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防犯カメラとつなぐポケットWiFiの選び方は?容量の目安や使い方を解説

留守中のペットの見守りや防犯のために、ネットワークカメラの利用が人気ですね。でも、こんな疑問はありませんか?

防犯カメラ(ネットワークカメラ)は、ポケットWiFiで使えるの?

そこで本記事では、防犯カメラについて、以下の点をご紹介します。

記事を読むと、上記の内容を簡単に解決できます。

防犯カメラを正しく選び、安心して使えるようになるので、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. ポケットWiFiで防犯カメラ(ネットワークカメラ)を使えるがおすすめしない
    1. 【防犯カメラにはポケットWiFiをおすすめしない理由1】スリープモードに入る
    2. 【防犯カメラにはポケットWiFiをおすすめしない理由2】短期の容量・速度制限にかかる
  2. ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点3つ
    1. 【ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点1】無線接続できるカメラを選ぶ
    2. 【ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点2】容量無制限の料金プランを選ぶ
    3. 【ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点3】高画質で使用しない
  3. 防犯カメラ(ネットワークカメラ)の選び方やポイント5つ
    1. 【防犯カメラの選び方・ポイント1】サイズ・デザイン
    2. 【防犯カメラの選び方・ポイント2】取り付け方法
      1. 防犯カメラの取り付け方法の種類
      2. 住居タイプ・設置場所による取り付けの可否
    3. 【防犯カメラの選び方・ポイント3】ワイヤレス対応 or 非対応
    4. 【防犯カメラの選び方・ポイント4】カメラ性能(画角・ズーム・パン・チルト)
    5. 【防犯カメラの選び方・ポイント5】屋外対応 or 非対応
  4. 防犯カメラをポケットWiFiで使うならお試しプランや縛りなしがおすすめ
    1. 【おすすめのポケットWiFi1】FUJI Wifi(フジワイファイ)
    2. 【おすすめのポケットWiFi2】どんなときもWiFi
    3. 【おすすめのポケットWiFi3】Mugen WiFi(ムゲンワイファイ)

ポケットWiFiで防犯カメラ(ネットワークカメラ)を使えるがおすすめしない

防犯カメラ(ネットワークカメラ)は、ポケットWiFiで使えるのか、気になりますよね。結論からお伝えすると、使えますが、おすすめはしません。

その理由は、次の2つ。

  1. スリープモードに入る
  2. 短期の容量・速度制限にかかる

それぞれについて、詳しく説明していきますね。

【防犯カメラにはポケットWiFiをおすすめしない理由1】スリープモードに入る

ポケットWiFiは、通信を一定時間行わないと、スリープモードに入る機種が多いです。

スリープモードになると、ネット通信は切断されてしまいます。そうなると、防犯カメラの映像を遠隔で確認することはできません。

防犯や監視では、常時確認できることが重要なポイント。スリープモードに入るポケットWiFiでの使用は、最適ではありません。

【防犯カメラにはポケットWiFiをおすすめしない理由2】短期の容量・速度制限にかかる

ポケットWiFiには、短期間の通信容量による速度制限があるものも。そのため、通信量の多い防犯カメラをポケットWiFiで利用するのは、おすすめではありません。

短期間の速度制限とは、1日や3日間の合計で10GB以上使うと、速度制限にかかるというもの。

制限される期間は、18時~翌日2時頃までの数時間です。制限後の通信速度は、最大1Mbps程度。

なお、月間容量が無制限でも、短期の速度制限にかかるポケットWiFiもあります。

ネットワークカメラを接続するなら、短期の容量制限があるポケットWiFiは、避けた方が良いでしょう。

ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点3つ

ポケットWiFiで防犯カメラを使うときには、次の3つの注意点があります。

  1. 無線接続できるカメラを選ぶ
  2. 容量無制限の料金プランを選ぶ
  3. 高画質で使用しない

それぞれの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。

【ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点1】無線接続できるカメラを選ぶ

ポケットWiFiで防犯カメラを使うためには、無線接続可能なカメラを選ぶ必要があります。

一般的に、ネットワークカメラの接続タイプは、次の3種類。

<ネットワークカメラの接続タイプ>

  1. 有線接続
  2. 無線接続
  3. 有線・無線両方可能

有線接続とは、ルーターとカメラをLANケーブルでつなぐ方法です。

ポケットWiFiで利用するなら、カメラ側が無線接続に対応していなければなりません。(例外として、一部、有線接続可能なモバイルWiFiもあります。)

【ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点2】容量無制限の料金プランを選ぶ

ポケットWiFiで防犯カメラを使う場合は、容量無制限の料金プランがベストです。

ポケットWiFiの料金体系には、大きく分けると、次の2つがあります。

上限ありのプランには、月間容量が7GBのものもあります。しかし、ネットワークカメラのデータ通信量は、膨大。月間7GBでは、まったく足りません。

防犯カメラを接続するなら、通信容量が無制限の料金プランを選択しましょう。

【ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点3】高画質で使用しない

ポケットWiFiで防犯カメラを使うときには、カメラの解像度を落とすことも重要。高画質で通信すると、データ容量を大量に消費するためです。

ビットレート3Mbpsの高画質の場合は、1秒あたりの通信量が0.375MB。1時間で1.35GBも使用します。

ただ、ネットワークカメラでは、解像度や画質の設定を変えられるものが多いです。たとえば、I-O DATAの「Qwatch(クウォッチ)TS-NA220W」だと、ビットレート2M~128Kまでの設定が可能。

ポケットWiFiで防犯カメラを使う際には、高画質で接続しないよう気をつけましょう。

参考元:I-O DATA

防犯カメラ(ネットワークカメラ)の選び方やポイント5つ

防犯カメラを選ぶときに見るべきポイントは、次の5つがあります。

  1. サイズ・デザイン
  2. 取り付け方法
  3. ワイヤレス対応 or 非対応
  4. カメラ性能(画角・ズーム・パン・チルト)
  5. 屋外対応 or 非対応

それぞれのポイントについて、以下で解説していきますね。

【防犯カメラの選び方・ポイント1】サイズ・デザイン

防犯カメラを選ぶ際には、サイズやデザインも気にしましょう。

サイズの大・小により、下記のような違いがあります。

<防犯カメラのサイズによる違い>
サイズ 特徴・メリット
・威嚇の効果あり
・犯罪の抑止になる
・インテリアになじむ
・圧迫感や威圧感がない
・侵入者に気づかれにくい

雰囲気を重視する場合は、インテリアになじむ、サイズの小さいものが適しています。また、小さいと侵入者に見つかりにくく、犯罪時にカメラを塞がれる心配が少ないです。

逆に、サイズの大きいものは、威嚇の効果があります。空き巣などの犯罪を未然に防ぎたい場合は、あえて目立つタイプを選ぶのも良いですね。

目的に応じて、サイズやデザインを選びましょう。

【防犯カメラの選び方・ポイント2】取り付け方法

防犯カメラを選ぶときには、取り付け方法も大事なポイント。

住居のタイプや設置場所によっては、取り付けられない場合もあるためです。

防犯カメラの取り付け方法の種類

防犯カメラの取り付け方法には、次のようなタイプがあります。

<防犯カメラの取付方法の種類>

  • 置き型
  • クリップ式
  • ビス止め

置き型は、固定する必要がなく、室内に置くだけで自立する形状のもの。

クリップ式は、ドアなどに挟んで使います。ビス止めは、ネジ等で壁に固定するタイプです。

住居タイプ・設置場所による取り付けの可否

防犯カメラの取り付け可否は、戸建てかマンションか、持ち家か賃貸かによって、以下のように異なります。

<防犯カメラの取り付け可否>
住居タイプ 設置場所別・可能な取付方法
戸建住宅
(持ち家)
【外部】ビス止め
【玄関ドア】ビス止め・クリップ式
【室内】すべて可能
戸建住宅
(借家)
【外部】取り付け不可
【玄関ドア】クリップ式
【室内】置き型・クリップ式
分譲マンション 【共用部分】取り付け不可
【玄関ドア】ビス止め・クリップ式
【室内】すべて可能
賃貸マンション 【共用部分】取り付け不可
【玄関ドア】クリップ式
【室内】置き型・クリップ式

戸建住宅で持ち家の場合、基本的にはどんな方法でもOKです。ただ、外部に設置する場合は、固定する必要があるため、ビス止めするのが現実的でしょう。

戸建てでも借家の場合は、壁に傷を付けない方が良いですね。なので、クリップ式や置き型が向いています。

アパートやマンション等の集合住宅の場合も、分譲か賃貸かで異なります。

分譲マンションの場合、室内についてはビス止め等も自由に可能。ただし、分譲であっても、外部廊下などの共用部分には、設置してはいけません。

また、賃貸アパート・マンションの場合は、壁に傷を付けると、退去する時に原状回復する義務があります。ビス止めを行うと、場合によっては数万円の修復費が必要。なので、置き型やクリップ式が良いですね。

住居タイプや設置場所によって、取り付け方法を選びましょう。

【防犯カメラの選び方・ポイント3】ワイヤレス対応 or 非対応

防犯カメラを選ぶときは、ワイヤレス対応かどうかも、見るべきポイントです。

「ワイヤレスかどうか」には、次の2つの意味があります。

  • ネット接続が有線か無線か
  • 電源供給が配線ありか無しか

ネット接続の有線・無線については、本記事内の「ポケットWiFiで防犯カメラを使うときの注意点」をご参照ください。ここでは、電源供給について、解説していきますね。

防犯カメラの電源には、以下のようなタイプがあります。

<防犯カメラの電源タイプ>

  • 有線(配線工事等が必要)
  • コンセント使用
  • バッテリー内蔵
  • モバイルバッテリー使用

上記の中で、ワイヤレスに分類されるのは、バッテリー内蔵型や、モバイルバッテリーで動くタイプ。ワイヤレスだと、好きな場所で気兼ねなく使えるのが良い点です。

一方で、配線工事を行うタイプは、バッテリー残量を気にしなくてよい点がメリット。ただし、設置場所を考える必要があり、賃貸だと原状回復の義務もあります。

利用状況や設置場所に合わせて、電源タイプを選択しましょう。

【防犯カメラの選び方・ポイント4】カメラ性能(画角・ズーム・パン・チルト)

防犯カメラを選ぶときには、カメラ性能も重要です。たとえば、画角やズーム機能など。それによって、写り方が異なるためです。

ズームには、映像を引き伸ばすデジタルズームや、遠くのものも写せる光学ズームなどがあります。広いスペースを写すなら、光学ズーム(望遠機能)があると便利ですね。

画角は、撮影できる範囲(角度)のことです。画角が狭いと、写したい箇所がすべて画面に収まらないことがあります。その場合は、広角のカメラを選んだほうが良いでしょう。

また、カメラのレンズ自体を動かせる機種もあります。この機能を、パンやチルトと言います。パン・チルトでレンズを動かすと、ほぼ360度写すことが可能です。

用途や設置場所により、カメラ性能を選びましょう。

【防犯カメラの選び方・ポイント5】屋外対応 or 非対応

防犯カメラを選ぶ際は、屋外対応かどうかも確認しましょう。設置場所によっては、屋外対応が必要になる場合もあります。

屋外対応の防犯カメラの特徴は、以下のような機能がある点です。

<屋外対応の防犯カメラの特徴>

  • 防滴・防水機能
  • 防塵機能
  • 夜間撮影・暗視機能

外部で使用する場合は、防水機能は必須ですね。また、夜間の不審者対策には、赤外線等で暗視ができることも大切なポイントです。

防犯カメラをポケットWiFiで使うならお試しプランや縛りなしがおすすめ

ポケットWiFiで防犯カメラを使うのは推奨しないことを、ここまでお伝えしてきました。ただし、最初に書いたとおり、使うことは可能です。

どうしてもポケットWiFiで防犯カメラを使いたい方におすすめなのが、無制限プランです。防犯カメラのデータは大きいため、容量制限があるとすぐに使い切ってしまいます。

そこで、通信容量が無制限のポケットWiFi3選をご紹介します。

<おすすめのポケットWiFi3選>

  1. FUJI Wifi(フジワイファイ)
  2. どんなときもWiFi
  3. Mugen WiFi(ムゲンワイファイ)

それぞれのポケットWiFiの特徴について、以下で見ていきましょう。

【おすすめのポケットWiFi1】FUJI Wifi(フジワイファイ)

外出中にも使うポケットWiFiとして、おすすめなのはFUJI Wifi(フジワイファイ)。推奨ポイントは、次のとおりです。

<FUJI Wifiのおすすめポイント>

  • 月間データ通信容量が無制限(快適!クラウドプラン)
  • 3日間10GBの制限なし
  • 解約違約金0円
  • 端末代金が無料

以下、FUJI Wifiの概要をご紹介します。参考にしてみてくださいね。

<FUJI WifiのポケットWiFiの概要>
料金プラン 快適!クラウドプラン 25ギガプラン
契約期間 縛りなし 縛りなし
事務手数料 3,000円 3,000円
端末代金 0円 0円
月額料金 3,980円 2,480円
解約違約金 0円 0円
キャッシュバック 0円 0円
月間通信容量 無制限 25GB
3日10GB制限 無制限 無制限
同時接続台数 10~15台 10~15台

そのほか、容量のことなるプランや、SIMカード単体での貸し出しも。回線は、Softbank・docomo・auのトリプルキャリア。

FUJI Wifiなら、ニーズに合わせた契約プランが見つかります。

【おすすめのポケットWiFi2】どんなときもWiFi

どんなときもWiFiのおすすめポイントは、下記のとおりです。

<どんなときもWiFiのおすすめポイント>

  • 月間データ通信容量が無制限
  • 3日間10GBの制限なし
  • 端末代金が無料

以下、どんなときもWiFiの概要を記載いたします。

<どんなときもWiFiのポケットWiFiの概要>
料金プラン データ放題プラン (クレカ払い)
契約期間 2年
事務手数料 3,000円
端末代金 0円
月額料金 (1~24か月目) 3,480円
月額料金 (25か月目以降) 3,980円
解約違約金 (0〜12か月目) 19,000円
解約違約金 (13〜24か月目) 14,000円
解約違約金 (26か月目以降) 9,500円
解約違約金 (契約更新月) 0円
キャッシュバック 0円
月間通信容量 無制限
3日10GB制限 無制限
同時接続台数 5台

どんなときもWiFiの魅力はトリプルキャリア対応であること。docomo、au、softbankのなかから、その時のつながりやすさに合わせて最も良い回線を選択してくれるところが魅力です。

注意すべき点は違約金がかかること。最大19,000円になるので、短期で解約する可能性のある人には向きません。

長く使いたいならば、繋がりやすくて便利でしょう。

【おすすめのポケットWiFi3】Mugen WiFi(ムゲンワイファイ)

Mugen WiFi(ムゲンワイファイ)のおすすめポイントを、紹介していきますね。

<Mugen WiFiのおすすめポイント>

  • 月間データ通信容量が無制限
  • 3日間10GBの制限なし
  • 端末代金が無料

下記は、Mugen WiFiの概要です。ぜひ参考にしてみてください。

<Mugen WiFiのポケットWiFiの概要>
料金プラン MUGEN アドバンスプラン MUGEN 格安プラン
契約期間 2年 2年
事務手数料 3,000円 3,000円
端末代金 0円 0円
月額料金 3,880円 3,280円
解約違約金 (初月) 0円 0円
解約違約金 (1年未満) 9,000円 9,000円
解約違約金 (1~2年未満) 5,000円 5,000円
解約違約金 (25か月目以降) 0円 0円
キャッシュバック 0円 0円
月間通信容量 無制限 無制限
3日10GB制限 無制限 無制限
同時接続台数 5台 5台

Mugen WiFiは無制限にも関わらず料金が安いのが魅力。SoftbankのLTE回線を使っているので対応エリアが広いのも特徴です。

繋がりやすくて安い、無制限のポケットWiFiを求めている方におすすめします。ただし、2年未満で解約すると違約金がかかるため、途中解約する可能性がある場合は注意が必要です。

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