回線も気にする必要があります。回線によって、使える端末が異なるためです。

格安SIMは、大手キャリアから回線の一部を借りて通信しています。そのため、回線の種類は、au・docomo(ドコモ)・SoftBank(ソフトバンク)の3つです。

どこの回線を使っているかは、各通信事業者(MVNO)によって異なります。たとえば、UQ mobileはau回線など。大手キャリアから格安SIMへの乗り換えの場合、同じ回線なら、利用中のスマホ端末をそのまま引き継いで使えることがほとんどです。

なお、SIMフリー端末の場合は、基本的にどこの回線でも使えます。また、今使っている端末で乗り換えるのではなく、格安SIMとセットでスマホを購入する際も、回線を気にする必要はありません。その場合は、値段だけで選んで大丈夫です。

SIMロック解除については「SIMロック解除の方法は?格安SIMを使うための手順を徹底解説」のページに詳しく記載しています。合わせてご覧ください。

通話のみの格安SIMを選ぶときの注意点

通話のみに使う格安SIMを選ぶときにも、注意点があります。ポイントは、次の2つです。

  1. かけ放題プランの制限内容に注意する
  2. ガラケーの動作確認あり・なしをチェックする

それぞれの注意点について、見ていきましょう。

【通話のみの格安SIMを選ぶときの注意点1】
かけ放題プランの制限内容に注意する

格安SIMには、通話かけ放題プランを用意しているものも。しかし、その内容や条件は会社によって異なるので注意が必要です。たとえば、格安SIMのかけ放題には、以下のようなプランがあります。

  • 制限時間あり(1回あたり◯分まで)
  • 専用アプリを利用する

制限時間のあるタイプは、「1回あたり◯分までの通話なら、何度でもかけ放題」というプランです。そのため、完全なかけ放題ではありません。

また、各社の専用アプリを使うことでかけ放題になるプランもあります。この場合は、通常の電話回線とは異なる回線を使います。通話品質は、普通の電話より少し劣りますが、気にするほどではありません。

ただし、アプリを使った電話は、相手先の番号によっては掛けられないこともあります。通話を重視する場合は、気をつけましょう。

【通話のみの格安SIMを選ぶときの注意点2】
ガラケーの動作確認あり・なしをチェックする

通話のみに利用する場合、格安SIMをガラケーで使いたい方もいますよね。その場合、格安SIMがガラケーで動作確認されているかどうかが重要です。

理論上では、格安SIMをガラケーに入れることもできます。ただし、以下のように、対応している端末やSIMが少ない状況です。

  • 格安SIMに対応しているガラケーが少ない
  • ガラケーで動作確認をしている格安SIMが少ない

動作確認できていないSIMを使う場合は、自己責任となるので、よく確認しましょう。

代表的な格安SIMの中では、IIJmio(アイアイジェイミオ)がガラケー対応のプランを出しています。2019年12月時点で、docomoのガラケー数機種で利用可能。

動作確認済みの端末は、IIJmioの公式サイトから確認できます。

<動作確認済み端末の確認手順>
(IIJmioの場合)

  1. IIJmioの公式ホームページへアクセス
  2. 「プラン・料金」へアクセス
  3. 「動作確認端末」へアクセス
  4. 端末名で検索

格安SIM通話プランの値段を比較!おすすめ3選

格安SIMでもテザリングは可能!注意点は?

格安SIMを通話のみに使う場合、どれがお得なのか、気になりますよね。そこで、おすすめの格安SIMを紹介します。

まず、音声通話SIM(ネット接続可)の月額料金を比較した場合の、最安プランは以下のとおりです。

<月額料金の最安トップ10>
(音声通話SIM)
順位 通信会社名 月額料金 通信容量 プラン名
1位 ロケットモバイル 948円 常時200kbps 神プラン
2位 X-mobile 980円 常時200kbps 基本プラン
3位 nuroモバイル 1,000円 200MB お試しプラン(D)
4位 LinksMate 1,100円 1GB 1GBプラン
5位 イオンモバイル 1,130円 500MB 音声500MBプラン
6位 DMM mobile 1,140円 常時200kbps 音声対応SIMプラン ライト
7位 LIBMO 1,180円 常時200kbps ライトプラン
8位 LINEモバイル 1,200円 1GB LINEフリー データ1GB
9位 エキサイトモバイル 1,200円 常時200kbps 最適料金プラン
10位 DTI SIM 1,200円 1GB 通常プラン

(2019年12月時点)
※通信容量欄が「常時200kbps」のプランには、高速通信がありません。

ここから、タイプ別にオススメの格安SIMを紹介していきます。

<通話のみに使うおすすめの格安SIM・タイプ別>
おすすめの格安SIM おすすめな人
ロケットモバイル ・とにかく安く電話番号を持ちたい人
・待ち受け専用で電話をかける頻度が少ない人
・ネット通信をほぼ使わない人
楽天モバイル ・通話かけ放題にしたい人
・楽天ポイントを貯めている人
・ネットも少しは利用したい人
IIJmio
(アイアイジェイミオ)
・ガラケーで格安SIMを使いたい人
・2台持ちで通話専用として使う人
・家族とかけ放題にしたい人
・老舗の格安SIMの方が安心できる人

それぞれの格安SIMの特徴について、以下で説明していきますね。

【月額料金最安の通話のみの格安SIM】ロケットモバイル

<ロケットモバイルの概要>
料金プラン 神プラン
通信容量 高速通信なし
(※常時200kbps)
月額料金 948円
通話料金 20円/30秒
かけ放題 なし
通話定額 なし
SIMの種類 音声通話SIM
SMS対応 標準対応
回線 docomo
最低利用期間 1年間
(音声通話SIMの場合)
契約解除料 0~1年以内:9,500円
(音声通話SIMの場合)

(2019年12月時点)

ロケットモバイルの特徴

  • 音声通話SIMの中で最安の月額料金
  • かけ放題や通話定額は無し
  • ネット接続の通信速度は常に低速

ロケットモバイルは、音声通話SIM(ネット接続可)の最安級料金という点が特徴。

ただし、かけ放題はありません。そのため「着信専用で、自分から電話を掛ける頻度は少ない」という人に向いています。

また、ネットの通信速度は常時200kbpsの低速です。いつも速度制限にかかっているような状態なので、通話機能しか使わない人に適しています。

ロケットモバイルがおすすめな人

  • とにかく安く電話番号を持ちたい人
  • 待ち受け専用で、電話をかける頻度が少ない人
  • ネット通信をほぼ使わない人

【通話かけ放題を使う人におすすめの格安SIM】楽天モバイル

<楽天モバイルの概要>
料金プラン スーパーホーダイ 2GB
通信容量 2GB
(速度制限後は最大1Mbps)
月額料金
(0~2年)
1,480円
(※楽天会員割適用)
月額料金
(2年目以降)
2,980円
利用回線 docomoのみ
(スーパーホーダイの場合)
通話料金 20円/30秒(※通話SIMのみ)
アプリ通話料 ・0~10分以内:0円
・10分経過後:10円/30秒
※「楽天でんわアプリ」使用
かけ放題・
通話定額
10分以内の国内通話かけ放題(標準仕様)
※「楽天でんわアプリ」使用
データ容量繰越 翌月まで繰り越し可能
最低利用期間 なし
契約解除料 なし
備考 ※過去に楽天会員割を利用している場合は適用対象外

(2019年12月時点)

楽天モバイルの特徴

  • 10分以内の通話かけ放題付きプランあり
  • スーパーホーダイプランは速度制限後も1Mbps
  • 楽天の買い物のポイントが2倍

楽天モバイルのスーパーホーダイは、10分以内の通話かけ放題付きです。時間制限ありとは言え、10分のかけ放題が付いて月額1,480円は、かなりお得。

また、データ容量上限を超えた後も、通信速度が最大1Mbpsまで出ます。

さらに、条件に該当すると楽天スーパーポイントアップの対象となるのが嬉しいところ。普段の楽天での買い物に付くポイントが2倍になります。

楽天モバイルがおすすめな人

  • 楽天ポイントを貯めている人
  • 通話かけ放題にしたい人
  • 速度制限後もネットを楽しみたい人

【ガラケーで使える通話のみの格安SIM】IIJmio(アイアイジェイミオ)

<IIJmioの概要>
料金プラン ケータイプラン
通信容量 なし(ネット接続不可)
月額料金 920円
通話料金 20円/30秒
アプリ通話料 10円/30秒
※「みおふぉんダイアル」使用
かけ放題・通話定額 ・誰とでも3分&家族と10分(月額600円)
・誰とでも10分&家族と30分(月額830円)
※「みおふぉんダイアル」使用
SIMの種類 音声通話機能専用SIM
(データ通信不可)
SMS対応 標準対応
Eメール 不可
回線 docomo・au
対応デバイス スマホ・ガラケー
対応機種 <対応ガラケーの一例>
docomo/E-01E・P-01F・F-06B・P-01G・F-07F・P-01H・N-01G・SH-07F

(2019年12月時点)

IIJmio(アイアイジェイミオ)の特徴

  • ケータイプランはガラケーで動作確認済み
  • ケータイプランは音声通話専用でネット接続不可
  • 家族へのかけ放題オプションあり
  • ロケットモバイルの音声通話SIMより安い
  • 運営期間の長い老舗の格安SIM

IIJmioのケータイプランは、ガラケーで使える格安SIMという点が特徴。通話のみなのでガラケーを使いたいという人におすすめです。

また、家族への通話かけ放題オプションがあるのも嬉しい点。電話をたくさん掛ける人に向いています。

ただし、ケータイプランは音声通話専用で、ネット接続が一切できません。Eメールの送受信も不可。なので、2台持ちで、完全に通話専用機器として使う場合に適しています。
(※ケータイプランではなく、通常の音声通話SIMプランでは、ネット接続が可能です。)

ケータイプランは、料金だけを見ると、音声通話SIM最安のロケットモバイルより、さらに安いです。なので、ネット利用の必要がない場合は、IIJmioの方がアプリ通話料金も安く、お得に使えます。

また、IIJmioは、格安SIMの中では古くから運営しているため、サービスに定評があるのもポイントです。

IIJmio(アイアイジェイミオ)がおすすめな人

  • ガラケーで格安SIMを使いたい人
  • 2台持ちで通話専用として使う人
  • 家族とかけ放題にしたい人
  • 老舗の格安SIMの方が安心できる人

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