新たなポケットWiFiプロパイダとして注目を集めているEx Wi-Fi。使い勝手や評判が気になって調べているという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、Ex Wi-Fiのメリットやデメリット、実際に利用している方の評判などを解説します。
Ex Wi-Fiの特徴は、以下のとおりです。
- 50GBを月額2,980円で利用できる
- 3年契約と縛りは長め
- 他社と比較すると料金はそこそこ
- ぶっちゃけ、おすすめはできない
結論から言うと、Ex Wi-Fiはプラン的におすすめできるプロパイダではありません。
Ex Wi-Fiの利用を検討している方は記事をチェックしておかないとすぐに解約する恐れがあるので、じっくり読み込んでみてください!
Contents
Ex Wi-Fi契約前に絶対知るべき6つのデメリット
こちらでは、Ex Wi-Fiのデメリットを6つ紹介します。
- 料金があまり安くない
- 契約期間が3年と長い
- 50GBは決して多くない
- 解約時に端末代金がかかる
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- 3年後は高額になる
それぞれくわしく確認していきましょう。
【Ex Wi-Fiのデメリット1】
料金があまり安くない
Ex Wi-Fiは、料金が決して安いとはいえません。
50GBで2,980円と聞くとリーズナブルに感じるかもしれませんが、最近はポケットWiFiの料金が低下傾向です。よって他社と比べると、あまり安くないことがわかります。
プロパイダ名 | 月額料金(税別) | 容量 | 契約年数 |
Ex Wi-Fi | 2,980円 | 50GB | 3年 |
FUJI Wifi | 2,980円 | 50GB | なし |
NEXT mobile | 3,100円 | 無制限 | 2年 |
どこよりもWiFi | 3,080円 | 無制限 | 2年 |
無制限で利用できるポケットWiFiと比べても、100円ほどしか変わりません。契約縛りがないFUJI Wifiと比べても料金が同じです。
2,980円はパッと見では安いですが、実は同業者と比べるとそこまで差がないことがわかります。
【Ex Wi-Fiのデメリット2】
契約期間が3年と長い
Ex Wi-Fiは、契約期間が3年間と非常に長いです。
ポケットWiFiは以前は3年契約が主流でしたが、最近は縛りなしや1年などの短期契約の業者も続々登場しています。その中で3年間使い続けないとならないのはデメリットです。
特にEx Wi-Fiは月間容量が50GBと決められていますが、もし「50GB以上使いたい」となった場合でもすぐに解約できません。
長期間の契約縛りによって、使い勝手がかなり悪くなっているといえるでしょう。
【Ex Wi-Fiのデメリット3】
50GBは決して多くない
Ex Wi-Fiで定められている50GBという容量は、決して多くありません。
最近は動画サイトが主流になってきているので、移動中でもたくさん動画を見たいと考えている方は多いです。
それに加えて音楽のストリーミング再生や、インスタなどの画像データが多いSNSを見ていると、すぐに制限に達してしまいます。
50GBという容量はヘビーユーザーにとっては少なく、ライトユーザーにとっては多いという、なんとも中途半端な容量です。
【Ex Wi-Fiのデメリット4】
解約時に端末代金がかかる
Ex Wi-Fiでは、解約時に端末代金がかかります。
Ex Wi-Fiは2,980円と書かれていますが、実際の明細は以下のとおりです。
「通信量5,800円+端末代1,000円 ー 3年割引3,820円 = 代金2,980円」
つまり途中で解約すると、端末代1,000円×残月数分を請求されてしまいます。たとえば1年で解約すると、支払う代金は1,000円×24ヶ月=24,000円です。
Ex Wi-Fiで手に入る機種「FS030W」は2016年に発売したもので、中古であれば1万5千円ほどで手に入ります。
古めの端末の代金を3年間支払続ける必要があるのは、かなりのデメリットです。
【Ex Wi-Fiのデメリット5】
支払い方法がクレジットカードのみ
Ex Wi-Fiの支払い方法は、クレジットカードにしか対応していません。デビットカードやコンビニ払いが使えないので、カードを持っていない人は契約できない仕様となっています。
最近ではコンビニ払いや口座振替にも対応しているプロパイダもかなり増えているため、支払い方法が1つしか無いのはデメリットです。
【Ex Wi-Fiのデメリット6】
3年後は高額になる
Ex Wi-Fiは3年契約ですが、3年後は高額な月額料金が発生します。
「通信量5,800円+端末代1,000円 ー 3年割引3,820円 = 代金2,980円」
この中の端末代と3年割引がなくなるので、3年目以降の料金は正規の5,800円です。
5,800円になると他のポケットWiFiと比べても圧倒的に高額なので、解約せざるを得ません。
ずっと使い続けられないという点で、Ex Wi-Fiはかなり不利なプロパイダだといえます。
Ex Wi-Fiを選ぶべき4つのメリット
こちらでは、Ex Wi-Fiのメリットを4つ紹介します。
- 端末がコンパクトで持ちやすい
- 最大通信時間が長い
- 日毎の制限がない
- 端末を返却する必要がない
それぞれくわしく解説します。
【Ex Wi-Fiのメリット1】
端末がコンパクトで持ちやすい
Ex Wi-Fiで購入できる端末は、コンパクトで持ち運び性に優れています。
「FS030W」という機種で、主なスペックは以下のとおりです。
重量 | 約128g |
サイズ | 幅74mm×高さ74mm×厚み17.3mm |
74mmという小さいサイズで、手のひらにもスッポリ収まる点が特徴です。
重量も軽く、カバンやポケットに入れていても負担になりません。
とにかく手軽で持ち運びがしやすい機種がいい人にとっては、Ex Wi-Fiを使うメリットがあるといえます。
【Ex Wi-Fiのメリット2】
最大通信時間が長い
Ex Wi-FiのポケットWiFiは、最大通信時間が非常に長いです。
FS030Wのスペック上の連続通信時間は20時間となっており、丸1日充電しなくても問題なく利用できます。
他のポケットWiFiと比べても、かなり持ちがいいです。
【機種別 連続通信時間の比較】
FS030W | W06 (WiMAX) |
802ZT (Softbank) |
SH-05L (docomo) |
|
連続通信時間 | 20時間 | 9時間 | 12時間 | 15時間 |
通信時間はポケットWiFiを選ぶうえで重要な要素なので、長いのはEx Wi-Fiのメリットといえるでしょう。
【Ex Wi-Fiのメリット3】
日毎の制限がない
Ex Wi-Fiには、日毎の制限がありません。
月間50GBの容量をどのように使おうが完全に自由です。
よくある「1日3GBまで」や「3日で10GB」までといった制限無く、使いたいときはガンガン消費できます。
休日にガッツリ動画を観たり、ダウンロードしたりしたい人にとっては、大きなメリットです。
【Ex Wi-Fiのメリット4】
端末を返却する必要がない
Ex Wi-Fiでは、端末を返却する必要がありません。
毎月端末購入費用を1,000円支払っているので、払い終えた後は自分のものになります。
FS030Wは使いやすい端末なので、別でSIMを購入して再利用するといった使い方も可能です。
最近はレンタルのみに対応している業者が多いので、端末を購入できるのはメリットといえます。
Ex Wi-Fiの評判を徹底調査!
Ex Wi-Fiの評判をいろいろと調査してみましたが、サービス開始からまだ日が経っていないため、具体的な口コミが見つかりませんでした。
他のプロパイダと比べると料金やデータ容量で劣っているので、ちゃんとした口コミがでてから契約したほうがいいかもしれません。
結論!Ex Wi-Fiがおすすめできない3つの理由
Ex Wi-Fiについてメリットやデメリットを紹介してきましたが、正直おすすめできるプロパイダではありません。
こちらでは、おすすめできない理由をくわしく解説します。
- 料金が他の業者より高い
- 契約年数が長い
- 端末は他の業者でも取り扱っている
プランや端末自体はそこまで悪くはないのですが、もっと良い業者があるという印象です。
契約する前に、自分に合う業者が他にないかどうかをしっかりと検討しておきましょう。
【Ex Wi-Fiがおすすめできない理由1】
料金が他の業者より高い
繰り返しにはなりますが、Ex Wi-Fiは料金が他の業者より高いです。
改めて、料金プランの比較を確認してみましょう。
プロパイダ名 | 月額料金(税別) | 容量 | 契約年数 |
Ex Wi-Fi | 2,980円 | 50GB | 3年 |
FUJI Wifi | 2,980円 | 50GB | なし |
NEXT mobile | 3,100円 | 無制限 | 2年 |
どこよりもWiFi | 3,080円 | 無制限 | 2年 |
わずか100円をプラスするだけで、無制限でデータ通信が可能です。
もし「50GBも使わない」というライトユーザーであれば、FUJI WifiやNEXT mobileにある低容量プランを使えば解決します。
FUJI Wifi | NEXT mobile | |
20GBプラン | – | 2,400円 |
25GBプラン | 2,480円 | – |
30GBプラン | – | 2,700円 |
Ex Wi-Fiは現状、料金もプラン内容も中途半端感が強いので、あまりおすすめできません。
他の業者も見比べたうえで、自分にあったプランを選ぶようにしましょう。
【Ex Wi-Fiがおすすめできない理由2】
契約年数が長い
Ex Wi-Fiは、契約年数が長いです。
3年未満の利用で解約すると、違約金9,500円+残っている端末代金を請求されてしまいます。
早ければ早いほど高額な請求になってしまうので、利便性は悪いです。
続々と新しいポケットWiFiが登場している中で、3年間も縛られるのはもったいないですよね。
柔軟に安いプロパイダに乗り換えるためにも、縛りが少ない業者を選ぶようにしてみてください。
>>契約縛りのないポケットWiFiおすすめ3選!サービスの違いを徹底比較
【Ex Wi-Fiがおすすめできない理由3】
端末は他の業者でも取り扱っている
Ex Wi-Fiが取り扱っている端末は、他の業者でも利用できます。
たとえばFUJI WifiやNEXT mobileでレンタル可能です。
「FS030W」はスペックが高く、人気の端末ではありますが、Ex Wi-Fiじゃないと手に入らないということではないので注意しましょう。
オンラインショッピングなどで気軽に購入できるので、SIMだけを契約して自分で設定するのもおすすめです。
Ex Wi-Fiの申込方法をわかりやすく解説
こちらでは、Ex Wi-Fiの申込方法を画像つきで解説します。
まず、公式ホームページ右上の「Web申し込み」をクリックします。
オプション加入の選択を行います。
オプションに加入すれば、端末が盗難や故障に合った際に格安で交換してくれるので、不安な方は加入しておきましょう。
カード情報や住所などを入力します。
決済方法は、現状ではクレジットカードにしか対応していません。
連絡先を記入します。ここに記入した連絡先にオペレーターから電話がかかってくるので、受け取りやすい番号を入力してください。
電話確認が正常に行われたら、申込み完了です。
申込後には身分証明書の提出が求められるので、準備しておきましょう。
- 免許証
- パスポート
- 健康保険証
などが対象です。