格安SIMを契約しようとおもったときに、意外と困るのが支払い方法です。
実は、多くの格安SIMはクレジットカード払いのみに対応しています。クレジットカードを持っていない方は困りますよね。
そこで今回は、クレジットカード不要で利用できる格安SIMについてまとめてみました!具体的には以下の項目を解説します。
- なぜ格安SIMはクレジットカード支払いが多いのか
- クレジット以外の支払い方法について
- 口座振替を利用する際の注意点
- クレジットカードがなくても契約できる格安SIM紹介
クレジットカードを持ってないからといって、格安SIMの利用をあきらめるのはもったいないです。是非この記事を読んで、さくっと格安SIMを契約しちゃいましょう!
Contents
なんで格安SIMはクレジットカード不要にならないの?

格安SIMの支払いはクレジットカードが主流です。ではなぜ、格安SIMではクレジットカード払いが主流なのでしょうか。色々な支払い方法に対応してくれたほうが、会社にとっても利用者にとっても良いような気がしますよね。
格安SIMでクレジットカード払いが主な理由は以下の2つです。
- 確実に支払いを行ってもらえるから
- 会社の負担が減るから
詳細は以下をご覧ください。
【格安SIMがクレジット不要にならない理由1】確実に支払いを行ってもらえるから
格安SIMでクレジット不要にならない理由その1は確実に支払ってもらえるからです。なぜなら、クレジットカード会社が先にユーザーの利用料金を立て替えてくれるからですね。
クレジットカード払いは以下のような仕組みになっています。プロパイダというのは格安SIMの会社のことを指します。

上記のように、クレジット会社が建て替えることでユーザーの支払いを待たずしてプロパイダはお金がもらえます。ユーザーと直接支払いのやりとりをするリスクが減らせるということです。
このように確実にお金を徴収できるので、格安SIMはクレジットカード払いが主流になっています。
【格安SIMがクレジット不要にならない理由】会社側の負担が減るから
格安SIMがクレジット不要にならない理由その2は、クレジットカード払いのみに対応したほうが会社側の負担が減るからです。
支払い方法が増えれば、当然手続きの手間がかかりますし、人員を割かなくてはいけません。つまり、支払い方法を増やすと手間と費用の面で負担が増加するということです。
「だったら、クレジットカードだけに対応していたほうが楽だしお金もかからないよね」というのが会社側の考え。クレジットカードのみに対応している方が経営側としては楽なんですね。
クレジット不要の格安SIMの支払い方法は?

上記で述べたとおり、格安SIMの支払い方法はクレジットが主です。しかし、クレジット不要な格安SIMも一部存在します。
クレジットカード払い以外には、どのような支払い方法が存在するのでしょうか。具体的には以下の4つが挙げられます。
- 口座振替
- デビットカード
- コンビニ払い
- その他独自の支払い方法
利用できそうな支払い方法に目星をつけておけば、格安SIMの会社選ぶ、ひとつの指標になるはずです。支払い方法の詳細は以下をご覧ください。
【格安SIMでクレジット不要な支払い方法その1】口座振替
クレジット不要な支払い方法その1は口座振替です。今まで利用したことのある方も多いのではないでしょうか。口座振替は、銀行の口座から自動で利用料金を差し引くので手軽なのがいいですね。
注意点は、格安SIMの口座振替手続きはネット上では行えない場合があること。場合によっては書類の郵送が必要です。
【格安SIMでクレジット不要な支払い方法その2】デビットカード
デビットカードはクレジットカードのように使えるので便利ですね。ただし、対応している会社は少なめです。
ただし、デビットカードでの支払いもオンラインで手続きが行えない場合が多いため注意が必要です。
【格安SIMでクレジット不要な支払い方法その3】コンビニ払い
コンビニ払いに対応している会社もあります。
コンビニ払いのメリットは、キャッシュレス決済アプリなどを利用したときにポイントが貯まること。クレジットカードは持っていないけれども、ポイントを貯めてお得に使いたい方におすすめします。
デメリットは毎月支払いに行く手間がかかることですね。
【格安SIMでクレジット不要な支払い方法その4】その他独自の支払い方法(LINE Payなど)
上記で述べた3つの支払い方法以外にも、格安SIMごとに独自の支払い方法を設けている場合があります。
例えば、LINEモバイルはLINEpayに対応していますし、RakutenMobileは楽天スーパーポイント払いに対応しています。
かなり限定的な支払い方法になりますが、お得な特典が受けられる可能性が高いです。利用できる方は積極的に検討したほうがよいでしょう。
格安SIMを口座振替で利用する場合の注意点

ここからは、クレジットカード払い以外の支払い方法として最も一般的な口座振替についてさらに掘り下げていきましょう。
格安SIMで口座振替を利用する場合、注意点が4つあります。
- 利用できる格安SIMは減る
- 手数料が発生する可能性あり
- 手続きに手間と時間がかかる可能性あり
- 支払い漏れが発生する可能性あり
詳細は以下をご覧ください。
【格安SIMで口座振替を利用する注意点1】利用できる格安SIMは減る
繰り返しになりますが、口座振替の場合は利用できる格安SIMが減ります。
口座振替に対応している場合でも、利用に一定の条件が設けられていることも。事前にチェックしておく必要があります。
なお、口座振替に対応している格安SIMは次の章で紹介しています。
【格安SIMで口座振替を利用する注意点2】手数料が発生する可能性あり
口座振替では手数料が発生することも。会社によって、毎月100円~200円程度の手数料が発生する場合があります。
少額ではありますが、年間で1000円~3000円ほどかかる計算になりますよね。少しでも安く抑えたい方は口座振替以外の支払い方法を検討したほうがよいでしょう。
【格安SIMで口座振替を利用する注意点3】手続きに手間と時間がかかる可能性あり
口座振替で契約すると、クレジットカード払いに比べて手続きに手間と時間がかかる可能性があります。
ウェブでの申し込みをしても、後日郵送による手続きが必要になる場合も。また、口座振替だと手続きが完了してからSIM発行となるため、クレジットカードよりも利用できるまでに時間がかかるかもしれません。
このように、口座振替を利用すると手間と時間がかかる可能性があるので、急ぎの方は他の支払い方法を選択したほうがよいかもしれません。
【格安SIMで口座振替を利用する注意点4】支払い漏れの可能性
格安SIMで口座振替を利用すると支払い漏れの可能性もあります。
銀行口座にお金が入っていなければ、会社側は引き落としが行えませんよね。残高不足で支払い漏れが発生するかもしれません。
支払い漏れが発生すれば、格安SIMは電波の提供をストップします。口座振替による支払いもれには注意しましょう。
クレジットカード払い以外に対応している格安SIM5選

ここからは、クレジットカード払い以外に対応している格安SIMを5つ紹介します。
- FUJI Wifi
- Y!mobile
- RakutenMobile
- LINEモバイル
- mineo
詳細は以下をご覧ください。
【クレジット不要でOKな格安SIM1】FUJI Wifi

クレジット不要で契約できる格安SIMその1はFUJI Wifiです。支払いに関する内容は以下のとり。
対応している支払い方法 | クレジット atone(コンビニ払い) |
手数料 | atone利用時99円 |
FUJI Wifiは「atone」というサービスを利用することで、コンビニ払いが可能です。口座振替、デビットカードには対応していません。
atoneとは、支払いをひとまとめにしてコンビニで行えるようにしたもの。サービスの利用にはスマホが必要になります。
atoneを利用した場合、翌月20日までに支払いを行うことになります。atoneについてはこちらの公式ホームページに詳細があるので気になる方は確認してみてください。https://atone.be/
コンビニ払いに対応している格安SIMは少ないです。コンビニ払いでポイント還元できる仕組みを持っている人は、FUJI Wifiがおすすめですね!
【クレジット不要でOKな格安SIM2】Y!moble

クレジット不要で契約できる格安SIMその2はY!mobileです。支払いに関する内容は以下のとおり。
対応している支払い方法 | クレジットカード 口座振替※一部店舗でPay-easyの利用が可能 |
手数料 | 0円 |
Y!mobileは口座振替に対応しています。どのプランでも口座振替可能です。ただし、口座振替の手続きは店頭でのみとなっている点に注意しましょう。
「近くに店舗があるかな?」と不安を感じるかもしれませんが、心配ありません。全国的に店舗があるので地方の方でも利用しやすいと思います。店舗の場所は公式サイトにて確認可能です。
店頭での口座振替手続きには以下のものが必要になります。
- キャッシュカードor通帳
- 本人確認書類
- 届印
また、未成年は保護者からの同意書が必要です。未成年者のみで契約手続きを行う場合は、保護者の本人確認書類もあわせて持参する必要があるので注意しましょう。
Y!mobileでは端末の購入も可能なので、初めて格安SIMを利用する方も利用しやすいのではないでしょうか。
【クレジット不要でOKな格安SIM3】楽天モバイル

クレジット不要で契約できる格安SIMその3は 楽天モバイルです。支払いに関する情報は以下のとおり。
対応している支払い方法 | クレジットカード デビットカード 口座振替 楽天スーパーポイント払い |
手数料 | 口座振替のみ100円 |
Rakuten Mobileは格安SIMの中でも、特に支払い方法の多い会社です。デビットカード、口座振替に加え、楽天スーパーポイントでの支払いにも対応しています。
口座振替選択の場合は、1人の名義で2回線まで。著名な銀行であれば、ほぼ対応しています。ただし口座振替では端末代を支払えないので注意してください。
デビットカードは
- 楽天銀行デビットカード
- スルガ銀行デビットカード
のみ登録可能です。楽天銀行デビットカードであれば、利用料金のうち1%のポイントがたまるのでお得ですね。
楽天スーパーポイントは、楽天が提供するサービスを利用することでたまるポイントのこと。デビットカードと併用すればお得ですね。
Rakuten Mobileは楽天をよく利用する方には特にオススメです!支払い方法の変更もネットから簡単に行えますよ!
【クレジット不要でOKな格安SIM4】LINEモバイル

クレジット不要で契約できる格安SIMその4はLINEモバイルです。支払いに関する情報は以下のとおり。
対応している支払い方法 | クレジットカード LINE Pay(カード&スマホ決済)※間接的に口座振替可能 |
手数料 | 0円 |
LINEモバイルは、LINE Payでの支払いが可能です。LINEPayは金額をチャージすることで利用できる決済サービス。入会や年会費は不要で利用できます。
チャージ方法は以下の5つです。
- 銀行口座
- セブン銀行のATM
- ファミリーマートのFamiポートでチャージ
- LINE Payカードレジチャージ
- OR/バーコードを表示し、レジでチャージ
上記からわかるとおり、銀行口座からのチャージが可能となっています。つまり、チャージ先を銀行口座にすれば、間接的に口座引き落としが利用できますね。
また、LINE Payを利用すればLINEポイントがたまります。ポイントは1P=1円扱い。LINEポイントも支払いに使えるから無駄がありません。
LINEPayを利用した場合、毎月5日ごろが請求日になりますね。入会や年会費はかかりません。
ただし、LINE Pay払いは登録まで1週間~2週間まで時間がかかる点に注意しましょう。
【クレジット不要でOKな格安SIM5】mineo

クレジット不要で契約可能な格安SIMその5はmineoです。支払いに関する情報は以下のとおり。
対応している支払い方法 | クレジット 口座振替※条件あり |
手数料 | — |
mineoは基本的にクレジットカードでの支払いになりますが、eo光ネットの利用者は口座振替の利用が可能です。eo光とmineoは同じ会社が運営しているんですよね。
eo光ネットは、インターネット回線を提供しているサービスで関西エリアと福井県のみ対応しています。現在eo光ネットを利用している方や、これからネット回線を利用したい方であれば、mineoの利用はオススメですね!