ポケットWiFiの豆知識

ポケットWiFiは同時に何台までつなげるの?速度や注意点を解説!

ポケットWiFiって、最大何台までつなげるのだろうかと、気になりますよね。特に、契約したばかりの時や、機種を検討中の場合は、よくわかりません。

そこで本記事では、ポケットWiFiの複数台同時接続について、以下の点をご紹介します。

  • ポケットWiFiは最大何台まで同時接続できるの
  • ポケットWiFiに複数台を接続したら速度は遅くなる
  • ポケットWiFiの接続可能台数を超えたらどうなる?
  • ポケットWiFiに複数台同時接続する時の注意点は?
  • 複数台同時接続に向いているポケットWiFiはどれ?

記事を読むと、上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ、ご覧くださいね。

ポケットWiFiは最大何台まで同時接続できる?

ポケットWiFiは、10台以上に同時接続できるタイプがほとんどです。スマホ・パソコン・タブレットなどを合わせて、全部で10台をWiFiに接続可能。

厳密な接続可能台数は、機種ごとに決まっています。以下は、代表的なポケットWiFi端末の同時接続台数です。

プロバイダ / 機種 同時接続台数
FUJI Wifi / FS030W 15台
FUJI Wifi / 304ZT 14台
Broad WiMAX / Speed Wi-Fi NEXT WX05 10台
Broad WiMAX / Speed Wi-Fi NEXT W06 16台
Y!mobile / Pocket WiFi 803ZT 16台
Y!mobile / Pocket WiFi 701UC 5台
SPACE Wi-Fi / Pocket WiFi 801ZT 10台
SAKURA WiFi / ARIA2 10台
どんなときもWiFi / D1 5台

上記のとおり、10~16台まで同時接続できるポケットWiFiが一般的です。

ただし、「どんなときもWiFi」は5台までとなっています。複数接続の予定がある場合は、ご注意ください。

ポケットWiFiに複数台数を同時接続すると速度はどうなる?

ポケットWiFiに複数接続すると速度は遅くなります。どのくらい遅くなるか、また遅くなる理由を解説していきます。

ポケットWiFiは複数台数同時接続すると通信速度が遅くなる

ポケットWiFiに同時接続する時に、気になるのが通信速度。

結論から言うと、複数台を同時につなぐと、ポケットWiFiの通信速度は遅くなります。しかし、1台だけの時と、2~3台接続時との違いは、ほとんどわかりません。

なぜなら、1台のみを接続している時に、ポケットWiFiの最大速度が出ているわけではないから。端末の仕様表に載っている速度は、エフォート式の最大速度です。

ハカセ
ハカセ
エフォート式とは、通信事業者が提示している理論上の最大速度のこと。「そこに向かって最大限努力する」ということを意味しています。

なので、普段の生活では、ポケットWiFiを最大速度で利用できているわけではありません。そのため「接続台数が2台になったら、最大速度の半分になる」という話ではないんですね。

下記は、速度変化の目安です。

  • 2~3台接続:1台のみとほぼ同じ
  • 4~5台接続:1台のみと大差はないが、通信内容により遅くなる
  • 10台接続:接続可能だが、通信速度は遅くなる

4~5台までは、速度にはほとんど問題ありません。ただし、ゲームや動画等をダウンロードすると、同時接続中の他の機器も、通信が遅くなります。

ポケットWiFiに複数台数接続すると通信速度が遅くなる理由

同時接続によりポケットWiFiの速度が遅くなる理由は、通信容量を複数台で分けるため。

ポケットWiFiには、1秒間に通信できるデータ容量の上限があります。その上限枠を、同時接続中の台数で分け合っているのです。そのために、通信速度が遅くなります。

ただ、実際にポケットWiFiがデータ通信をするのは、以下のような場面です。

  • ゲームのデータをダウンロードする時
  • 動画をダウンロードする時
  • Webページにアクセスする時

Webページを開いている間、ずっと通信をしているわけではありません。そのため、サイトの閲覧程度なら、10台同時接続をしても、問題なく行えます。

ポケットWiFiの接続可能台数を超えるとどうなる?

ポケットWiFiに、接続可能台数以上の機器を接続しようとすると、起こる現象は主に2つに分かれます。

  1. 接続可能台数を超えた分は接続できない
  2. 接続できるが通信速度が遅くなる

以下、それぞれ説明していきますね。

【ポケットWiFiの接続可能台数を超えた場合1】接続できない

ポケットWiFiの接続可能台数を超えると、それ以上は1台も接続できない状態になるのが、代表的な現象です。決められた台数を超えているため、ポケットWiFiがそれ以上、回線を割り当てられない状態ですね。

この場合、使っていない機器の接続を切り、回線の枠をあけなければ、新たな接続はできません。

【ポケットWiFiの接続可能台数を超えた場合2】通信速度が遅くなる

接続可能台数を超えた場合に、接続はできても通信速度が非常に遅くなることがあります。

もともと、可能台数以下であっても、複数台を接続すれば通信速度は落ちるものです。なので、接続可能台数を越えれば、さらに速度が落ちるのは当然ですね。

しかし、場合によっては、サイト閲覧すらできないほどの低速になることもあります。この場合も同様に、必要のない機種のWiFi接続を切って、通信速度を元に戻しましょう。

ポケットWiFiの複数台同時接続時に気をつけるべき2つのポイント

ポケットWiFiの同時接続時に気をつけるべきポイントは、以下の2つです。

  1. ポケットWiFiのバッテリーを消費する
  2. ポケットWiFiの端末が熱を持つ

それぞれのポイントについて、以下で説明していきますね。

【ポケットWiFiの同時接続時の注意点1】バッテリー消費が激しい

同時接続をすると、ポケットWiFiのバッテリーが早く減る点には、注意が必要です。

もともと、ポケットWiFiは電池があまり長持ちしません。そこに複数台をつなげることで、さらに早く減ってしまいます。

また、大人数でポケットWiFiにつなぐ場面は、自宅よりも外出先の方が多いですよね。そうなると、バッテリー消費が早いのに、充電する場所がないという事態に。

せっかく接続可能台数が多くても、ポケットWiFiの電池切れでつなげない可能性もあります。

そこでできる対策は、以下の3点です。

  1. 接続する台数は必要最小限に抑える
  2. 外出前に充電を100%にしておく
  3. モバイルバッテリーは多めに準備する

ポケットWiFiに複数台接続する場合は、上記を前もって準備しておきましょう。

【ポケットWiFiの同時接続時の注意点2】端末が熱を持つ

複数台を同時接続すると、ポケットWiFi本体が熱を持つことがあります。よほど大きな負荷がかかっている状態だとわかりますね。

スマホの異常発熱の話はよく聞きますが、ポケットWiFiでも気をつけましょう。

<ポケットWiFi発熱時の注意点>

  • あまり負荷をかけすぎない
  • 発熱していたら熱を逃がす(カバンの奥などに入れない)
  • 異常発熱した場合は素手で触らない・ポケットに入れない

端末が熱を持つときの危険性についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ポケットwifiを熱いまま放置すると危険!?熱対策とバッテリーの交換方法を解説!

ポケットWiFiの同時接続で1番重要な通信容量&速度制限

ポケットWiFiの同時接続時に、最も気をつけるべき点は、通信容量による速度制限です。複数人で同時に接続すると、すぐに通信容量の上限を超えてしまう恐れがあるため。

たとえば、自分と同じサイトを見る人が、もう1人増えるだけでも、データ通信量は2倍です。ポケットWiFiの接続可能台数まで機器をつなぐ場合は、10人以上の人が同時に使う前提となります。

通信量は単純に10倍という計算にはなりませんが、一気に容量を使います。

【ポケットWiFiの同時接続時の通信容量による速度制限】

ポケットWiFiに複数台接続した時にかかる速度制限は、大きく分けて次の2つ。

制限を受ける条件 制限期間・制限後の通信速度
1.月間通信容量の上限を超える
(月間通信量7GB)
月末まで最大128kbpsの制限
2.3日間で10GBの上限を超える 翌日2時頃まで最大1Mbpsの制限

制限を受ける条件が「月間の通信量」か「3日間の通信量」か、が大きな違いです。その他に、制限後の速度や、制限期間も異なります。

月間容量で制限にかかる場合は、月末まで128kbpsという低速です。通信容量をたくさん使う日がもし月初だったら、その月は何かと不便になってしまいますね。

【ポケットWiFiの同時接続で通信速度制限を受けると何ができなくなる?】

前述したとおり、通信容量により速度制限を受けると、月末まで最大128kbps(=0.128Mbps)の速度でしかネットを使えなくなります。

そこで、普段行っているネット閲覧や動画視聴には、どの程度の通信速度を要しているかを、下記に紹介いたします。

ネット利用方法 必要速度
Webサイト(テキスト)の閲覧 0.5~2Mbps
Webサイト(画像・写真)の閲覧 1~3Mbps
メール・LINE(テキスト)  ~1Mbps
YouTube動画の視聴 1~5Mbps
(HD1080p:5Mbps)
(HD720p:2.5Mbps)
(SD480p:1.1Mbps)
(SD360p:0.7Mbps)
Netflix・hulu動画の視聴 3~6Mbps
オンラインゲーム(ソロプレイ) 5Mbps
SNS・写真の投稿 3Mbps
SNS・動画の投稿 10Mbps

参考元:動画ストリーミングに関する問題のトラブルシューティング|YouTubeヘルプ

上記の表の通り、月間7GBを超えて128kbps(=0.128Mbps)の制限を受けた場合、YouTubeは最低品質でも視聴が厳しいことがわかります。また、Webサイトの閲覧も、テキストメインのページなら、かろうじて見られるような状態です。

3日で10GBを超えて1Mbpsの速度制限にかかった場合は、標準品質のYouTubeなら観れますね。ただ、Netflix・huluなどの動画や、オンラインゲームは、1Mbpsでは楽しむことができません。

この状況を考えると、ポケットWiFiは複数台接続を想定してプランを選んだ方が、毎日が過ごしやすくなりますね。生活を便利にしたくてポケットWiFiを持ったのに、速度制限に振り回されていたら、本末転倒になってしまいます。

【速度制限を受けずに同時接続できるオススメのポケットWiFiはこれ!】

通信容量による速度制限の対策となるのが、以下の2つのプラン。ポケットWiFiに複数台接続する場合は、制限なしのプランが良いですよね。

  • 月間データ通信容量の無制限プラン
  • 3日で10GBの制限がないプラン

上記の両方の条件を満たすと、複数台の同時接続時も、通信制限を気にせず使えます。

以下は、代表的なプロバイダの通信容量および速度制限です。

プロバイダ 月間通信容量 3日間で10GB 同時接続台数
FUJI Wifi 無制限プランあり なし 14~15
どんなときもWiFi 無制限 なし 5
Y!mobile 上限なしプランあり あり 16
SPACE Wi-Fi 上限なしプランあり あり 10
Broad WiMAX 上限なしプランあり あり 10~16
UQ WiMAX 上限なしプランあり あり 10~16
UQ WiMAX

(UQ Flatツープラス)

月間通信量7GB上限

月末まで最大128kbps

10~16

上の表で「月間容量無制限」と「3日で10GBの制限なし」を満たしているのは、「FUJI Wifi」と「どんなときもWiFi」のみ。

ただ、ポケットWiFiの複数台接続をするなら、10台以上接続できるFUJI Wifiの方が、断然使い勝手が良いでしょう。

複数人集まらなくても、PC・スマホ・タブレットと、1人で3台接続するのはよくあること。それを考えると、5台では少し物足りなさがあります。

何より、制限なしプランは、通信量や速度制限を気にせずに楽しめるのが良いですね。速度制限のないFUJI Wifiでサクサク進めて、仕事やプライベートに勢いをつけましょう!