WiMAXの契約期間についてお調べでしょうか?
WiMAXは、2019年3月から3年契約がメインとなりましたね。しかし、契約期間が長くなると、何かデメリットがあるのでは?と、気になるもの。
そこで本記事では、WiMAXの2年契約・3年契約について、以下の点をご紹介します。
- WiMAXの3年契約のメリット・デメリットは?
- 2年契約と3年契約、結局どっちがお得なの?
- 契約期間中に解約しても、損をしないコツはある?
- WiMAX以外なら契約期間を気にする必要ない?
記事を読むと、上記のことを簡単に解決できますよ。ぜひ、ご覧くださいね。
Contents
WiMAXで3年契約をする4つのメリット
WiMAXで3年契約をするメリットには、次の4つがあります。
- ハイスピードプラスエリアモード(LTE回線)が無料
- 最新機種の端末代が無料
- 月額料金が安い
- キャッシュバックが多い
それぞれのメリットについて、以下で説明していきますね。
【WiMAX3年契約のメリット1】
ハイスピードプラスエリアモード(LTE回線)が無料
WiMAXを3年契約するメリットは、ハイスピードプラスエリアモードが無料で使える点です。ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXの端末で、auの4G LTE回線を使う通信モードのこと。
3年ではなく2年契約の場合は、LTE回線の利用時に、下記のオプション料金がかかります。
<ハイスピードプラスエリアモードの利用料金> | |
---|---|
契約期間 | オプション料金 |
WiMAX 2年契約 | 月額1,005円 |
WiMAX 3年契約 | 無料 |
(2019年11月時点)
参考元:UQ Flatツープラス ギガ放題(3年/2年)
上表のとおり、3年契約をすると、通常1,005円の「ハイスピードプラスエリアモード」が無料になるのです。3年間毎月使う場合は、36,180円のお得になります。
ハイスピードプラスエリアモードを使うメリットは以下のとおり。
- 高速通信が可能
- 通信エリアが広い
LTE回線は、通常のWiMAX2+の回線では繋がりにくい場合に重宝します。
【WiMAX3年契約のメリット2】最新機種の端末代が無料
WiMAXの最新機種の端末代が無料になるのも、3年契約のメリットの1つ。
代表的なプロバイダの端末代金は、下記のとおりです。
プロバイダ | 契約期間 | 端末代金 |
---|---|---|
UQ WiMAX | 2年 | 15,000円 |
@nifty WiMAX | 2年 (3年も選択可) |
20,000円 |
Broad WiMAX | 3年 | 無料 |
カシモ WiMAX | 3年 | 無料 |
GMOとくとくBB | 3年 | 無料 |
(2019年11月時点)
上表でわかるように、2年契約ができるのは一部のプロバイダに限られています。一方、3年契約はほとんどのプロバイダで可能。
そのため、3年契約の場合、より多くのプロバイダの中から、条件の良いところを選べます。
なお、「@nifty WiMAX」は、3年契約の場合も、上記端末代金がかかります。なので、3年契約だと必ず端末代が無料になるわけではありません。
ただ、3年契約の場合、プロバイダの選択肢が広がるため、最新機種を無料で契約できます。
参考元:UQ WiMAX|おすすめWiMAX商品
参考元:@nifty WiMAX|対応機器
参考元:Broad WiMAX|端末一覧
参考元:カシモ WiMAX|端末一覧
参考元:GMOとくとくBB|初期費用
【WiMAX3年契約のメリット3】月額料金が安い
月額料金が安いプロバイダを選べることも、3年契約のメリットです。
代表的なプロバイダの料金プランは、次のようになっています。
プロバイダ | 契約期間 | 料金プラン | 月額料金 |
---|---|---|---|
UQ WiMAX | 2年 | ギガ放題 |
|
@nifty WiMAX | 2年(3年プランもあり) | Flat 2年ギガ放題 |
|
Broad WiMAX | 3年 | ギガ放題プラン |
|
カシモ WiMAX | 3年 | 最安級・ギガ放題プラン |
|
(2019年11月時点)
上表で比較すると、3年契約の2社の方が、2年契約より圧倒的に月額料金が安いですね。
ただし、「@nifty WiMAX」は、2年契約でも3年契約でも、月額料金は同額です。いずれにしても、「Broad WiMAX」や「カシモ WiMAX」より高いですよね。
3年契約の場合、プロバイダの選択肢が増えるので、結果的に、月額料金が安いプランを選べるのです。
【WiMAX3年契約のメリット4】キャッシュバックが多い
3年契約のメリットには、キャッシュバックや割引金額が大きいことも、挙げられます。
主なプロバイダ5社のキャンペーン内容は、以下のとおりです。
プロバイダ | 契約期間 | キャンペーン金額 | キャンペーン内容 |
---|---|---|---|
UQ WiMAX | 2年 | 0円 | なし |
@nifty WiMAX | 2年 (3年プランもあり) |
0円 | なし |
Broad WiMAX | 3年 | 18,857円 | 初期費用割引 |
カシモ WiMAX | 3年 | 42,755円 | 月額料金総額から値引き |
GMOとくとくBB | 3年 | 31,000円 | キャッシュバック |
(2019年11月時点)
キャッシュバックや値引きがあると、3年間のトータルコストが下がるため、実質月額料金も安くなります。3年契約推奨のプロバイダでは、このようなキャンペーンも多いです。
一方、2年契約に対応している2社(UQ WiMAX・@nifty WiMAX)では、キャッシュバックは行われていません。
参考元:Broad WiMAX|初期費用0円のWEB割キャンペーン
参考元:カシモ WiMAX|お得な特典
参考元:GMOとくとくBB|特典詳細
WiMAXで3年契約をする2つのデメリット
WiMAXで3年契約をするデメリットは、次の2つです。
- 契約期間(縛り)が長い
- 途中解約時に違約金がかかる
それぞれのデメリットについて、以下で説明していきますね。
【WiMAX3年契約のデメリット1】契約期間(縛り)が長い
WiMAXで3年契約をするデメリットは、2年契約と比べて契約期間が長い点です。3年契約の場合、解約できるタイミングが3年に1度しかありません。
2年契約なら、2年・4年・6年経過時に解約が可能。一方、3年契約だと3年・6年の時点でしか解約できません。
また、そのタイミングで何も手続きをしなければ、契約は自動更新されます。3年おきにしか解約できないのは、不自由ですね。
【WiMAX3年契約のデメリット2】
途中解約時に違約金がかかる
契約期間中に解約をすると違約金がかかる点は、3年契約のデメリットです。
解約違約金の金額は、以下のとおり。
<3年契約の解約違約金> | ||
---|---|---|
解約時期 | 解約違約金 | |
Broad WiMAX カシモ WiMAX @nifty WiMAX |
GMOとくとくBB | |
0~12か月 | 19,000円 | 24,800円 |
13~24か月 | 14,000円 | 24,800円 |
25か月以降 | 9,500円 | 9,500円 |
契約更新月 | 0円 | 0円 |
(2019年11月時点)
途中解約をする場合、上記の違約金を一括で支払わなければなりません。無料で解約できるのは、3年に1度の契約更新月のみというのが難点ですね。
参考元:Broad WiMAX|契約に関する料金
参考元:カシモ WiMAX|ご契約期間
参考元:@nifty WiMAX|WiMAX 2+サービスについての注意事項
参考元:GMOとくとくBB|契約期間について
WiMAXは2年契約より3年契約がお得!料金差額を徹底比較!
WiMAXを3年契約すると、途中解約の違約金がもったいないので、3年間利用しますよね。そのため、一般的には、2年しか利用しない場合、2年契約を結びます。
でも実は、2年で解約する場合でも、2年契約より3年契約の方がお得なのです。
その理由は、次の2つ。
- 解約金を払っても3年契約の方が安い
- 他社への乗り換えキャンペーンを利用
それぞれのポイントについて、以下で解説していきますね。
【WiMAXは2年より3年契約がお得なポイント1】解約違約金を払っても安い
2年契約と3年契約、どちらがお得かを判断するには、解約金等も含めた総額で比べる必要があります。
そこで、次の2社について、トータルコストを比較していきます。
- UQ WiMAX(2年契約)
- Broad WiMAX(3年契約)
比べるポイントは、以下の点です。
- 2年(25か月目)で解約した場合の総額
- 総額を月数で割った実質月額料金
※総額には、初期費用・解約違約金・キャンペーン違約金も含みます。
2年間の合計金額と実質月額料金を徹底比較(一覧表)
<2年間の合計金額と実質月額料金の比較一覧表> | ||
---|---|---|
プロバイダ | UQ WiMAX | Broad WiMAX |
料金プラン | ギガ放題 | ギガ放題プラン |
契約期間 | 2年 | 3年 |
解約時期 | 25か月目(更新月) | 25か月目(途中解約) |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代金 | 15,000円 | 0円 |
月額料金1 | 3,880円 | 1~2か月目:2,726円 |
月額料金2 | ー | 3~24か月目:3,411円 |
月額料金3 | ー | 25か月目以降:4,011円 |
2年間の月額料金計算 | 25か月×3,880円 | 2か月×2,726円+22か月×3,411円+1か月×4,011円 |
2年間の月額料金合計 | 97,000円(25か月) | 84,505円(25か月) |
必須オプション | 0円 | 1か月×550円 |
解約違約金 | 契約更新月 :0円 | 25か月目以降:9,500円 |
キャンペーン違約金 | 0円 | 25か月目以降:0円 |
キャッシュバック | 0円 | 0円 |
2年間の合計金額 | 115,000円(25か月) | 97,555円(25か月) |
2年間の実質月額料金 | 4,600円 | 3,902円 |
(2019年11月時点)
解約違約金を払っても3年契約の方が安くなるコツ
上表で算出した結果、「2年で解約しても、3年契約の方が安い」ということがわかりました。もちろん、違約金も払った上でのコストです。
解約金を払っても安く済ませるには、以下のタイミングで解約するのがコツです。
<解約時期の目安>
- 解約違約金が安くなる25か月目以降
- キャンペーン違約金が無料になる25か月目以降
解約違約金は、多くのプロバイダの場合、24か月目までは14,000円程度します。そのため、解約金が安くなる25か月目以降が狙い目です。
また、Broad WiMAXに限っては、24か月目まで「初期費用無料キャンペーン」の違約金がかかります。そのため、キャンペーン違約金もなくなる時期に解約すると、トータルコストを安くできますよ。
【WiMAXは2年より3年契約がお得なポイント2】他社の乗り換えキャンペーンを利用
他社への乗り換えキャンペーンを活用して、解約違約金を負担しない方法もあります。
たとえば、Broad WiMAXでは、以下のようなキャンペーンを行っています。
<Broad WiMAXの乗り換えキャンペーン概要>
- 解約違約金19,000円までBroad WiMAXが負担
- 乗り換え後のBroad WiMAXの初期費用0円
他のプロバイダで契約中の場合、このようなキャンペーンの利用が可能です。3年契約を途中で解約しても、損をせずに済みますね。
参考元:Broad WiMAX|契約解除料負担のお乗換えキャンペーン
WiMAX以外なら2年契約より縛りなしのWiFiがおすすめ
WiMAXでは「2年と3年契約はどちらがお得か」が重要でしたが、他のポケットWiFiには、契約期間縛りなしのプランもあります。
そのため、WiMAX以外なら、契約期間で悩む必要がありません。いつでも解約できる、縛りなしのポケットWiFiが、圧倒的にお得ですよ。
縛りなしのポケットWiFiの中で、おすすめは「FUJI Wifi」。
<FUJI Wifiのおすすめポイント>
- 契約期間の縛りなし
- 解約違約金0円
- 端末代金が無料
- 月間通信容量が無制限(快適!クラウドプラン)
- 3日間10GBの制限なし
FUJI Wifiの概要は、以下のとおりです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
<FUJI WifiのポケットWiFiの概要> | ||
---|---|---|
料金プラン | 快適!クラウドプラン | 25ギガプラン |
契約期間 | 縛りなし | 縛りなし |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 3,980円 | 2,480円 |
解約違約金 | 0円 | 0円 |
月間通信容量 | 無制限 | 25GB |
3日間通信容量 | 無制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 10~15台 | 10~15台 |
(2019年11月時点)