ポケットWiFiは購入は本当にお得?レンタルを検討するべき5つの理由

ポケットWiFiの豆知識

出先でもサクサク快適なインターネット環境を手に入れられるポケットWiFi。格安SIMやノートパソコンの普及により、利用を検討しているという方も多いのではないでしょうか。

ところが、ポケットWiFiを手に入れるには購入とレンタルの2種類が存在し、どちらがお得なのかイマイチ把握しづらいですよね。

結論から言うと、ポケットWiFiはレンタルで入手したほうがお得です。

なぜそう言えるのか、本記事ではポケットWiFiの購入の落とし穴についてや、レンタルのメリットなどを紹介します。

用途に応じた使い分けのコツも紹介しているので、ポケットWiFiを購入するかレンタルするか迷っている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

  1. ポケットWiFiの購入は本当にお得?端末料金無料の落とし穴
    1. 1.ポケットWiFi購入無料と言いながら月額料金に上乗せしている
    2. 2.購入の場合は途中解約するとポケットWiFi代の残りを払う必要がある
  2. ポケットWiFiをレンタルする5つのメリット
    1. 【ポケットWiFiレンタルのメリット1】 必要な期間だけ借りられる
    2. 【ポケットWiFiレンタルのメリット2】 解約金がかからない
    3. 【ポケットWiFiレンタルのメリット3】 端末代を払わなくていい
    4. 【ポケットWiFiレンタルのメリット4】 料金が安めに設定されている
    5. 【ポケットWiFiレンタルのメリット5】 紛失しても代わりの商品を送ってくれる
  3. ポケットWiFiの購入とレンタルあなたのおすすめはどっち?
    1. 【ポケットWiFiの購入とレンタル比較1】 使用期間が短い人はレンタル
    2. 【ポケットWiFiの購入とレンタル比較2】 最新端末を使いたい人は購入
    3. 【ポケットWiFiの購入とレンタル比較3】 自由に端末を選びたい場合は購入
    4. 【ポケットWiFiの購入とレンタル比較4】 契約縛りが嫌な人はレンタル
    5. 【ポケットWiFiの購入とレンタル比較5】 自分の地域がエリア内か知りたい場合はレンタル
    6. 【ポケットWiFiの購入とレンタル比較6】 契約が終わってからも端末を使いたい人は購入
  4. 長期のレンタルを検討するなら縛りなしのポケットWiFiがおすすめ
    1. 【縛りなしポケットWiFiその1】SPACEWi-Fi
    2. 【縛りなしポケットWiFiその2】縛りなしWiFi
    3. 【縛りなしポケットWiFiその3】FUJIWIFI

ポケットWiFiの購入は本当にお得?端末料金無料の落とし穴

購入されたポケットWiFiの画像

ポケットWiFiを入手するには購入とレンタルの2種類がありますが、大半の業者では購入させられるケースが多いです。

ところが購入はデメリットや制約が多く、あまりオススメできません。よく「端末無料」と書かれていますが、そこには大きな欠点が存在するのです。

こちらでは、ポケットWiFiを購入する時の落とし穴について紹介します。

1.ポケットWiFi購入無料と言いながら月額料金に上乗せしている

購入型のポケットWiFi業者は、端末料金が無料と言いながら、月額料金に上乗せしていることが多いです。

ハカセ
ハカセ
パッと見は「無料」と書かれて安そうに見えますが、実際には長期の契約年数を設けて、徐々に端末料金を回収しています。

以下が、ポケットWiFiレンタル業者である『FUJI WiFi』と、購入業者である『GMOとくとくBB』の料金比較です。

FUJI WiFi GMOとくとくBB
料金(税別) 3,200円
※WiMAX2+with au4G LTEプランの料金
1~2ヶ月目:3,609円
3ヶ月目以降:4,263円
(WiMAX2+ギガ放題プラン)
契約縛り なし 3年間
キャッシュバック なし 有り(約30,000円)

比較すると、同じプランであってもレンタルWiFiのほうが非常に安いですよね。レンタルは高いイメージがあるかもしれませんが、短期でも長期でもお得に利用できるようになっています。

GMOとくとくBBには3万円近いキャッシュバックがありますが、3年間の契約縛りがあることを考えると、1ヶ月あたり約800円の値引きと同じです。
つまり3ヶ月目以降の実質料金は『4,263円 – 800円 = 3,463円』となります。それでもレンタルよりは高額です。

端末無料と書いてあっても、購入分が自己負担になっているという点には十分注意しましょう。

2.購入の場合は途中解約するとポケットWiFi代の残りを払う必要がある

購入型のポケットWiFiを契約した場合、途中解約をすると端末代の残りを支払う必要があります。

購入の場合は、2年~3年間の契約を行う方式が一般的です。この期間中に解約を行うと、違約金が発生します。この分がポケットWiFiの残り代金に充当されるのです。

たとえばGMOとくとくBBの場合は、以下のような条件で契約されます。

1ヶ月目~24ヶ月目までの解約 24,800円(税抜)
25ヶ月目以降、契約更新月以外の解約 9,500円(税抜)

WiMAXプロパイダの中で最も安いと言われているGMOとくとくBBでも、これだけの解約金がかかります。
2年間経過するまで24,800円は、非常に高額ですよね。これでは実質端末料金を負担しているのと変わりません。

契約縛りによる違約金によって、端末代金が無料でも、実施負担しているのは利用者だと言えるでしょう。

ポケットWiFiをレンタルする5つのメリット

ポケットWiFiを利用してネットに接続しているイメージ画像

こちらでは、ポケットWiFiをレンタルする5つのメリットについて紹介します。

  1. 必要な期間だけ借りられる
  2. 解約金がかからない
  3. 端末代を払わなくていい
  4. 料金が安めに設定されている
  5. 紛失しても代わりの商品を送ってくれる

それぞれ詳しく確認しましょう。

【ポケットWiFiレンタルのメリット1】 必要な期間だけ借りられる

ポケットWiFiのレンタルであれば、必要な期間だけ借りられます。

必要がなくなればWiFiを返却すればいいだけなので、急な出張や旅行などにもうってつけです。レンタル業者には契約縛りがないところも多いので、利用料以外の無駄な費用もかかりません。

端末を購入する場合は何年も所持しなければならないので、短期間の利用だとコスパが悪いです。

必要なときだけ利用できて、いつでも返却できるというのは、レンタルのメリットと言えるでしょう。

【ポケットWiFiレンタルのメリット2】 解約金がかからない

解約金がかからないのも、レンタルWiFiのメリットです。

レンタルは短期間の利用も視野に入れているため、2年や3年といった契約縛りをなくしている業者は少なくありません。

購入型の業者だと、特定の期間以外は解約金がかかるという制約がほぼ確実につくため、かなり使い勝手が悪いです。

解約金もなく返却できるレンタルポケットWiFiは、利便性が高いと言えるでしょう。

【ポケットWiFiレンタルのメリット3】 端末代を払わなくていい

ポケットWiFiレンタルの場合は、端末代を支払う必要がありません。その分利用料金に端末代が含まれないので、コスパよく借りられます。

ポケットWiFiはスマートフォンに比べると端末代金が安いですが、それでも2~3万円近くはするので、その料金を払わなくていいのは大きいですよね。

使った分の料金だけ払えば利用できるのは、レンタルのメリットです。

ただし、最新機種を借りられる可能性が低く、自由に端末を選べない点だけは注意しておいてください。

【ポケットWiFiレンタルのメリット4】 料金が安めに設定されている

ポケットWiFiのレンタルは、料金が安めに設定されていることが多いです。

「レンタルは高い」という印象を持っている方は多いですが、端末代金を支払う必要がない分、純粋な利用料だけで済みます。数日間の利用だけだと高くなる可能性はありますが、それでも購入して毎月お金を払うよりはグッとお得です。

手元に端末は残りませんが、毎月の支払を抑えられるのは大きなメリットですよね。

【ポケットWiFiレンタルのメリット5】 紛失しても代わりの商品を送ってくれる

ポケットWiFiレンタルの場合だと、紛失しても代わりの商品を送ってくれます。状況によっては自己負担金が必要になりますが、それでも端末を購入するよりは安いです。

もし端末を購入していた場合だと、無くすと新しい端末を買わなければなりませんよね。その分追加で料金がかかるので、リスクが大きいです。

主要なポケットWiFi購入業者では『一度解約して、再契約する(もし解約期間でなければ違約金が発生する)』という規約を設けています。つまり状況によっては数万円の追加支払いが発生するのです。

紛失や故障など、万が一の時にも安心できるのは、レンタルだからこそのメリットと言えます。

ポケットWiFiの購入とレンタルあなたのおすすめはどっち?

ポケットWiFiのレンタルと購入のどちらがいいか考えているイメージ画像

こちらでは、ポケットWiFiの購入とレンタルを用途別に比較して、どちらがオススメかを紹介します。

利便性が高いのはレンタルですが、状況に応じて購入のほうがいいケースも存在するので、自分が当てはまりやすい条件を想定ながら確認してみてください。

【ポケットWiFiの購入とレンタル比較1】 使用期間が短い人はレンタル

使用期間が短い人は、レンタルを選びましょう。

ポケットWiFiを購入する場合は、ほぼ確実に契約の縛りが発生し、2年~3年の契約が終わるまでに解約すると、違約金を支払わなければなりません。

ハカセ
ハカセ
レンタルの場合は使った日数分の料金だけ支払えばいいので、料金が単純でわかりやすく、短期間の利用に適しています。

旅行・急な入院・出張など、短期間しかポケットWiFiを利用しないケースは多いので、少しだけ使いたいという方はレンタルを選択しましょう。

【ポケットWiFiの購入とレンタル比較2】 最新端末を使いたい人は購入

最新端末を使いたい人は、購入を選びましょう。

レンタルは基本的に旧製品を貸し出していることが多く、最新機種を使えるのは稀です。また最新機種が使えたとしても、利用料金が高くなる可能性があります。

最新の高性能機種が使いたいと考えている方は、購入型の業者を使ってみてください。

【ポケットWiFiの購入とレンタル比較3】 自由に端末を選びたい場合は購入

自由に端末を選びたい場合も、購入を選択しましょう。

レンタルの場合は、基本的に業者の在庫がある分を出荷するので、自由に機種が選べないことが多いです。場合によっては古い機種が来る可能性も十分に考えられます。

購入なら自分が好きな機種を選べるので「自分で選んだ端末を使いたい」という方は購入を検討してみてください。

【ポケットWiFiの購入とレンタル比較4】 契約縛りが嫌な人はレンタル

契約縛りが嫌な人は、レンタルを選びましょう。

レンタルは基本的に契約縛りがないところが多く、いつでも自由に解約できます。

契約縛りは2年~3年が一般的で、さらに違約金なしで解約できる期間は契約終了時の1ヶ月間だけという制約も多く、使い勝手が非常に悪いです。

契約縛りを気にせずポケットWiFiを使いたいという方には、レンタルがオススメです。

【ポケットWiFiの購入とレンタル比較5】 自分の地域がエリア内か知りたい場合はレンタル

自分の地域がエリア内か知りたい場合は、レンタルしてみてください。

レンタルだと数日使って返却するという使い方ができるので、機種のお試しができます。

もし購入した後に使えないエリアだと判明したら、そのポケットWiFiに支払うお金は無駄になってしまいますよね。高額な買い物かつ数年間は使い続けなければならないので、10万円近い損になってしまうことも十分考えられます。

「ちゃんとつながる」という安心度を高めるためにも、まずはレンタルで使ってみる方法がオススメです。

【ポケットWiFiの購入とレンタル比較6】 契約が終わってからも端末を使いたい人は購入

契約が終わってからも端末を使いたい人は、購入を選びましょう。

購入であれば、プロパイダとの契約を解除した後も、端末は手元に残ります。

その端末に別で用意したSIMカードを差し込んで、また通信を行うことは可能です。(※端末がSIMフリーに対応している必要があります)

例えば低容量の格安SIMを購入して、月1,000円程度で利用するといった使い方もできるでしょう。

レンタルの場合は絶対に返却しないといけないので、契約終了後は何も残りません。

契約後に端末を残したい場合は、購入がオススメです。

長期のレンタルを検討するなら縛りなしのポケットWiFiがおすすめ

ポケットWiFiを契約縛りなく使えるレンタルのイメージ画像

長期間のレンタルを検討するなら、縛りなしのポケットWiFiがオススメです。

レンタルは基本的に縛りが業者が多いのですが、長期間となるとプランによっては契約縛りがでてしまいます。ところが縛りがあると、途中での解約に違約金が発生するので「いつでも返却できる」というメリットがなくなりますよね。

なので縛りなしのポケットWiFiを選んでおいた方が無難です。

ここでは契約縛りのないポケットWiFiを3つ紹介します。

【縛りなしポケットWiFiその1】SPACEWi-Fi

SPACEWi-Fiは以下のような人にオススメです。

  • シンプルなプランから選びたい
  • 事務手数料など細かい費用を払いたくない

SPACEWi-Fiの特徴は以下のとおり。

月額料金 3680円
その他費用 0円
プラン 無制限プランのみ
通信制限 WiMAX端末:3日で10GB使用すると制限
ソフトバンク端末:1日3GB使用すると制限
取り扱い端末 WiMAX端末:「Speed Wi-Fi NEXT04 」
下り最大440Mbps

ソフトバンク端末:「Pocket WiFi 801ZT 」
下り最大112.5Mbps 

SPACEWi-Fiの最大の特徴は、プランが一つだけというシンプルで分かりやすい点です。どのプランにするかなどと悩む必要がありません。また、初期費用・契約手数料・端末代金は0円なので、月額料金だけを考えておけばOKです。

注意点としては、取り扱っている端末のスペックが低い点。ソフトバンク回線の端末に至っては下り速度(ダウンロードの速度)が最大112.5Mbpsとお世辞にも早いとはいえません。

WiMAX端末が送られてくるか、ソフトバンク端末が送られてくるかは完全にランダムですが、事前にエリアの電波の状況などを伝えておけば対応する端末が送られてきます。

端末によって通信速度の取り扱いも異なる点に注意しましょう。

ポケットWiFiの利用に際して難しいことを考えたくないのであればSPACEWiFiの利用はオススメですね。

【縛りなしポケットWiFiその2】縛りなしWiFi

縛りなしWiFIをオススメする人は以下のとおりです。

  • とにかく月額料金を抑えたい
  • すぐに端末を送ってほしい
  • スペックの高い端末を使いたい※希望する端末が使えるとは限らない
月額料金 3300円
その他費用 事務手数料1000円
プラン 無制限プラン
通信制限 1日2GBで制限
取り扱い端末 603WH 下り最大 612Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W05 下り最大440Mbps 上り最大30Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W04 下り最大440Mbps 上り最大30Mbps
502HW 下り最大187.5Mbps。

縛りなしWiFiは月額料金が安く、3社の中で最もスペックが高い603WHという端末を取り扱っているのが利用するメリットです。

公式ホームページにて最短翌日発送を明言しているのも特徴。前日の12時までに申し込みを行えばOKです。

注意点としては、1日2Gで通信制限がかかる点。以前は3Gでしたが、利用者の増加にともなって1日当たりで使用できる容量が少なくなりました。

また、端末の指定はできないのでどの端末が届くかは分かりません。SPACEWiFiと同様に、事前に連絡を行えばエリアに対応している端末が送られてきます。

月額料金を抑えつつ、少しでもスペックの高い端末を使う可能性を追いたいのであれば、縛りなしWiFiはオススメです。

【縛りなしポケットWiFiその3】FUJIWIFI

FUJIWiFiの利用をオススメするのは以下のような人です。

FUJIWiFiの特徴は以下のとおり。

月額料金 2480円~3980円
その他料金 事務手数料3000円
プラン 25ギガプラン:2480円
50ギガプラン:2980円
100ギガプラン:3480円
WiMAX2+プラン(無制限):3200円
快適!クラウドプラン(無制限):3980円
通信制限 なし※WiMAX2+プランについては3日で10GBの制限あり。
取り扱い端末 ・GlocalMe G3 下り最大150Mbps 
・FSO30W  下り最大150Mbps
・Speed Wi-Fi NEXT W05 下り最大440Mbps 
・Speed Wi-Fi NEXT W04 下り最大440Mbps

FUJIWiFiの特徴でまず挙げたいのは月額料金の安さ。最安で2480円から利用可能で、WiMAX2+の無制限プランであっても3200円で利用可能です。

プランも豊富で、表からわかるとおり使用容量ごとに5つのプランに分かれています。自分の目的にあった利用ができるでしょう。

また、100ギガプランとクラウドプランに関しては海外での利用にも対応している点もメリットのひとつですね。

 

さらにいうと、3日で10GBや1日3GBといった制限がありません。決められた容量の範囲内であればずっと快適に利用できます。

端末は最短2営業日で発送可能で、事前に申し込んでおけば使用する月の1日に端末が届くように手配してくれますよ。

通信回線に関しても、今後auとdocomoの回線にも対応するのでより快適になっていくでしょう。

ただし、他社と同様にレンタルする端末の指定はできないので注意しておきましょう。

月額料金を抑えつつ、豊富なプランから快適にネットを利用したいのであればFUJIWiFiはオススメです。

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